大分県議会議員・なかの哲朗です(^_^)

大分県議会議員の中野哲朗です。
誠心誠意、全身全霊をかけてがんばります👊

豪雨災害の発生から2回目の日曜日。

2017-07-16 20:50:04 | 日記
昨夜は、小鹿田の同級生が久しぶりの家族との再会を喜び、大鶴の同級生からは地元飲みの写真が届きました。これから、まだまだ大変ですが、ひとまず、嬉しい便りに一安心。

先週日曜日に体調を崩したものの、翌日には復活! さらに腰の痛みも忘れるほど、元気いっぱい、被災地の状況確認等に努めました。今日は、気を抜いたわけではありませんが、腰痛再発。午前中は、ゆっくりさせていただき、子供たちとの時間を少し持たせていただきました。スミマセン。

午後は、自らもご自宅が被災する中、地域のために尽力しておられる井上正一郎議員を訪ねました。避難所となっている桂林公民館には、11日10時30分の時点で31世帯62人が避難していましたが、本日16時は7世帯12人。

小野振興センター→戸山中学校→いいちこ日田蒸留所→三和小学校体育館を経て、当地に移った最初からの経緯をすべて知っているだけに、最後まで残ろうという想いに、敬意を表します。小野地区は、土砂ダムができ、大鶴地区からの道路も通行止めとなり、源栄町や殿町など上流域が孤立し、情報が入らなかったこともあり、井上議員が避難生活を送っていることを知らない方も多いようでした。避難所生活の中心となり、奥様とともに、地域のために全力で頑張っていることを、皆様にお伝えしたいと思います。(写真は、昨年12月定例会)

今朝の大分合同新聞朝刊には、「にぎわい少しずつ 観光地に客足戻る」との記事があり、豆田に足を伸ばしてみました。

「韓国からのお客さんは、今日から増えてきた」「被災していない地域もキャンセル続出」「日田に行くのはどうしようかと思ったけど来た。ただ宿泊は湯布院にというお客さんもいた」などの話を聞きました。三隈川が氾濫し、日田市全体が被害に遭ったとの誤解が観光客を遠ざけているとの指摘もありました。また、災害時における議員の活動についての御意見も頂戴しました。

豆田で話をしていたら、岡野涼子さんとお会いしました。

明日10時から14時まで、豆田や隈の周辺で、『僕たちが日田の元気を届けます』とのタイトルで、「風評被害を防ぎ元気を取り戻していく日田を見て欲しい」という想いの高校生の活動が展開されるという話を聞きました。笑顔のSNS発信活動!! 私も応援します。

これから、被災地に何が必要かという視点とともに、『元気な日田』をPRする視点での発信も必要です。今日は、その足掛かりとして、豆田上町の祇園山鉾にお邪魔して帰りました。

集団顔見世は中止となりましたが、22日・23日の「日田祇園祭」は予定通り開催されます。災害や悪疫を払い、安泰を祈念するという願いを込めた祭りです。多くの方に、日田にお越しいただきたいと願います。よろしくお願い申し上げます。

皿山の同級生と再会! 会派で小野地区へ!

2017-07-15 22:37:15 | 日記
今日は、会派「新世ひた」の石橋議員、居川議員、三苫議員と一緒に、小野地区に向かいました。

大規模な土砂崩れの影響で、県道107号線(宝珠山日田線)が寸断され、小鹿田などが孤立した原因ともなりましたが、本日、予定(19日)よりも早く仮設道路が開通しました。

まず、13日に全面通行止が解除された県道671号線(大鶴熊取線)を通りました。道路の陥没の激しい箇所があり、夜間の通行は控えた方がよさそうです。

今日も、大鶴地区に入り、県道670号線(和田大鶴停車場線)を通りましたが、工事関係者の尽力により、道路わきの土砂や流木の除去が確実に進んでいるのを感じました。鶴河内、上宮、鶴城と登り、大鶴側の県道107号線(宝珠山日田線)へ。鶴城町の古田が現在も通行止めのため、宝珠山側に進み、市道皿山小鹿田線から小野地区に入りました(市道は、離合ができないため、入口に信号と警備員さんが配置されていました。信号の間隔は10分)。

小鹿田に着き、陶芸館に顔を出すと、最初に同級生の姿が目に入りました。何よりも、無事でよかった!! 居合わせた同世代の陶工さんたちに、孤立生活の様子や今後に対する要望などをお聞きしました。全力でバックアップしていきたいと思います。

陶芸館の次に向かった池ノ鶴の美しい棚田も激しい被害にあい、皿山では唐臼や作業場に土砂が入り込んだり、採土場が崩れたりとの大きな被害。心が痛みますが、陶芸家の皆さんの力強い言葉に、こちらが励まされる思いです。 

【大分合同新聞 7月13日朝刊】
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/07/13/JD0055942168
(唐臼が身代わりに 小鹿田焼の里、数基流失)

皿山をあとにして、県道107号線を市内に向けて下ると、道路の陥没や小野川自然プールの土砂の堆積を確認し、土砂ダムの様子も見ました。

殿町の平と鈴連町の梛野では、迂回路となる市道と仮設道路を通過。市道は離合が難しく、また、民家が並ぶ集落を通過しなければなりません。地元の方の生活道路ではありますが、普段は通行量も少ない道だと思われます。通る際には、徐行・安全運転を心がけていただきたいと思います。 

夜は、浸水被害に遭った丸の内町に足を運びました。話を聞くと、近くを流れる花月川の水が氾濫したのではなく、水門を閉じると花月川に流れる水の捌け口がなくなるため、側溝の水が溢れだし、床上・床下浸水の被害が続出したとのこと。5年前よりも雨量が多かったこともあるのでしょうが、何らかの対策を考えければと思います。また、花月川にかかるJRの鉄橋崩落の現場をご案内いただき、詳しく、当日の様子などをお聞きしました。

本日午後5時30分。鈴連町梛野地区と鶴城町古田地区に出されていた避難指示が避難準備・高齢者等避難開始情報に切り替えられました。復旧に向けて全力の今ですが、これから復興に向けた課題も少しずつ整理していかなければと思います。

今日も、災害現場へ。

2017-07-14 22:55:51 | 日記
今日は、自民党大分県連青年局の先輩である大分市の倉掛賢裕市議とNBUの高見先生が日田に来られ、ボランティアセンター、夜明・大鶴地区の災害現場、避難所となっている大鶴公民館をご案内。平成23年3月の東日本大震災や昨年4月の熊本地震での経験とノウハウを活かした指摘は、たいへん勉強になりました。

実際のところは、災害時にどのように動けばよいのか、あまりわかっていない私。災害は起こってほしくはありませんが、発災時の議員としての行動や情報収集の方法、大分市議会の災害時の行動などを学び、今回の日田市議会の動きについて、落ち着いたらしっかりとした検証が必要だと思いました。

さて、昨夜から今朝にかけて、いくつかの問い合わせや要望を受けました。午後、現場確認のため、再度、大鶴地区へ。今週は、火曜日以外、大鶴へ足を運んでおり、今まで以上に大鶴が近くなった感じがします。せっかくですので、対応を依頼された現場から、少し足を伸ばし、災害現場を確認しました。(市道石原田桐尾線)

特に、平成24年7月の九州北部豪雨で被害を受けたあと整備を行いながらも、今回はそれ以上に激しい被害を受けた箇所を案内され、改めて、自然災害に恐怖の念を抱きました。生活の基盤である幹線道路の復旧が最優先でありますが、現場近くに住む住民が安心して暮らせるような対応も、並行して進める必要があると思います。(市道簗場山際線から入る林道山際線を登りながら…。)


昨日、日田にお見舞いと激励にお越しくださった麻生栄作県議が、ブログで昨日の報告をされています。非常に参考となりますので、ぜひお読みください。

【大分県議会議員 あそう栄作のブログ“みんな、どげえかえ”】
http://eisakuaso.blog70.fc2.com/blog-entry-3380.html
(灼熱の中での復旧作業!~日田の被災地)

麻生栄作県議が、お見舞いと激励!

2017-07-13 23:31:25 | 日記
今朝は、三男・良三朗を保育園に送っていきました。いつものように踏切の前で、「バイバイ、バイバイ」を絶叫し、見送るのですが、日田駅から向こうには汽車が走っていないと思うと切ない気持ちになりました。妻は、汽車に乗って高校に通っていたようですが、今、夜明地区や大鶴地区はもとより東峰村から日田市内の学校に通う高校生は、どうやっているのか? やはり、久大本線と日田彦山線の早期復旧が必要だと思いました。 

さて、地元紙(大分合同・西日本)には、昨日の安倍総理の訪問と孤立解消の記事がありました。 

昨日、安倍総理が語られたように、9月に交付予定だった普通交付税の一部を14日に繰り上げ交付することが決定したそうです。対象は、日田市、中津市、福岡県朝倉市、添田町、東峰村の5市町村。日田市の交付額は8億5,100万円。

また、県道宝珠山日田線(107号線)の一部復旧により、県道から市道皿山小鹿田線を経由すれば、小野地区・大鶴地区の孤立は解消するというもの。しかしながら、幅員が狭く、離合もできない道路であり、関係者以外の通行は遠慮しなければなりません。本当の意味での孤立解消はまだまだ先のことだと思います。迅速な情報提供等により、しばらくの間は、小鹿田をはじめとする住民が安心できる体制を継続してほしいものです。

さて、今日は、麻生栄作県議が日田に来られ、災害現場のご案内と避難所へのお見舞いに同行させていただきました。麻生県議は、平成24年7月の九州北部豪雨の時、県議会の危機管理対策特別委員長を務めておられ、その時よりも建設重機の数が格段に少なく感じるなどの印象を語られ、交通網の確保、風評被害対策を含む観光への影響、被害の実態把握の方法など数多くのアドバイスをいただきました。少しの時間でしたが、豆田にも寄っていただき、「一歩一歩、前進しましょう」と日田下駄を持ってポーズ。 

これから、避難生活を送られる方、ボランティアの方、復旧工事に従事される方の熱中症対策は、絶対不可欠であり、県議がお見舞いに持って来られたのは、ゼリータイプの経口補水液。先日、この効用を直接ご覧になったとのことでした。連日、35℃を超すような日田の暑い夏の災害復旧に必須のアイテムとなるかも?

避難所となっている大鶴公民館では、自宅が被害に遭った井上明夫県議、公民館長と情報交換・意見交換。往復の際、県議には、橋の崩落や、土砂崩れの流木の山、干上がりそうな田んぼなど、災害現場を見ていただきました。日田市選出の県議だけではなく、大分市選出の麻生県議、中津市選出の大友県議がいち早く、生々しい日田の現状を見てくだったことも、今後の復旧・復興のスピードアップにつながると信じています。