ナカナカピエロ おきらくごくらく

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ドッペルゲンガー

2011-03-31 00:11:24 | 日記
ドッペルゲンガー

ちょっと前になるが、復職の疲れが出たのか、頭痛で有給休暇を取らしてもらったことがある。

毛布にくるまって寝ていると、玄関のチャイムが鳴って、戸を叩く音が聞こえたが、体がだるくて起き上がれなかった。

その後、姉のような女性が部屋に入ってきたような気がした。私はうつろになりながら立ち上がり、その女性に近寄ろうとしたが、女性は何やら言い訳めいたことを言い始め、そこで私の記憶は途切れた。どちらも私は”毛布にくるまって寝ていた”ので、その二つが現実なのか夢なのか未だに分からない。

ようやく体を起こして椅子に坐ったが、二時間ほど何もせず、ただ虚空を眺めていた。

外へ出て、街中を歩いていたが、今一つ意識が釈然とせず、雲の上を歩いているようだった。生きてもおらず、死んでもいない境目を、私は歩いているようだった。

それをなじみの整体師に話したら、「それ、やぱいっすよ。」と言われた。

ドッペルゲンガーという言葉をご存じであろうか。生きている間にもう一人の自分を見ると言う怪奇現象だ。ドッペルゲンガーにあった人は死期が近いという。

うわさなので嘘か真か分からないが、芥川龍之介はドッペルゲンガーにあったそうだ。部屋の戸を開けたら、自分とそっくりな人間が立っていたという。この体験を書いた原稿があるが、近親者の意向から、未だ公開されてないと聞いたことがある。これが事実と言う信憑性は全く保証できないが。。。

芥川龍之介は自分が母と同じように発狂するのではないかと危惧し、漠然とした不安という不透明な理由で自殺をした。晩年の「歯車」などの作品は、かなり精神的に病んだ様子を伺わせている。

Meの場合はどう解釈すれば、よいのかしら。。。ただ寝ぼけていただけ。というオチがふさわしい。
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頭痛

2011-03-30 02:59:57 | 日記
頭痛

私は頭痛持ちである。

とみに最近、残業をして少しでも無理をすると頭が痛くなる。だからバファリンは常に常備しておかなければならない。ただ、バファリンを服用しただけでは収まらず、寝ないと治らない。だから朝から頭痛の時は、年休を取って休む。一番つまらない年休の取り方である。

私の親友は群発頭痛なるものにかかったことがあるそうだ。医者からは、アルコール類を飲むと頭が痛くなると、言われた。酒が何より好きな親友もさすがに、この時は酒を絶ったようだ。ただ一カ月程して、お酒をのんでみたら、なんともならなかったので、それを皮切りにそのまま飲み続けているそうだ。

私の場合、毎日背負っているリックサックが重いせいだ。今でも毎日、数学の本を4,5冊は入れている。学生時代からっずっと、毎日、教科書など全部持ち帰らないと済まない人間だ。しかし、これを打開する方法がある。さっさと勉強して、本を読み終えてしまえばいいのだ。でも読み終えると、次の本が私を待っている。シジフォスの岩だ。

私はなぜこのような試練を自身に課すのだろう。いやいや、私にはもっと重い人生なるものを背負っているではないか。いや、私の人生と数学の本の重量を比べれば、数学の本の方が。。。

とりあえず、マッサージに行ってこようっと。
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沢蟹

2011-03-29 00:57:54 | 日記
沢蟹

小学生のときだろうか。

私の家は高台にあって、すぐ下には電車が通っていた。
それは山を切り崩したもので、濡れた山肌がそのままむき出しになっていた。そこには沢蟹が沢山おり、友達と取りに行って遊んだことがある。

そこは侵入禁止の敷地になっており、私たちは電車がくるたびに隠れては、沢蟹をとっていた。

沢蟹といえば、宮沢賢治の「やまなし」を思い出す。クラムボンとは何か、未だに謎のまま。こんな幻想的な作品はなかなかない。宮沢賢治の作品の中でも際立って、たくいつした作品であると、私は思う。大人が考えても面白いし、幼少の子供に問いかけても面白いと思う。何より想像力を喚起してくれる作品だ。

私も、やまなしのように、ぷあぷあしたい。
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花見

2011-03-28 01:45:02 | 日記
花見

もうすぐで、4月になる。
桜のつぼみもぷっくりとふくれて、もうすぐ咲きそうだ。

会社に入ってまだ若い頃、私ともう一人の同僚が幹事となり、みんなで花見をしたことがある。

場所は鎌倉山。食事の手配やビールなどの飲み物も調達した。10時半集合、11時開始予定。あとは場所取り。

私たちは二人は、朝6時半ぐらいには鎌倉山に到達し、好位置をkeep。後は集合時間まで待つのみ。同僚は気がきく人で、寒いと思ったから持ってきちゃった、といってフリスビーを荷物から出した。私たちは、フリスビーで遊んで、時間を潰した。

無事、皆を連れてきて、鎌倉山で花見を始めると、なんとも和やかな時間を過ごせた。みんなも楽しかったと言ってくれ、幹事冥利につきるといった感じだ。

私にはもう一つの花見があった。

仕事で夜遅くなり、会社の寮に帰る道すがらの、とある桜の木である。外灯の白色電球に照らされ、暗い夜に真っ白な桜の花が浮き上がるように、艶やかに咲いていた。私以外は誰もいない。その夜桜は、まるで美しく綺麗な女性のようだった。眺めるには良いが、手で触れれば刃物のように切れて血が流れるほどの美しさ。こういう花見もいいものだ。

後記
被災地の方々に春が訪れんことを。
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孤独

2011-03-27 03:07:09 | 日記
孤独

孤独は私の友達である。

もちろん一人っきりで社会を生きることはできないぐらいは知っている。一人で寂しく思うこともある。

でも何故か私は人を遠ざけ、人と距離を持とうとする。私をよく知る高校時代からの親友は言う。自分から親しくなろうと絶対しない。親しくなっても、一定の距離を保って人を避けていると。図星だ。

いつからそうなったか分からない。今でも、私は、人として何か大切なものが失われているような気がする。多分、何かが、無意識の底に潜み込み、私の知らないところで私の人格が形成されていったのだろう。

私は、人を嫌い、孤独に安住する。
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餃子

2011-03-26 00:31:44 | 日記
餃子

餃子は好き。

母と私は、よく姉夫婦と甥っ子の家族に招待され、餃子パーティーをしている。だいたい、少し早く行って餃子の皮を包む、お手伝いをする。それを私がよく行く整体師の人に話したところ、会うたびに今日は餃子パーティーじゃあないんですかあ、と言われてしまう。

私はチャーハンが大好きなので、サイドメニューでよく餃子を頼んだが、今はカロリーのことを考え節制しているので頼まない。

一回ひどい体験をしたことがある。箱根においしい餃子専門店があるということを知り、何もすることがなかったので食べようと思って、箱根まで行った。そこの餃子専門店は年季の入った店だった。

冬だったのでスタミナ餃子を頼んだ。これがミス・オーダーだった。出てきたのは、ニンニク一個そのまま包まれて焼き上げられただけの餃子10個。まさか、まるのままで出てくるとは。。。これはきつかった。半分ぐらい食べたところで気持ち悪くなり、全部食べられなかった。外へ出ても明らかにニンニクくさいのが自分でも分かった。

餃子を頼んで、”はずれ”に出会うことはほとんどないが、これは例外らしい。

後記
今日は遅くまで残業。障害対応の続き。影響範囲を調べるツールを作って、お遊び。まあオモチャみたいなもんだが、久々にプログラミングして感が鈍っていることに気がつく。予想外に時間がかかってしまった。
でも今の私は数学さえできればもう良いのだ。
I love mathematics.
(内田裕也の決めゼリフ、ロックン・ロール!みたいなノリで。。。)
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チャーハン

2011-03-25 00:46:16 | 日記
チャーハン

私はチャーハンが好きだ。

昔はおいしいチャーハンのお店を見つけると通いつめたが、今はあまり食べなくなった。強いて言えば、王将のキムチャーハンを、たまに頼むぐらいだろうか。

高校生の頃、友達に誘われ、とある中華料理屋のチャーハンを食べたが、とてもおいしかった。私は何度もその店に足を運んだ。そこには3姉妹と思われる紺の制服を着た看板娘がいた。看板娘と言っても、皆50歳ぐらいのおばちゃんだった。店のオーナーなのか、料理人に激を飛ばし、愛想がない、なんとも異色な三人だった。

さすがに今はもうないだろうなあと思う。
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乾布摩擦

2011-03-24 01:26:15 | 日記
乾布摩擦

幼少の頃のとある日、一家早起きの私たち家族は、父の一声で私と姉の三人で上半身裸になり、外の庭で乾布摩擦をよくした。果たして、今時、乾布摩擦をする人がいるだろうか。

庭でへちまを育てたことがある。
父と一緒にお風呂に入ると、そのへちまで父の背中をゴシゴシと洗ってやった。一時期なぞ、たわしで背中を洗ってやったこともある。

休日の日には、よくうつぶせになった父に、背中に乗って足踏みしてくれ、とよく頼まれた。

昭和一桁世代の人は、みんなこんな感じだったのだろうか。。。私の父と母は、私から見ると大分変わっている。二人の遺伝子を受け継いだ私は、当然、それ以上に、変わり者であることは、言うまでもない。
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満員電車

2011-03-23 03:21:20 | 日記
満員電車

今、会社へは一駅だ。
就職の面接でも県外への勤務は断った。

理由は大学への通学で、毎日、満員電車にうんざりしていたからである。またその満員の凄さは半端ではなかった。

その長い満員電車生活の中で耐え凌ぐテクニックを学んだ。そのいくつかを紹介しよう。

その一

つり革は人の後ろから持つべし。
つり革を持って安心するとひどい目にあう。席の手前で持つと人ごみの圧力で、エビ反りになる。私はその可哀想な程きれいなエビ反りの姿を見ては笑っていた。
まず、つり革を確保したら、半身に構えて立つ。人がなだれ込んだ時に、なだれ込んだ人が自分より前に来るような体勢を作るのだ。そうするとエビ反りにならず、かつつり革もkeepできるという好条件を得ることが出来る。このテクニックはぜひ実践して頂きたい。

そのニ

女性に注意すべし。
なるべく女性から離れた方が良い。満員電車では不可抗力で胸やお尻に触れてしまうことがある。痴漢に間違えられると面倒なので、触らぬ神にたたりなしである。
また、前から思っているのだが、女性には満員電車にハイヒールを履いて来るのは遠慮願いたい。ハイヒールは凶器である。友達から伝え聞いた話では、ハイヒールで足を踏まれ、足の指を複雑骨折したやつがいるということだった。

その三

席に座っても安心するべからず。
真夏。満員電車を前にして冷房は無力である。窓を開けて風を受けた方がよっぽど良い。
真冬。座席の暖房はまるでお好みや焼きの鉄板のように熱くなり、低温やけどをする場合がある。座席で目玉焼きができるのではないかと思うほど熱くなる。満員電車の中で鉄板焼きにされるのは御免である。汗びっしょりになり、風邪を引く。厚手の洋服は脱いで座るべし。

満員電車は、もう懲り懲りである。
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もぐら

2011-03-22 03:00:18 | 日記
もぐら

就職するまで、実家の一軒屋に住んでいた。
父の会社が土地を買い取り、社員に分譲したのだ。その前は野原だったという。

小さい頃、地鎮祭なるものを不思議に眺めていた。家が出来て住み始めると、あちこちの土に穴が空いているのを見つけた。もぐらだ。

いつぞや、飼い犬がワンワン吠えているので、様子を見に行ったら、もぐらが死んでいた。何かイメージとはことなり、気持ち悪かった。

・・・・・・・・・・・・・・・

私は、今、もぐらのような生活をしている。日の目を見ない暗い道の中で暗中模索している。
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