つくづく思います。
人のお医者さんも、獣医さんも本当に凄い。
午前、普通に普段の診察を行って、
合間に手術、また午後に普通の診察。
ここ考えただけでも集中力の凄さに驚いてしまいます。
看護師さんも…傍からお仕事見ているだけで、
どれ程の集中力を必要とするのか…驚愕してしまう働きです。
命を支えるお仕事をされている皆様に、
本当に頭が下がりますし、尊敬しています。
*
という事で、しおりの耐性菌のお話。
まず、耐性菌とは?
適切に抗生物質を扱わないと耐性菌は作られてしまいます。
勝手に途中で止めてしまったり、
効果が出るからと自己判断でピンポイントで与えたり。
軽度のことでも何でもかんでも抗生物質を与えたり。
曖昧な使用が、スーパー耐性菌を作りだしてしまいます。
※獣医師の指示のもと、しっかりと決められた期間を守りましょう!※
しおりの居た環境では、住まいすらまともではなかったので、
薬(抗生物質)の投与も曖昧だったのでしょう。
効かなきゃ別の薬、ちょっと調子崩れれば与える。
しおりの身体中に溢れる菌を見るだけで、
しおり自身への扱いも、そして、
その薬の扱いまでもが、まるで手に取るように分かります。
この身体中に溢れる耐性菌のせいで、
今回の手術にも細心の注意を払わなければならず、
しおりにとっても高リスクでした。
出逢った当初から引っ張っている耳内、膀胱、そして歯。
(※肛門腺は切除済み)
麻酔から覚醒する合間に処置していただきましたが、
良好とは言えませんでした。
彼女の身体は、この菌を受け入れて共存しまっているようで、
本来、やばいよやばいよ、緊急事態だよー
という自己免疫もスルー。白血球も上昇してきません。
完全な共存状態に陥っているようです、と先生。
耳内も、膀胱内も洗浄してくださったようですが、
何が何やら分らないカス?が沢山出てきたそうです。
歯はもともと13本の残り、それも歯根が露呈しているものも少なくなく、
歯肉もほとほと酷い状態から、スタート。
丁寧に歯磨き習慣を身に付けてきましたが、
それでも今回、グラつきが酷くなり5本抜歯に至りました。
それでもあの状態から4年、よく頑張ってくれたのだと思います。
今回、それぞれの菌の培養もして下さってるので、
敵のスペックも明確になるのではと思っています。
その先の治療は、培養結果を待ってから。
すっとぼけお嬢さんですが、
しっかりものの女子でもあります
まだ彼女は入院中。
経過良好でありますように。
おコギ好きの貴方…
よろしければ、ぽちっと…お願いします
闘病生活、応援お願いいたします。
小さな体で本当に頑張ってくれました!
過去は変えられないけど
しおりんが頑張っていたから出会えた飼い主様!
しおりんにとっては この上無い最高の飼い主様!
そして今の穏やかな生活...
まだまだまだまだもっともっといっぱい穏やかに過ごすんだもんね♡
まま様
しおりんの帰還までは落ちつかないと思いますが
眠れる時はしっかり眠ってくださいね。
過去は変えられないからこそ
このような極悪ブリーダーがいなくなるよう私も願います!
愛護法も昨年9月より随分変わって
極悪ブリーダーは売買出来なくなってきます。
猶予期間が今年9月だったか来年3月までなのですが
適正な飼養管理が出来ないブリーダーはあぶり出されます...はずです...
一人一人の声は小さくともこの先の世の中が
小さな命にも明るい未来でありますように...
支離滅裂になりましたが
まずは しおりんがお元気に帰って来ますように
いっぱいいっぱい祈ってます!
コメントありがとうございます^^
病院から連絡アリ、月曜日の退院予定になりました。
色々心配がありましたが、順調に回復してくれている様子です。ホッとしています。
こすずママさまがくださったご縁でここまで来れた事、
心から感謝しています。
縁が繋がらなければ、出逢えなければ、
この豊かな月日は存在しなかったのですから…。
法改正で少しでも苦しむ命が減って(無くなって)欲しいですね。
大きくても小さくても命は命、そのことに皆が気がつける様な世になって欲しいですね。
コメントありがとうございます^^
退院の予定が立ちましたので、経過順調な様です。
やっと…少し気が休まりました。
適正な飼育環境下であれば、ここまで病を抱え込む事は無かった上、
今回の様な、いざ!という手術の際も何倍もリスクを抱える必要も無かった訳で・・・。
しおりを抱えたからには、そんな日本のペット業界の闇を
知っていただくのが私の役目…とも思っているのですが、
知っていただいてお気持ち寄せてくださって、心より感謝いたします。