この旅日記は、帰宅後、日にちを遡って記しています!
この旅で、印象的だった うぃるの行動が…ひとつ。
そのお話を、旅日記のラストに。
*
帰路に着く日の、朝食後、のこと。
テーブルの足元に犬達。
食事を終えたら、いそいそお部屋へ揃って退却するのです。
それは、もう、何度通っても、
いつも普通に、当たり前に、
皆でお部屋に退却するのが通例、でした。
でも、この日は違いました。
うぃる、寝の姿勢から動こうとはしません。
他2匹が立ち上がっても、
カイヌシが移動を促しても…。
それを見ていた、Jさんのご主人さま。
「いいよ、お皿片付ける間、残していっても。」
うぃる、余りに動こうとしないので、
その言葉に甘えて、うぃるを残して…お部屋へ。
でも気になって、もう一度
独りダイニングへ戻ったカイヌシ。
カイヌシがみたものは…
私達がその場を去った、
そのままの姿勢で、
でも、寝ているのではなくて。
じ…っと。
もう一度、声をかけても動こうとしないので、
カイヌシ撤退…。
いそいそ、退室の片付けをしつつ…。
15分ほど経過した頃でしょうか。
カタカタ…と廊下に足音。
「…お部屋、戻るってよ~」
と、送り届けられ、帰ってきた、うぃる。
*
そんな姿を目の当たりにして。
人が思う以上に、
犬達は、思考を巡らし暮らしているのかも、と。
私達が想像する以上に、
犬達は、五感すべてで感じ、悟り、
過ごして居るのかも…と。
うぃるは、もう、自分の体力では
この場所へ来ることが難しいことを、
この大好きな場所に身を置けない事を、
悟っていたのだと思うのです。
もしかしたら、カイヌシの心の奥の想いまでも、
感じていたのかも知れません。
だからこそ、空気を、香りを…景色を、
那須の、ラ・ピステさんの全てを
全身で受け止めていたのだと、思いました。
それが、うぃるの別れ方なんだ、と。
*
帰路。
車内。
せがるーん…
アンタ、舌が出てるよ…
乾燥してカピカピでした…おい!
最後までお付き合いくださり、
ありがとうございましたm(__)m
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