続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

丑の刻参りで御利益・首塚八幡宮

2023-02-23 16:04:42 | 群馬県・西毛

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

ひめちゃんは、早々と用を足して、ご褒美の催促です。

 

諏訪神社前から、あぜ道を山上城に廻ります。

浅間山は、少し溶けてる?

今朝は、ここ数日よりちょっと暖かいかな?

 

山上城の西の堀切を歩きます。

枯れ枝がいっぱい落ちてるから、気を付けようね。

 

三の丸(山上城跡公園)にちょっと寄ります。

ロウバイは、花期の長い花です。

新里村の時代には、毎年ここで薪能が行われていたのです。

もうみんな忘れちゃったかな。

 

椿は、何種類かあるようです。

いい散策コースです

少し整備すれば、人がいっぱい歩く散策コースになります

 

 

 

 

藤岡の一行寺を目指して行った時に、首塚八幡宮⇒がありました。

誰の首だろう?

気になったけど、帰りに寄ろうとパスしました。

でも、帰りには辿りつきませんでした

 

2月7日、首塚八幡宮の住所・高崎市新町1998-2をナビに入れて、出発です

首塚八幡宮⇒まで、迷うことなくやって来ました。

 

⇒を左折して、ちょっと不安。

細い住宅地の道です。

まもなく、「目的地に到着しました」のナビのアナウンスです。

「え?」

駐車場も見当たりません

 

バス停の辺りに、何とか駐車です。

天正10年(1582)、織田信長の死の直後、神流川合戦の首実験が行われた所ですか。

首から上の病に、御利益があるんですね

 

脳の病・精神病・歯の病などに苦しむ人の参詣が多く、丑三時(御前2時頃)誰にも知られずに参詣するのが良いと言われます。

合戦で討ち死にした者の霊が悩める人の苦しみを救うからだと言います。

 

丑の刻参りって、普通逆ですよね。

合戦で討ち死にした霊は、首塚八幡宮に祀られて、人々を救う霊になったんですね

でも、怖そう

 

高崎市指定の文化財です。

石宮の祠が、三社あります。

みんな首塚八幡宮の祠ですね。

一番大きいのが、一番新しい祠でしょう。

丑の刻ではありませんけど、2礼2拍1礼です

 

地域でしっかり祀られているから怨霊にならずに、御利益のある神社なのですね

鳥居の前で、もう一礼です

 

 

説明板に、すぐに西に胴塚もあるとありました。

確認できるかな?

 

 

帰り道、さっき左折した所の反対側です。

胴塚稲荷古墳と見えます

駐車場も駐車スペースも見当たりません

周辺は静かです。

ちょっとの間、路上駐車です

ダッシュで確認です

 

細すぎる路地を抜けて、りっぱな鳥居です。

2礼2拍1礼です。

 

説明板を確認です。

元々は円墳なのですね。

こちらは、神流川合戦の戦死者の胴を埋葬したと伝えられるんですね。

 

藤岡市教育委員会ですって

道の向こうは、高崎市新町、こちらは藤岡市なのですね。

首と胴が一緒になることはないのかな

 

鳥居前でもう一礼です

急いで車に戻ります。

 

 

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巴御前の持仏・一行寺

2023-02-19 18:00:38 | 群馬県・西毛

ひめちゃんは、久しぶりに東の牧場の方に行きます

鏑木川に架かる、大山橋を渡ります。

最近、県道がまっすぐになって新大山橋が出来て、こちらはほとんど通る人はありません。

 

サマンサ坂を下ります。

サマンサおばちゃんの魂が天に昇って行った所で、ひめちゃんちではサマンサ坂と呼んでます

獅子くんとも、よく来たね。

寂しいね

 

東の牧場のヤギさん達のハウスは、雑草の海の中です

一年ちょっと前まで、ヤギさん家族が何名も暮らしていたのに

 

黒毛和牛の牛舎前を帰ります。

牛さん、おはよう

 

 

 

 

『上州の観音霊場』(内山信次 みやま文庫 平成3)に、三郡坂東卅三所・十番に「藤岡一行寺動堂(ゆるぎどう)身代り正観音」があります。

動堂の観音さま。もと鮎川沿いにあった、木曽冠者義仲の思い者巴御前の持仏であったという。隣接する吉井の多胡庄は、義仲の父先生義賢の所領で、一時義仲が兵を集めたことがある。ありそうな話である。

 音に聞く法の車の動堂

 たてしちかひにつみはもらさじ

 

以前から、訪問したいと思っていました。

2月5日、やっと訪問です

 

 

駐車場入口から入場です。

不思議な形の屋根です

龍がいる

 

参道入口から、入り直しです。

浄土宗のお寺だったのですね。

 

左の棚は、藤かな?

 

六地蔵さん、こんにちは

合掌

如意輪観音さん、こんにちは

合掌

 

 

すごい桜の古木です

 

 

観音堂の前に、説明板です。

身長約90センチの持仏ですね。

ちょっと大きいような

 

 

みごとな彫刻です

龍がいます

こりに凝った彫刻です

目をこらして中を覗いても、残念ながら、お姿は見えません

でも、心を込めて合掌

 

 

さて、観音堂の周りを散策です。

こりに凝ってます

悪霊は退散しますね

 

 

隣に、小さな御堂です。

何様かな?

合掌

 

お堂隣と後方の方にも、合掌

 

 

庫裏に寄って、御朱印を戴きました

南毛霊場五番です。

新しい観音霊場巡りが出来ているようです

 

 

『平家物語』によると、巴御前は、木曽義仲の最期の場面にも同行しました。

そして、「お前は女の身であるから、何処へでも落ち行け」と言われて、やむなくどこかに落ち行きました。

巴御前は、その後どうなったのでしょう?

 

 

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「ふじおか」地名発祥の富士浅間神社

2023-02-18 17:47:30 | 群馬県・西毛

今朝も、寒い朝です

ひめちゃんは、岩神沼に行きました。

います

シラサギの姿があります

久しぶりです。

ご褒美くださいな

まもなく彼(?)は、北の方に飛び去ってきました。

サギさんの姿があると、ホッとするね

 

 

 

(2月5日 )子育地蔵尊の後、富士浅間神社(ふじせんげんじんじゃ)に参拝です。

次々と人が訪れています

御利益がある神社なのでしょう

もう子育ての御利益はいらないけど、厄除けの御利益もありそうです

 

 

鳥居から入ります。

額は富士山です。

ご神体は富士山です

 

 

社務所によって、書き置きの御朱印をいただきました

 

 

社殿は、奥の墳丘上にあります。

墳丘下の説明板を確認です。

 

由緒です。

江戸時代には庶民の間に富士講が盛んに組織され、多くの人が当神社を中心にして富士山詣でを行った。「藤岡」の地名は当神社の社名に由来し、「富士岡」が変じて定まったといわれている。

 

藤の咲く岡ではなかったんだ

 

江戸時代には祭礼も華やかに行われていたんですね

 

具足も奉納されているんですね

 

 

墳丘上に、柴ワンコが上って行きます

階段を上手に上ってます。

 

下る時も上手でした

でも、ちょっとカメラは遠慮しました。

「上手に降りられたね」とだけ、声を掛けました。

 

 

さて、階段を登って参拝です。

 

 

駒犬さん、こんにちは

 

阿形の狛犬さんです。

どっしりした足と後ろ姿、いいなあ

 

吽形の駒犬さんです。

こちらも、どっしりした足と後ろ姿です

 

古き良き、日本の狛犬です

そして、かわいい

 

 

拝殿で、2礼2拍1礼です

 

 

社殿の周りを一回りです。

派手ではないけれど、さわやかな華やかさです

 

厄除け、よろしくお願いします

 

 

いただいた御朱印です。

御祭神「木花開邪姫(このはなさくやひめ)」のイメージですね

 

それでは、初期の目的地・一行寺に向かいましょう

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ミニ地蔵がいっぱい(子育地蔵尊)

2023-02-17 19:55:41 | 群馬県・西毛

日中は気温が上がりそうですけど、寒い朝です

ひめちゃんは、山上城跡公園まで行きました。

 

やっぱり寒いね

ロウバイは、まだきれいに咲いてます

7時になります。

常広寺の鐘が鳴り始めました

 

ハイシニアのタバサねーちゃんは、第2陣で気ままにお散歩です

最近は、あまり遠出をしたがらなくなりました。

今日は、目薬が終わるので、動物病院に行ってきます。

 

 

 

 

藤岡には、木曽義仲の愛人・巴御前の持仏を祀る一行寺があるといいます。

2月5日、一行寺目指してナビに従って行くと、目立つ神社に出ました。

ちょっと寄り道です

子供の守り神さま・富士浅間神社(ふじせんげんじんじゃ)です。

駐車場入り口に、石のオブジェのような不可解なものが見えます

神社じゃあないのかな?

 

 

ちょっと行ってみましょう

延命子育地蔵尊ですって

ミニ地蔵が、数え切れないくらいいっぱいです

中央の大きい方は、お顔が削られているかな

でも、ほかの皆さんは、大丈夫です

石も形も、さまざまなみなさんです

同じ物は二つとないような感じです

昭和の年号も見えます

みなさんに合掌

 

 

お堂を出て、地蔵尊の由来を確認です。

子供の夜泣き、寝小便や、ひ弱な体質を治す効験を祈る人は、これを一体借り受け家に持ち帰りお水や線香を供えて祈りをこめ子供の成長が順調に進んで一年を過ぎると同じような小型石地蔵を求めて借り受けた物に添えて二体として返納した。

 

たくさんのミニ地蔵がある理由が、わかりました

 

地蔵堂脇の、不可解な物体にも、たくさんのミニ地蔵です。

あふれるほどに帰ってきたミニ地蔵を、しっかり残すためのオブジェです

 

いい意味の倍返しです

そういえば、小平(おだいら みどり市大間々町小平)の修験者・成満院(じょうまんいん)にも、倍返しのミニちゃんちゃんこが、たくさんありました。

いい意味の倍返しの習慣が、かつては広くあったのかも知れませんね。

 

みなさんに合掌

 

さて、富士浅間神社の方に行きましょう

 

(つづく)

 

 

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