どんな事にだってきっと意味が有る。

しおりとお巡りさんの、

「深夜の交信」のお話は、昨日記しました。

※ご興味ある方は上の文字をクリックしてください＾＾

そのお話へ飛びます！

しおりはね、身勝手な人間「繁殖屋」が、

利益を絞り取るだけ取って、命の存続なんて気にもせず、

飼育放棄された「お母さん犬」です。

自らの身体をすり減らして、誰かの幸せの為の命を沢山産み育てて、

利益のみ搾取され続けて、最後に見捨てられた命です。

どうか、店頭に並ぶ子犬を見たら、

そんな影の存在の

「命を賭した仕事」がある事を思い出して欲しいです。

 

それでも、過酷な環境下に有ったことも…

しおりは、もう、忘れてしまったかのように、

陽気に、はしゃぎ過ごしています。

たった一つ遺された身体さえ、ボロボロなのに。

 

逢えると、ゴム毬みたいに飛んではしゃいで迎えてくれます

そんな彼女が愛しいです。

 

しおりから学んだ事。

きっとどんな事にも意味があり、

自分が腐らせさえしなければ、

その経験はきっと意味を持つのだと

 

 

同じ秋の日。

秋風に揺れる秋明菊を、

不安で押しつぶされそうになりながら見つめた日が在りました。

長男「ななみ」の血管肉腫転移を告げられた日でした。

 

11年を経て…。

今、見つめる秋明菊は、

陽射しに反射して…キラキラと、

明るく元気に、まるで笑顔を振りまいている様に感じました。

 

色々なことを…

苦しみや悲しみを乗り越えて、今が在る。

その事を忘れない様にしようと思えた、秋の日でした

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