大分県議会議員・なかの哲朗です(^_^)

大分県議会議員の中野哲朗です。
誠心誠意、全身全霊をかけてがんばります👊

市議会全員協議会

2017-07-21 23:06:27 | 日記
今日は、市議会全員協議会が開かれました。 

おととい(19日)、気象庁が「平成29年7月九州北部豪雨」と命名した7月5日からの大雨による被害状況と今後の対応、補正予算の専決処分について、執行部から説明がありました。 

まず、被害状況の報告では、総務部長から詳細な説明を受ける中、直接自分の目で状況を確認していなかった花月川右岸の清水町住吉地区、花月川左岸の光岡橋付近、大鶴地区・鶴城町の古田地区を走る県道宝珠山日田線の写真がありました。いずれも護岸が激しくえぐられたり、いまだ道路が開放されないほどの土砂崩れの様子を確認。改めて、被害の大きさを実感しました。

住家被害は、市職員の懸命な被害状況調査によると、全壊15件、半壊32件、一部損壊17件、床上浸水332件、床下浸水781件の合計1,177件。このうち、全壊家屋について、罹災証明書が本日発行。災害援助法や災害援護資金等の概要、被災者の住まいに関する日田市独自の制度についても、説明を受けました。

また、昨日、被災者支援、障害物撤去、災害廃棄物処理など応急復旧のための費用30億1,149万8,000円の補正予算を専決処分しており、その概要についても報告がありました。

【専決処分とは】
時間的に議会の招集を待てない緊急の場合などに、市長が議会に代わって意思決定を行うこと。専決処分の後に、議会に報告をし、承認を求める議案の提出が必要。 (夕方のNHKニュース)

この補正予算の財源の46.7%にあたる14億723万7,000円は財政調整基金からの繰入れですが、災害復旧支援を目的とし、返礼品を希望しない「ふるさと納税」の2,726万1,000円が目を引きました(8日から18日までに1,457件)。 

【日田市ホームページ 補正予算(専決)の概要】
http://www.city.hita.oita.jp/material/files/group/1/2017-07.pdf
 
また、12日に安倍総理が日田市を視察した際、市は「激甚災害の早期指定」を要望の第一項目に掲げていましたが、本日、松本防災担当大臣から「被害状況調査の結果、激甚災害の基準に達し、指定する見込みとなった」との発表がありました。全国的な梅雨明けを待って、速やかに閣議決定したいとのことですが、指定を受けると、地方公共団体の行う災害復旧事業等への国庫補助のかさ上げなど、特別の財政援助・助成措置が講じられ、地方財政の負担緩和につながることから、復旧・復興の大きな後押しとなります。
 

今日の日田の最高気温は、36.7℃で、全国5位。明日は、「日本一のおんせん県おおいた」日田市が全国一の暑さを予想されています。くれぐれも、体調管理にはお気をつけください。

次男・順治朗からの暑中見舞い\(^_^)/

2017-07-20 22:53:50 | 日記
7月5日からの大雨による被害に対しては、日田市議会としても、議員個人、会派、常任委員会の単位で取り組んでいることをご紹介してまいりましたが、平時の対応というか、限られた任期の中で、答えを出す必要があるものもあります。今日は、5月の臨時議会による委員会構成とともに決定した政策研究会の初会合が開かれ、出席しました。

前期は、会員であった議員の任期途中での辞職に伴い、欠員となった分に私がオブザーバーとして参加していましたが、今回は、正式メンバー。今日の会議では、政策研究会が平成26年4月に制定された日田市議会基本条例を根拠とするものであることや、これまでの3年間の活動実績を振り返り、任期満了(平成31年4月)までの2年間、どのように取り組むのかについて協議しました。

政策研究会の前の会長は、飯田議長。

「若者が活躍するまちづくり」を具現化するため、「市議会と高校生との意見交換会」を実現するなど、心血を注がれました。昨年10月には、モデルとなる愛知県新城市を、議長はじめ会派「新世ひた」で訪問しました。今後、新城市の取組を参考としながら、「若者条例」(仮称)の制定を目指す方向性が確認されました。 

私は、新城市の取組が市長のマニュフェストを根拠としたものであることを指摘しつつ、日田市では、議会の提言を受け、第6次総合計画第1期基本計画に盛り込まれたことから、執行部の考えをしっかりと聞き取る場が必要ではないかとの提案をさせていただきました。若者が提言する場を設けたら、その声を具現化するための予算措置が必要であり、執行部との十分な協議は欠かせないとの考えです。

さて、今日のお昼は、お世話になっている方と再会し、日田やきそばの昼食をともにしました。日田の災害復旧についての、情報交換・意見交換をさせていただき、たいへん心強く、頼もしく、ありがたい時間でした。スピーディーな災害復旧のため、私も、さらに尽力したいと思います。 


そういえば、昨年9月議会。

「教育の政治的中立について」という内容で、教職員が実名で勤務先を明らかにした上で、SNSによる選挙運動を行うことの是非について質問をし、物議を醸したことをご記憶の方も多いと思います。同時に「災害復旧について」という質問をし、先般、策定された「BCP(業務継続計画)」とともに「査定前着工の制度」についての考えを確認したことは、あまり知られていないと思います。その時の答弁を根拠に、今回の豪雨災害に対する対応などを執行部に確認します。 

夜は、4月17日落成式を行った三芳公民館の建設に携わった委員会の慰労会に出席。地区内の自治会長さんたちと様々なお話ができて、今後の活動の大きなヒントを得ました。これからも、市議会議員として、市全域のために頑張るのは当然ですが、市の一部を構成する、生まれ育った地元のためにも力を尽くしていきたいと思います。

帰宅すると、次男・順治朗から暑中見舞いが届いていました\(^_^)/

「お父さん、いつもお仕事おつかれさま」

生意気だけど、可愛いやつです\(^_^)/

災害対応会議 by 新世ひた❗

2017-07-19 22:40:01 | 日記
今日は、会派「新世ひた」で災害対応会議。

発災以来、所属議員個人や会派で、災害現場把握のため各地区に足を運び、復旧に向けての要望等をお聞きしてまいりました。また、昨日までに、三つの常任委員会による現場視察も行ったことから、その報告も含めて、情報交換と意見交換を行いました。 (夜明地区)
(大鶴地区)
(東有田地区)
(小野地区)

私からは、7月10日に会派代表の石橋議員とともに、地元や保護者からの要望を執行部に伝えた夜明にこにこ保育園の保育の件を教育福祉委員会の居川議員(副委員長)に、また、河川の氾濫ではないのに内水が溢れて浸水被害を受けた丸の内町の今後の対策について産業建設委員会の三苫議員(委員長)に、協議等お願いしました。 

いずれも今日までに、委員会としてすでに動いているもの、情報を掴んでいるものでしたが、それぞれの議員が持つネットワークから出てきた要望や声が、会派を通して、委員会で共有できることは、とても有意義だと思います。 

さて、発災から2週間となり、今朝の西日本新聞には、「大分県被害206億円」との記事がありました。県のホームページで資料を見つけると、凄まじい被害状況がわかります。そのうち、日田市分は、ここまでのまとめで、2,350件の175億200万円とのことです。 

・農業関係 915件 12億7,500万円
・林業関係 481件 14億1,400万円
・道路関係(橋梁含む) 343件 53億8,900万円
・河川 395件 72億3,100万円
・砂防設備 45件 19億2,200万円
・上下水道 10件 1,000万円
・教育関係 31件 
 
大分県では、被災者・生活支援、農林水産業・商工業・観光への支援、社会インフラ等の復旧を盛り込んだ10億7,454万9,000円の補正予算を専決処分したとの報道がありました。

日田市では、あさって(21日)、市議会全員協議会が開かれるとの連絡がありました。災害に関する報告がありますので、被害状況や法整備について、勉強しておきたいと思います。

総務環境委員会で災害ごみ仮置場の現場視察👀

2017-07-18 22:37:19 | 日記
今日は、市議会に登庁する前に、三芳小学校に出向き、校長先生、教頭先生と今回の豪雨災害における学校の対応等について、お話する機会がありました(本命の用事は別ですが…)。前任が小野小学校だった校長先生。防災士の資格を持つ教頭先生。大雨警報や避難指示の発令等、日田市の体制が時系列でわかる資料があることを紹介すると、早速、学校の体制を検証しようという素早さ。子供たちの命を預かる責任感を強く感じました。 

発災から明日で2週間。

日田市議会では、平成26年12月に災害等対応指針を策定し、発災から1週間を経過し、復旧・復興期に入ると、常任委員会を単位とした情報収集を行うこととされています。今日は、総務環境委員会で災害ごみの仮置場となっている施設の現地視察に出かけました。 

まず、南友田町の浄化センター。
グラウンドには、土砂・家電4品目(テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機)・流木・可燃ごみ・埋立ごみ(割れ物・ビン等)を分けて廃棄するスペースが設けられていました。一昨日、勤務に就いた職員の話によれば、もっと山のようにあったとのことでした。なお、ここを仮置場とするのは、今日で終わりとなります。

次に、緑町の清掃センター。
浄化センターと夜明振興センターに、仮に置かれたゴミが搬入されていました。現在、小野地区で排出される災害ごみの仮置場を見つけているとのことでしたが、いずれはここに搬入されます。昨日から、破砕機が活躍しているそうで、効率よく働けば、一日に30トンを処理するとのこと。

それから、夜明振興センターを視察。
避難所にもなっている同センターですが、土砂はなく、臭いはあまりしませんでした。災害ごみは、昨日まではもっと多かったそうですが、本日は午後だけで、2トン車が50台入り、40台出て行ったとのことでした。

また、今日は、産業建設委員会も現地視察を行っていました(教育福祉委員会は、先週金曜日)。私は、東有田地区の農業被害の現状も見ておいてほしいとの連絡をいただき、発災3日後の7月8日に、単身で訪問。時間があれば、現地の声を聞いてほしいとの要望を受け、産業建設委員長を務める会派の三苫議員にお繋ぎしたところ、本日、委員会として対応していただきました。こうした連携はとても重要だと思います。(写真は、7月8日時点)


現在、被害状況の調査が進んでいると思いますが、今後、莫大な予算の審議が予想されます。5年前の九州北部豪雨の後は、19億6,828万6,000円の予算の専決処分承認を審議する臨時議会が8月20日に開かれ、9月議会では災害復旧分を含む総額30億8,688万7,000円の予算を審議しています。アンテナを高く張って、情報収集や現場調査に当たりたいと思います。

高校生による元気発信SNS活動❗

2017-07-17 22:31:45 | 日記
昨日、お誘いをいただいた高校生発「僕たちが日田の元気を届けます」活動の様子を見に、豆田に向かいました。いつもお世話になっているお店が、ちょうど高校生のインタビューを受けているところでした。

昨年、市議会と市内高校生との意見交換会でも、日田の魅力発信についての意見がたくさん出されました。その高校生が、風評被害を打破しようと、元気に頑張っている日田の様子をSNSで発信しようと頑張る姿を見て、とても胸が熱くなりました。

今朝の大分合同新聞朝刊のトップ記事は、「日田を元気づけたい」「祇園祭の準備が本格化」。復興行事として盛り上げたいとの意気込みが、「元気倍!日田!!」をアピールできますように。

さて、災害復旧の半ば。自民党大分県連青年部・青年局の同志である津久見の井戸川市議がボランティアとして日田に入られたのをFacebookで知りました。10日と13日には、やはり青年局の同志・宇佐の中本市議がボランティア活動のため、日田に来られていました。復旧作業へのご協力に感謝申し上げます。

また、党の活動を通じて知り合った大分の方から、ボランティアの申し出がありました。本当に、ありがとうございます。明日、日田にお越しいただけるようでしたが、悪天候が予想され、明日の活動は、中止が決定したようです。

日田市のホームページでは、【災害に関するお知らせ】をアップしています。必要とされる方が、適切な支援を受けられるように、ぜひご覧ください。
http://www.city.hita.oita.jp/kinkyu/saigai_info/index.html

 
今日は、「犯罪や非行を防止し立ち直りを支える地域のチカラ!」をスローガンとした第67回“社会を明るくする運動推進大会”に出席。大分保護観察所と協働した取り組みを進める済生会日田病院の職員も参加していました。ただ、災害からの復旧のさなかであり、参加者は例年を下回っていたように思います。

灼熱の日田。中学2年生の長男・勝一朗が部活動から帰宅するなり、顔面蒼白😨 水分を補給したところ、復調しましたが、暑さにやられたのか?

皆様、熱中症にはお気をつけください🍀