続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

岡登用水の記憶

2024-06-13 16:14:18 | 群馬県・東毛

朝、ひめちゃんは遠出をしないで、字・塚越を歩くことが多くなりました。

今朝は、無量寺近くの彼が「遊ぼ

彼も年を取ったね。

ひめちゃんは、シカトです

バイバイ、またね

 

タバサねーちゃんは、そこらまでのちい散歩(小さな散歩)です。

堀之内も田植えが進んでいます。

 

ひめちゃんちのヘメロカリス、ようやく元気に咲き出しました。

今年は、少し遅めかな?

 

 

 

昨日、東の桐生市内で用事を済ませ西の桐生市(新里町)に帰る途中、なんとなく普段は通らない道に入ってしまいました

道の脇は、あの有名な岡登用水(おかのぼりようすい)だということです。

ちょっと探索しよう

 

信号角に、コンビニがあります。

駐車させてもらって、後でアイスコーヒーでも求めましょう

 

横断歩道を渡って、上流の方に岡登用水を探索です。

渡良瀬川から引いた用水が、ここら辺で東の用水と西の用水の2つの流れになったのです。

 

水は見えませんね

 

紫陽花が咲いてます

 

 

まあ、東の桐生市の人々には、よい散策地なのでしょう

 

地下に水の流れがありそうです

水道出るかな?

ひねって見るべきでした

西の桐生市(新里)の公共施設の屋外水道の多くは、ひねっても水が出ません

 

 

信号に戻り、下流も行ってみます。

それなりに整備されているようです。

この先はちょっと不安

退却です

もう少し草がきれいに刈ってあれば、とてもいい散策コースです。

コンビニに戻って、アイスコーヒーです

 

 

少し西に行くと、ゴミステーションと同居の駐車場があります

ここは笠懸、みどり市です。

さっきは桐生市でした。

こちらの方がきれいになってます

 

説明板が何枚もあります。

ここは、地域を潤す農業水利施設なのです。

現役で活躍中ですね

西は稲荷山の北を通り、鹿の川沼に一時貯水した後、旧銅山街道沿いに大原(薮塚本町)を通り、大村(新田町)に大きな溜池を築説して導入された。

本来の水路敷は現在の地面より約1m下に在り、砂で埋めて保存してある。

寛文4年(1654)岡上景能によって開さくされた岡登用水は、渡良瀬川に取水口を設け桐生市相生町を通り笠懸町に至る。

三俣分水は、このようにして引かれてきた水を本流と分流に分けるために設けられたものである。

南は本流と言われ竹沢から阿左美地区を潤し、薮塚・成塚(太田市)まで通じている。

西は鹿分水といわれ、山際・西鹿田・赤堀町を通り早川に合流している。

 

早川に合流してるんですか

何処だろう

早川には、大正用水も合流しています。

早川物語、まだまだありそうです

 

付近の案内図を確認です。

画面上方中央の赤丸が現在地です。

このまま直進していくと、県道69線、あかがね街道(銅山街道)と合流です

左下の鹿の川沼、岡登用水を一時貯水しているんですね

 

(つづく)

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紫陽花の妙参寺沼2024

2024-06-11 16:14:49 | 新田紀行

朝から強い日差しです

ひめちゃんは、堀之内を西に出ます。

この後ろの梅の木は、毎年拾う人もなく、たくさんの実を落としていました。

今年は、実が見えません

やっぱり、梅は不作です

 

蕨沢川を渡って、諏訪神社前です。

誰か通ったかな?

ここは、矢車草・紫陽花・コスモスが一緒に咲いてます

 

あれ、左の丘から黒柴出現

「おはようございます 男の子ですか? こちらは女の子ですから、大丈夫ですよ

「おはようございます

初めて挨拶を交わしました。

「若そうですね

「いえ、もう12歳です。」

「そうですか。この子も12歳です。同級生だね。バイバイ

彼は神社向こうの高台に消えました。

 

ひめちゃんは、彼が出現した神社南の丘を登ります。

今日は山上城を来たから攻めるのかな?

丘の上には、びわの木があります。

結構なってます

梅は不作で、びわは豊作かな

でも、ひめちゃんちのびわは、今年は実が小さい

ひめちゃんは、山上城まで行かずに、畑中のあぜ道を帰ります。

 

常広寺の竹藪の後ろが、天神沼だったと言います。

あそこら辺かな

川の東に天神宮があって、蕨沢川は天神川でした。

 

 

 

5月31日、千五郎池と矢太神水源で湧玉に感動した後、妙参寺沼にも寄ります

少し早いけど、紫陽花咲いてるかな?

今日は北側の駐車場(右のP)です。

 

除草作業中です

邪魔にならないように、散策です。

 

咲いてます

 

妙参寺沼のそばには、妙参寺があるはずです。

妙参寺には、悲しい伝承がありました。

存在するけど実在しない妙参寺(紫陽花の妙参寺沼・前編)

ご本尊は、まだこの左あたりのお宅にあるのだろうか

 

沼の縁を紫陽花を愛でながら、南に歩きます。

何種類もの紫陽花が植わってます

いろいろな紫陽花の花が楽しめます

桐生市の紫陽花の名所・山上城跡公園は、ほぼ昔ながらの古い品種が1種類だけです

日本のため池100選に、県内で唯一選定されたのですね

 

付近には、色づいた麦畑です。

懐かしい景色です。

子供の頃は当たり前の景色でした。

ほっと心が和みます

 

沼には蓮でなく、睡蓮です。

またそのうちに、来てみましょう。

疲れたときは、ふるさと新田紀行です

さて、ジョイフル本田によって帰りましょう

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湧玉の千五郎池と矢太神水源

2024-06-10 15:15:15 | 新田紀行

雨の朝です

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、貧乏カッパでお散歩です。

短めのコースで引き上げます。

今日はまた挟まってしまう子が出ないように、二人とも室内犬です

 

夏の明るい映像はないかな?

七海ママと小次郎パパの、2007年の赤堀蓮園訪問記がありました。

  

あれ、パパのシッポが巻いてる

パパはまだ1才になったばかりのころです。

パパのシッポは、何時の間にか巻がとれて、指尾(さしお)になりました

 

蓮の花も、きれいに咲いてます

2007年の7月末、ラブラブの二人のお出かけでした。

 

 

 

5月31日、新田のジョイフル本田にお出かけです

途中、どこかに寄道しよう

そうだ、妙参寺沼(みょうさんじぬま)、紫陽花はどうかな?

県道315号線をひたすら南に下ります。

新田暁高校の所で左折、脇道に入ります。

矢太神水源をすぎて、そろそろ南に下ろう。

右折すると、沼です

あれ、説明板もあります。

保年間には天災が続き、この地域も大きな被害をもたらした。この時の領主であった本間千五郎(應吉)はその現状を憂い矢太神沼の東に水源を求め、池を開削、荒れた東田一体の水田の復旧に尽力した。村民はこの徳を慕いて、千五郎池と呼ぶようになった。、

 

そうだったんですか

初めてこの説明板を発見しました。

 

 

急遽、付近の駐車場に駐車です。

 

矢太神水源も確認しましょう

案内図中央の道を北上します。

あれえ、桜の木が害虫にやられているのかな

 

右手に、千五郎池です

湧玉だ

 

付近にちょっと哀しい立て看板です。

 

 

裏の道に出て、矢太神水源に廻り込みます。

昨年の夏、おおたんのスタンプラリーで来て以来です

 

          

 

ここが一級河川石田川の源流です。

なんとなく湧玉が見えます

奥の湧き出しているところを確認です。

湧玉がたくさん確認出来ました

何度も来てますけど、今までで一番多い湧玉の数です

 

 

(つづく)

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梅雨入り間近・花盛りのムーハウスガーデン

2024-06-08 13:58:05 | 日記

ひめちゃんは、今朝は南の方にお散歩です。

どうしても、南に行きます。

朝は西か北に行くのですけど、何か考えてるかな

時間とコースが違うと、見知らぬ人とすれ違います

 

サツキの垣根とコラボです

 

ここは夕方通ることが多いのです。

夕方はカメラを持って出ないので、初登場の風景かな?

ひめちゃんは、何か考えてます

企んでると言った方がいいかな?

 

タバサねーちゃんは、そこらまでのちい散歩です。

足腰が弱ってきていますけど、気が向くと軽快に歩きます

来月16才になります。

 

案の定、ひめちゃんは、朝ご飯と一緒にお部屋に帰ると見せかけて、ミニドッグランに脱走です

おうちに再び入って、ハーネス付きでやっと外のお部屋(サークル)に帰ります。

一日中室内犬の予定だったようです。

 

 

 

雑草が超元気です

草むしり、草刈り頑張らないと。

ガーデンパトロールして、今日の予定を決めましょう

 

先住犬たちのお墓、雑草が元気です

 

ごめん、もう少し待っててね

 

ヒマワリ、初開花です

今年は、草むしりの後、あちこちに種を蒔いておきました。

あちこちで咲いてくれそうです

 

花ショウブ、やっと救出です。

雑草に負けて、だいぶ少なくなってしまいました

でも、咲いてくれてありがとう

 

あれ、半夏生が白くなってる

夏至の日に、反転して白くなるとか言います。

夏至は何時だろう

そういえば、まだ梅雨入りしてなかったよね

 

 

バラも何とか咲いてます

 

超老木のザ・ピルグリム、まだまだ元気に次々と咲いてます

 

十六夜(いざよい)バラ、今年もたくさん咲いてます

トゲが多くて樹形の調えようがないですけど、丈夫です

 

手前味噌で言えば、花盛りのムーハウスガーデンです

 

紫陽花も次々開花色づいてます。

  

 

もう名前も忘れてしまったけれど、みんなブランド紫陽花です。

これは、ご近所からの頂き物です。

おたふく紫陽花、コロンとした花がかわいい

けっこう大株になってます。

 

バラのアーチに、バラは絡まってくれなかったけれど、2種のクレマチス、華麗に咲いてます。

 

 

黄色のハナショウブもやっと咲き始めました。

元気になれそうな黄色です

 

黄色ついでに、枇杷の実も取ってみます。

少し早いけれど、食べきれないほどなってます

早めに食べ始めましょう

今年は、数は多いけれど小さい

冬の気候が関係しているのでしょう。

 

ブルーベリーの実も大きくなってきました。

たくさん、なってます

決めた

今日は、ブルーベリーの周りの除草をします

午前中、付近を悪戦苦闘して、草むしり&草刈りです。

だいぶ風通しがよくなって、日光も当たるようになりました

 

 

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上野国山上に鎮魂の調べが流れて

2024-06-06 16:35:50 | 県道3号線紀行2

ひめちゃんは、意志の強すぎる子です

夜はなんとしても、室内犬で過ごすつもりのようです

再びの「アタチ挟まってまふ」事件以来、さらに意志の強さを打ち出してます

今朝はお散歩に出てまもなくライバルらしい黒柴の姿を発見。

跡をたどって、堀之内をうろうろして帰りました。

なので、写真は昨日の写真になります。

 

 

堀之内を北の方に出ます。

竹藪には、まだがマダケのタケノコが顔を出しています

 

岩神沼付近で、あれ何かが飛び立った

アオサギです

 

また、アオサギさんに逢える季節になったね

 

獅子丸のお部屋、去年の挿し木が咲いてきてます

 

 

 

 

本日6月6日は、山上の常広寺の開基・本橋院殿(山上鄕右衛門顕将)の命日です。

毎年、鄕右衛門忌(ごうえもんき)なる、ささやかなイベントが開かれていました。

今年は令和6年6月6日、6が3つも重なるおめでたい日です

鄕右衛門忌も、この日をもって一応の打ち上げにしましょう

 

 

まず、昨日準備できなかったので、供養塔にあじさいの切り花を持参して、お掃除です。

実は、この位置は、山上城本丸への近道なのです

縄張り図もあります。

 

昨年、供養塔と隣の六地蔵さんには銅板の屋根がつきました

輝くあかがねの色は、あっという間にくすんでます

おはようございます

ご無沙汰してます

合掌

 

 

右奥の竜神堂にも、ご挨拶です。

 

ワラの竜がいます

竜骨は何処かな?

大正12年1月1日の火事で焼け落ちた竜骨は、拾い集めてしまってあると言うことです。

あの厨子の中かな?

合掌

 

 

本堂で最後の鄕右衛門忌ミに講演会「竜骨伝記の真実」です

 

正徳4年(1714)、田中藤左衛門(たなかとうざえもん)が竜骨を持ってやってきました。

その時に竜骨の由来書(竜骨伝記)と、鑑定書というか保証書というか證書寫をおいていきました。

大正12年1月1日の火事で焼ける前に、それを書き写した人が2人いるのです。

世良田の毛呂権蔵と小俣鶏足寺の和尚です

 

2人の記述を元に復元された竜骨伝記を確認です。

ゆかりの地(毛呂権蔵家、世良田普門寺、小俣鶏足寺、深谷七ッ梅跡等)の映像も確認です。

 

本日の御朱印です。

6が3つも重なる日って、そうそうないですよね

 

 

その後、二胡の演奏がありました。

琴の演奏もありました。

ファイナルで、不思議な力が働いたのでしょう。

向こうから、演奏の申し込みがあったそうです。

開基・本橋院殿(山上鄕右衛門顕将)の、「山上城付近にて落命せしあまたの人々の冥福を祈らんがためなり」の願いを具現するかのように、鎮魂の調べが流れました

ありがとうございます

まさに、ファイナル鄕右衛門忌にふさわしい終り方でした

 

 

 

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