ナカナカピエロ おきらくごくらく

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横浜トリエンナーレ

2011-10-31 00:52:39 | 日記
横浜トリエンナーレ

BankARTと横浜美術館の2つの会場を見てまわった。

BankARTは結構ゆっくりと見れたが、横浜美術館は人混みでよく見れなかった。思うに人が群がるアート展って、あんまり印象が良くない。

特に暗室で映像を見るところなど、長蛇の列となっており、こんなん並ぶの阿呆や、と思ってしまう。どうせ中に入っても無意味な映像が、あたかもメッセージ性を持っているかのごとく、垂れ流れているだけなのだから。

そんなもんだから、早々に出て、皆が見終わって出てくるのを数学の本を読みながら待っていた。

現代アートって、やっぱりちょっとアウトロー的な感じの方がよい。長蛇の列を待って並ぶのは、仏さまを拝む以外は、自分に合わないと思った。

後記
日曜は江と塚原ト伝でおきらくごくらく。
最近は複素数ときどきリーマン幾何でおきらきごくらく。

続後記
横浜美術館のショップで、夏目漱石の「草枕」があった。しばし立ち読み。

智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。 意地を通せば窮屈だ。とかく人の世は住みにくい。

懐かしい冒頭、高校生の頃、読もうとして挫折した「草枕」。今なら読めそうな気がした。
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赤毛のアン

2011-10-30 00:34:43 | 日記
赤毛のアン

私は赤毛のアンの映画が大好きである。

やせっぽちで、賢く、おてんばで、夢見がちな赤い毛をした女の子。孤児院からグリーンゲーブルズの美しい自然の中、老兄弟に引き取られ、自由奔放に育てられ、成長していくアン。続編もあり、アンが教壇に立って、幼ななじみと結婚するまでを描く。

中でも私が好きなとっておきのシーンがある。

いつもアンに優しかった歳老いた兄が亡くなり、一人残された歳老いた妹のマニラが田畑と家を売ると言いだした時、アンは進学をあきらめ学校の先生になるから大丈夫、というシーン。マニラはアンに進学をあきらめてはいけないと諭すが、アンは反論する。「いくら言ってもだめよ。ここの家で育てられ、あたしも十分頑固な女になってしまったんだから」と。マニラは涙を流して、優しい子だねと言って、アンを抱きしめる。私も思わず涙。

この映画を見ると、ハリーポッターなど、おもしろくもおかしくもない。

私のおすすめ。
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家庭科の時間

2011-10-29 03:37:57 | 日記
家庭科の時間

小学生だった頃、家庭科の時間があった。

つい最近、洋服のボタンが取れてしまい、久しぶりに針に糸を通して、ボタンを付けた。今でも忘れていない。小学生の時に家庭科の時間で習ったことを今でも覚えている。

かように考えると、家庭科の時間って、結構、重要じゃん、って思ったりする。

料理の時間の時に食べた鮭のムニエルは忘れない。とてもおいしかった。そしてなにより残念なのは、ごはんとお味噌汁を作る日に、熱が出て休んでしまったことである。

男の家庭科教室などがあったら、通ってみたいと思う。
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TPP

2011-10-28 01:45:49 | 日記
TPP

最近、よく報道されているTPP。
国家間の関税を完全に無くし、本当の自由貿易が始まる。究極の至上資本主義。鎖国していた日本がペリーの来艦により開国を迫られたことと同じようなことが、全世界でグローバルに展開されている。毒にも薬にもなる厄介な問題だ。多分、新たな格差社会が生まれることだろう。

私的にはもうちょっとよく検討する必要があると思う。EUをみていれば、分かるだろう。つまり責任とか保証等のリスクに対する条項もきちんと決め、最悪のシナリオを考えた時の救済のシナリオを作っておく必要がある。

TPPは避けられないが、それが全世界の人達が幸せになれるためのものかを検証する必要がある。

なんのためのTPPか、今一度、世界中の全ての国は考え直してみたらどうだろうか。
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唯我独尊

2011-10-28 01:36:39 | 日記
唯我独尊

唯我独尊である。

なぜなら一人だけ孤立して仕事をしているからである。我、唯一人のみゆえ孤独に尊ずるのである。だから、どうあがいても唯我独尊にならざるを得ないのである。

若い担当者と進めていた作業も完了し、自分からやると言いだして作業していた仕事も今日付けで作業完了した。そして課長から指示された次の仕事も私一人でやる作業である。場所は同じだけど、皆とは違う時間を一人過ごしている気がする。まあ放任主義の課長だから、自分のやりたいようにできて、それなりに楽しい。おきらくごくらくである。

今日は産業医と面談。全然守ってなかった残業制限も11月付けで解除された。

そろそろ部署を移動したいな。
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シャワー

2011-10-27 04:03:12 | 日記
シャワー

もう11月になろうというのに暑い。
今でも扇風機をまわしている。しかしお風呂のシャワーはさすがに暖かいお湯で浴びないと風邪をひきそう。

今の給湯設備は台所と同じ経路でお湯がくるものだから、両方いっぺんに使用すると量が減って、ちょろちょろと湯圧がなくなる。

私が寮生活をしていた頃もこの現象が起きていた。大浴場でシャワーが15個ぐらいついているため、お湯が出ない処と出るところがあった。

一番ひどかったのは、一人で大浴場に行き、お湯のよく出るところで、頭を洗おうとしたら、熱湯が脳天を直撃。熱っちー!と狂い叫び、おまえは熱湯コマーシャルかっ!と、シャワーにツッコミを入れたこと。

皆様もシャワーに気をつけなはれ。

後記
熱湯コマーシャルを知っている人も少ないだろうなあ。これもオヤジギャグになってしまうのね。。。
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ラストマネー 愛の値段

2011-10-26 00:09:31 | 日記
ラストマネー 愛の値段

久しぶりにいい番組だった。
だから、NHKのドラマは好きだ。

しかし内容は重かった。心臓の上を鈍器で強く押されたような言葉に出ない問題提起。実は、この番組は、私の精神状態には良くなかった。人間の命に引き換える保険金。そのために殺人事件を犯す。それは愛のためか。金のためか。でも本当は分かっている。人間は本当に愛する人のためなら命がけだということも。そして金のためなら人の命を引き換えにすることも。

やりきれない思いが詰まる。この番組のことを考え、鬱状態になることも、しばしば。でも私は逃げない。何事も物事の本質を見極めなければ気がすまないたちなのだ。そして、私はまだ悩んでいる。もちろん答えなど、はじめからないことを知っているから。

まだご覧になっていない方には、是非お勧めの番組です。

後記
今日は同じチームの担当者と回答をめぐり激論。傍から見たら、けんかしているように見えただろう。でも技術屋のいいところは、白黒はっきり決まるところ。だから、今の会社に入社した。論理的に筋が通っていることが分かれば、後はお互い笑いあうことができる。ラストマネーで悩む必要もない。やっぱり良かった。この仕事で。
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ホモロジー

2011-10-25 00:13:41 | 日記
ホモロジー

代数を勉強しているとホモロジーという言葉にぶつかる。
何だか訳の分からない記号が出てきて、全く無味で辟易していたが、次の本を読んで、ようやくホモロジーとは何か分かったような気がした。(P119 最後の2,3ページ)

  双書⑦・大数学者の数学
  カントル
  神学的数学の原型
  落合仁司著

数式はあまり出てこないから読みやすい。
本書は次元を超える様々な術をわかちやすく説明している。集合論 → 位相幾何 → 代数位相幾何 → ホモロジーへと。射影幾何の説明もある。理論の合間に神学が顔を出すが、神学に抵抗のある人は読み飛ばしてOK。全体的なまとまりがよく、様々に難解な概念を分かりやすく説明している。

今は初心に返って、複素関数の本を読んでいる。複素数には様々な魅力があるものだと、改めて感じ入った。興味のある方は是非。

どうも私は数学の形而上学的な処に憧れているようだ。
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人の世

2011-10-24 01:13:25 | 日記
人の世

人の世は祭りのようなもの。
大いに笑い、大いに怒り、大いに喜び、大いに嘆く。
人の世は、はかないもの。昔の人はとみにそれを感じていたことだろう。

織田信長の能の舞の一節。

思へばこの世は常の住み家にあらず
草葉に置く白露、水に宿る月よりなほあやし
金谷に花を詠じ、榮花は先立つて無常の風に誘はるる
南楼の月を弄ぶ輩も 月に先立つて有為の雲にかくれり
人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり
一度生を享け、滅せぬもののあるべきか
これを菩提の種と思ひ定めざらんは、口惜しかりき次第ぞ

なんとも確かな言葉。日本語は美しい。しかし私は人生を口惜しいと思わぬ。滅びようとも、それが菩提の種になるのであれば、それはそれで喜ばしいことではないか。しかし煩悩を持たぬというのも人間らしからぬこと。

年を経るごとに、煩悩が一つ、また一つと消え、菩提への階段をのぼって、雲間に消えていく。私もその階段を一つあがる整えをしなければならぬ年になったように思う。
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デザイン

2011-10-23 02:33:18 | 日記
デザイン

川崎市民ミュージアムで福田繁雄展を見た。

この前みた安野光雄もそうだが、エッシャーに影響を受けた人は多い。色々なトリックが隠されており、ユーモアのある作品ばかりだった。デザインのスケッチも公開されていたが、常に頭の中でデザインのことばかり考えていたのだろう。これだけの才能があれば、毎日面白い人生を歩んだことだろう、とも思った。

しかし美大を進学希望している甥っ子は違っていた。甥っ子曰く、確かにすごいことは認めるし、こう言う人がいたからこそ今があるとは思うけど、今の時代では通じない、そうだ。一ひねりではダメで、二つも三つもひねらないと、今の時代では通用しないらしい。将来、有望だ。

甥っ子には二つ言い渡していることがある。一つは、早く腕相撲で、私に勝つこと。そして、今まで誰も描いたことのない絵を描くこと。一つ目は話にならないが、二つ目はどうだろうか。写実はもう負けている。でも私もイラストを描く身。まだまだ負けられない。

甥っ子には大いなる壁になってやろうと思っている。いずれ、どちらも負けることは分かっているが、その日を楽しみにしている。

その時には、目じりにしわをよせて笑い、次の世代がやってきたことを喜び、次はおまえの番だと言って、バトンを渡してやろうと思う。
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