長い1日の続き…
ななみ を連れて…帰宅。
あぁ、今朝は明け方2時から動いていた…
仕事へ向かうまでの、しばしのくつろぎ時間。
今朝見たいな発作を起こしたら…と思い、
携帯酸素を買っておこうと思いつく。
仕事に出かける足で買っておこう。
家を出ようとすると…
きゃいーーーーーん、きゃいーーーーん!!
以前も聞いた事のある叫び。狂ったように走り出す。
再び部屋に戻り、ななみ へ声をかける…
しばし…コーフン…
手に座薬の鎮静剤を準備する。
(※これも前回の事が有って頂いていたもの。)
でも、以前とは違い、1分~2分でおさまる。
そして以前の様な、糞尿垂れ流しは…ない。
興奮状態になったら、母独りでは対応が無理(座薬を入れないと駄目なので)
少し様子を見てから外出しよう…と、携帯酸素の販売先を探す。
近くのドラックストアへ電話をする…と、
カイヌシの電話声にも、反応し、興奮を始める ななみ。
あわてて、手に座薬を準備するも…再び、1分か2分で落ち着く。
小さなことでも抑えられない ななみ。
カイヌシ、トイレでリビングを離れる事もままならない…。
何が原因だろう…???
今朝がたの2回の痙攣、相当厳しかった筈。
それが怖くて、カイヌシと分離不安になってしまってるのか。。。
(ななみ は日ごろから、カイヌシオンリー犬。)
今朝の事も有る。今の状況も有る。
職場で唯一、月1回有るお休みを、急遽もらうことにする。
カイヌシ、ななみ から離れられない為、
近所のドラックストアへ、
母にタクシーで携帯酸素を買いに走ってもらったりした。
なんとなく、嫌な予感がした…。 この夜が怖い気がした。
側にいると、うとうと…はするのに、
相変わらず、間隔はあいているものの、興奮が始まる ななみ。
興奮の度に、手にビニール手袋、と鎮静剤スタンバイ。 でも、2分ほどで収まる。
病院の終わるちょっと前に、マーブル動物病院へ行こう。
なるべく遅い時間に、鎮静剤を打ってもらおう。
そんな風に思っていたにもかかわらず、
18時頃には、再び大きめの興奮が来てしまった。
これ以上ヤバイ…と感じ、車に乗せる。
案の定、ぎゃーーーーーう、きゃいーーーーーん!!と車内でも鳴き叫ぶ。
とてもいつもの助手席では、抑えきれず。
後部座席、もりし の箱に乗せ、母が隣で抑える。
移動の20分程の間にも、何度か興奮状態が起き、泣き叫ぶ。
長く感じた移動時間。
やっとの思いで辿りついた病院は、いつも通り混雑している。
状況を説明すると…別室を準備してくれた。
錯乱状態の ななみ を抱え、待合室を走り抜ける。
ななみ はその間も叫び続ける。
診察室に入ってこられた先生、ななみ を見て、一瞬たじろく。
以前の状況もお話はしてあったので、軽い鎮静剤を打ってもらう。
そうこうしているウチに、ななみ脱糞、失禁。
糞尿にまみれながら、ななみ を抑え…
看護士さんもカイヌシも周囲を片づけつつ…なカンジ。
一旦は落ち着きかけるも…
あうぉーーーーーーーー!! ううぉーーーーーー!! と叫び始める。
先生に伝える。
カイヌシ「絶対5-FUだと思うんです!」
今までも、5-FU と カルボプラチン は、
量は少しだが大学病院時代から使って来ていた。
転移が解り、正規量の抗がん剤を使い初めて、今回が3回目。
1回目も5-FU、以前の興奮の時も、5-FU投与の後。
2回目のカルボプラチン時は、食欲減退は有っても、この症例は出ていない。
1回目の時も、カイヌシ、5-FUの存在を疑ったが、
症状が出たのが24時間以上を経過していたので、
関係性は少ない…と、どの先生も話されていたので疑いは消えかかっていた。
調べてくださった先生。
先生「出てきたのは英文だったが、痙攣、錯乱、幻覚…という言葉が並んでいた」
合わせて、鎮静剤も最大限度までも記載されていた模様。
その鎮静剤を少量づつ打つ。 2回目で落ち着く。
という訳で…
脳への転移でもなく、肺への転移からの呼吸苦しさからでもなく…
抗がん剤の副作用だった訳です…。
帰路に着いたのは20:30近く…。
帰宅後、おちついた ななみ を見て…お腹が空いてきた。
そうだった…
朝5時過ぎ、朝マックのソーセージマフィンを頬ばっただけ。
夜間、ななみ は、よく眠ってくれたので、
比較的、添い寝状態でも睡眠が取れたカイヌシだったのでした。
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いろいろ学んだ出来事でした。
おかげで、この1日で、カイヌシ-3Kg減…。もう、げっそり。クマもげっそり。
でも、前回の事があったので、
カイヌシは冷静に行動が取れました。
※ただ、あくまでこの副作用は ななみ に対しての症状であり、
同じ血管肉腫で戦っており、同じ抗がん剤を使っていたとしても、
皆に同じ症例が出る…という事ではありません。
抗がん剤は1万分の1の確率の症例としてデーター有ったとしても…
実際は、その子に合うかどうか…だそうです。
出る子もいれば、出ない子もいる…という事だそうです。 by北海道W先生