データサイエンティストになりたいはナンセンス?
ここのところデータサイエンスの講義について色々と考えながら周りの人と議論していたのですが、
ただデータサイエンティストになりたいと言っている人は、YouTuberになりたいと言っている人と同じで
ナンセンスなのでは?と思い始めてきました。
結局、教材用のデータセットをどっかから持ってこないといけないのですが、実践的なデータセットを
対象にすると、どうしても専門分野のデータセットになってしまう。
つまりそのデータの説明変数がどう互いに関係しているのかということは専門家でない限り分からない。
つまり機械学習やらDeepLearningで解析するにしても、最後にはその説明変数との因果関係を説明
するには専門知識が必要で、これはデータサイエンティスト以前の問題なんですね。
つまり、自分の興味のある分野(YouTuberの場合はコンテンツ)があって、その仕事に携わりたいというのが
第一義にあって、データ分析というのは、その過程で使用する手段であって目的そのものではない。
つまりでデータサイエンティストになりたいという人は目的と手段を履き違えているんですね。
だからデータサイエンティストになりたいという人はナンセンスなんじゃないかと思う訳です。
まあそれでも機械学習やDeepLearningのことを教えなければいけないというジレンマがあるのですが。。。
自分の思いとしては、データサイエンティストになりたいではなく、まず自分がどんな分野に興味あるかを
明確にして、その分野について徹底的に勉強せよ、データサイエンス(データ分析)は、その先にある
手段なのだ、ということをまずは教えたいですね。
皆さんはどんなご意見をお持ちでしょうか?