コギたちの散歩道には、
それはそれは、立派な白梅の木があります。
↑ 2015.3月の写真です。
毎年…この時期に咲き誇り、
なんとも切ない…静かな澄んだ香りをかすかに漂わせます。
その木は余りに大きく、見上げる程でした。
(ヘタすると尻もちつきそうな程見上げないと…なんですよ。)
3匹での散歩も、2匹になった散歩も…
ずっと…この時期は開花を楽しみにしていました。
先日、つぼみは綻び始め、
暖冬の影響もあったのでしょう、
あっという間に5分咲き程になったでしょうか。
あと少ししたら、カメラを持って来よう…なんて思っていたのです。
そして、白梅を見上げながら…
いつも傍らにいた、うぃるを思い出し、
うぃるの不在を、
噛みしめていたのでした。
*
翌日。
いつもの様に散歩…に出ました。
コギたちとのお散歩は、その短足さ加減もあり、
いつも足元ばかり見ているカイヌシです。
酷く白梅の花が足元に絨毯の様に落ちている事に気が付き、
何事かと「?」マークを飛ばしながらもよくよく見ると、
満開を前に、その白梅の木はあとかたもなく…
切り倒されていました。
大きく成り過ぎ、邪魔になったのでしょうか。
三人程が座れそうな、大きなその切り株に…
その木の、これまでの命の歴史を想い、
足元に散らかる花の残骸と木屑とを…
ぼー…っと…。
なんだか、その場に…
せがるんと2匹で立ち尽くしてしまいました。
どんなに安定した状況だと思えても、
確かな、揺るぎのない情景だと感じていても。
命の先は…
命の未来は誰にも解らない。
…寂寥たる思いの…早春の日でした。
*
あがが…!
懐かしいうぃるの歯だ。
もう磨くことのない、うぃるの歯だ…。
磨くことの出来ない…うぃるの歯だ。
うぃる…。
逢いたいなぁ。
そして。
今日は猫の日ですってよ、うっちー。
うっちーがガン観していた、徹子の部屋(たけるさんとバンプくん)
「世界から猫が消えたなら」
コレの映宣でしたね、懐かしい~…!
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