大分県議会議員・なかの哲朗です(^_^)

大分県議会議員の中野哲朗です。
誠心誠意、全身全霊をかけてがんばります👊

皿山の同級生と再会! 会派で小野地区へ!

2017-07-15 22:37:15 | 日記
今日は、会派「新世ひた」の石橋議員、居川議員、三苫議員と一緒に、小野地区に向かいました。

大規模な土砂崩れの影響で、県道107号線(宝珠山日田線)が寸断され、小鹿田などが孤立した原因ともなりましたが、本日、予定(19日)よりも早く仮設道路が開通しました。

まず、13日に全面通行止が解除された県道671号線(大鶴熊取線)を通りました。道路の陥没の激しい箇所があり、夜間の通行は控えた方がよさそうです。

今日も、大鶴地区に入り、県道670号線(和田大鶴停車場線)を通りましたが、工事関係者の尽力により、道路わきの土砂や流木の除去が確実に進んでいるのを感じました。鶴河内、上宮、鶴城と登り、大鶴側の県道107号線(宝珠山日田線)へ。鶴城町の古田が現在も通行止めのため、宝珠山側に進み、市道皿山小鹿田線から小野地区に入りました(市道は、離合ができないため、入口に信号と警備員さんが配置されていました。信号の間隔は10分)。

小鹿田に着き、陶芸館に顔を出すと、最初に同級生の姿が目に入りました。何よりも、無事でよかった!! 居合わせた同世代の陶工さんたちに、孤立生活の様子や今後に対する要望などをお聞きしました。全力でバックアップしていきたいと思います。

陶芸館の次に向かった池ノ鶴の美しい棚田も激しい被害にあい、皿山では唐臼や作業場に土砂が入り込んだり、採土場が崩れたりとの大きな被害。心が痛みますが、陶芸家の皆さんの力強い言葉に、こちらが励まされる思いです。 

【大分合同新聞 7月13日朝刊】
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/07/13/JD0055942168
(唐臼が身代わりに 小鹿田焼の里、数基流失)

皿山をあとにして、県道107号線を市内に向けて下ると、道路の陥没や小野川自然プールの土砂の堆積を確認し、土砂ダムの様子も見ました。

殿町の平と鈴連町の梛野では、迂回路となる市道と仮設道路を通過。市道は離合が難しく、また、民家が並ぶ集落を通過しなければなりません。地元の方の生活道路ではありますが、普段は通行量も少ない道だと思われます。通る際には、徐行・安全運転を心がけていただきたいと思います。 

夜は、浸水被害に遭った丸の内町に足を運びました。話を聞くと、近くを流れる花月川の水が氾濫したのではなく、水門を閉じると花月川に流れる水の捌け口がなくなるため、側溝の水が溢れだし、床上・床下浸水の被害が続出したとのこと。5年前よりも雨量が多かったこともあるのでしょうが、何らかの対策を考えければと思います。また、花月川にかかるJRの鉄橋崩落の現場をご案内いただき、詳しく、当日の様子などをお聞きしました。

本日午後5時30分。鈴連町梛野地区と鶴城町古田地区に出されていた避難指示が避難準備・高齢者等避難開始情報に切り替えられました。復旧に向けて全力の今ですが、これから復興に向けた課題も少しずつ整理していかなければと思います。