Mac Pro Mid 2010でmacOS Ventura 13.4を使っていたところ、急にBluetoothマウスが使えなくなってしまいました。
OpenCore Legacy Patcher 0.6.5のPost Install Patchを再インストールしても動作しなかったので、思い切ってOpenCore Legacy Patcher 0.6.7をインストールしてみました。
結論は、止めておけば良かったです。
上掲の記事でも書いたOpenCore Legacy Patcher 0.6.6同様に0.6.7もPost Install Patchをインストールしたところ、macOSの起動途中でプログレスバーがまったく動かなくなってしまいました。
ただ、前回と異なるのは、前回の再インストール作業の途中で、OpenCore Legacy Patcher 0.6.5を使ってmacOS Ventura 13.1のインストールメディアを作っていたことです。今までmacOS Catalina Patcherのインストールメディア以外でmacOSをMac Pro Mid 2010にクリーンインストールできた例しがありませんでした。しかし、前回作成したOpenCore Legacy Patcher 0.6.5 + macOS Ventura 13.1のインストールメディアは起動、OSインストールともつつがなく完了することができました。
macOS 13.1で起動した後にTime Machineのバックアップから復旧させようとしたところ、バックアップがmacOS Ventura 13.4にアップデートした状態のスナップショットだったため、OSのアップデートを促されました。ダメ元でそのまま促されるままに13.4までアップデートしてみると、これまた不思議なことに何の問題もなく13.4にアップデートが完了し、Time Machineのバックアップ時点まできれいに復旧することができました。Catalinaを経ることなく直接macOS Venturaに戻せたのはとても効率が良く、嬉しい誤算でした。
ふと、今までmacOS Venturaのインストーラを使って再インストールして失敗したときと、今回の違いを考えてみたところ、キーボードとマウスがポイントのような気がしてきました。今までmacOSの再インストール時はマウスだけUSBドングル付きのワイヤレスマウスを使い、キーボードはMac Proに同梱されていたAppleの純正キーボードを使っていました。ただ、macOSのインストーラ起動後にApple純正キーボードだと入力を受け付けてもらえないことがしばしばあったので、今回はHHKBをUSBハブ経由で接続してインストールしたのです。もしかしたら今まではmacOSのインストーラが上手くキーボードを検出できずに途中でハングしていたのかも知れません。今度時間があるときにもう少し切り分けをしてみたいと思いました。
図らずもmacOSをより短時間で再インストールする方法を得られたので、今回の再インストール作業は無駄ではなかったです。
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