宴のあと

宴のあと

まだ暑いけど、日が落ちると、随分と涼しくなり、ああ今年の夏もそろそろ終わりかと感傷に浸ってしまう。ただ油断すると残暑ってやつが、じりじりとしぶとく続くため、そう安穏としてもいられない。そんな夏の終わりの時期は宴のあとによく似ている。

詩人は一足早く、秋のあしあとを知る。詩人はその筆跡を辿って歩く。日の落ちる頃、イルカの群れのような、もこもことした雲に日の光が反射して、虹のように映えた彩雲が見える。

その美しい景色に囲まれ、詩人は言葉巧みに詩を書く。さながら、宴のあとの余興ごとくに 。

後記
今日は。帰り際、久しぶりに最初の配属当時の部署で、懇意にさせていただいた年かさの人に会い、うれしかった。もう定年退職して正社員ではないみたいですが、頑張ってたんだあっと、思うと複雑に。。。その方も私と同じ独身ですが、もうすっかり余生を楽しんでいると思ったので。Ｍｅは定年退職したら、もう仕事はせず、好きなことをやってやろうと思っていますが、やっぱりその年齢になっても仕事しなくては生きていけないのかなあ。まあ今から悩んでも、しょうがナイン好けど。。。カカ。。。