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ななみ(血管肉腫)もりし(急性腎不全)うっちー(肺水腫)うぃる(脳腫瘍?)、せがーる・しおり コーギー姉妹の徒然日記。

うぃる、最期の日までのこと*1*

2019-08-29 | うぃる(コギ♀)

うぃるとの闘病の時間は、余りにも濃密すぎて、

そして、寝られなかったり…という日々だったからか、

たかが数日が、まるで1週間位に感じてしまったり。

今、あの日々を思い返すとき、

時間の経過に歪みが生じているような、そんな錯覚に陥ります。

 

今、せがーるとの日々は、余りに普通で、

病のない犬暮らし…は、こんなにも手を必要とせず、

(薬も飲んでないので、投薬時間に拘束もされない)

こんなにも開放的なのかと、逆に不安になってしまいます。

人間とは、勝手なものです。

 

記憶が、余り遠くへ行ってしまわないうちに、

最期の うぃるとの時間を記したいと思います。

 


 7月31日未明の3、4回目の発作以降は、

ほぼ寝たきりとなっていました。

酷暑の中でしたので、水分が上手に摂れない日には、

補液をいれていただきに、通院をしていました。

その際は、車内も、カートでの移動も、診察台でも起き上がる事はなく、

乗せられたままの横寝の姿勢で、

処置をしていただくことが自然の形になっていました。

  

これまでも、うぃるとの日々をブログ内でも記して参りましたが、

8月11日~12日に遡ります。

※クリック頂くとその日のブログに飛びます。

4回目の発作から11日目になります。 

 

過去記事と少し内容が重複致しますが、

把握しやすい様に、記します。

状態や、変化の仕方などが、闘病中のワンコや飼い主さまの

何かのヒントにでもなればと

 

 

8月11日に嘔吐が再び起きてしまって、

「もう、強制的な食事も、薬も止めよう」

そう、決めた後、病院へ向かい…

「正直、安楽死という状況に来ている。」

そういわれても、その時は決断できず。

先生の提案で、後悔しない為にも、

もう一度だけ最後の抗いの治療を、との提案を受け入れ、

「おう吐止め」を入れて頂いた、翌日。

 

奇跡的にも、食欲は少し戻り…

食べたい意欲のあるものを口にし、

お薬も、朝・夕と、自力で摂る事が出来ました。

また、不自由な身体でも、室内を徘徊して、

プラゴミ袋を漁ったり…と、

信じられない程の、これまでの うぃるに戻ったかのような、

とても意欲的な1日でした。

 

 

その時の写真!

うぃる、これが犬生最期の写真です。

 

こんなに生き生きとした表情でした。

(この日限定!)

これ以降は、その辛そうな姿に

カメラを向けることは、もう…出来ませんでした。

 

この日食べたもの。

※普段は許可しない食品も含まれています。

最期が近づいているからこその、許容の食品です。

また、そのコの症状にもよりますが、食品を口に出来たからこそ、

食慾スイッチが入り、その後の食慾が戻り

状態が安定し、盛り返すことも有ります。

そんな参考の意味でも、記しています。

ケンタッキー、蒸しパン、フィナンシェ、

ポップコーン、南蛮えびせんべい

ワンワンカロリー、カリカリフードから作った流動食、

ミニシュークリーム、犬用クッキー

量こそ、沢山ではありませんが、

何を見せても興味すら示さなかったのに、

瞳をひんむいて食らいつく姿に、

カイヌシは喜びを感じ、そして救われた日でした。

 

しかし、23時を過ぎると状況は一変します。

脳内の神経症状が優位になり、

座薬を使い、発作にこそ至りませんでしたが、

うぃる自身、ほとんど寝ることのできない、

厳しい一夜でした。

 

医学的根拠はないそうですが、

西洋医学では20~24時頃、

東洋医学では深夜にかけて…が、

発作の起きやすい時間帯と言われているそうです。

 

うぃると添い寝をしながら、

時にはさすりながら、時には手を貸しながら…

時には、座薬マイスターに変身しながら(笑)

沢山、たくさん、思い出話をしました。

もう、これ以上無いよねっ…て位、全て。

「うっとうしいな。」そう思っていたかも知れないけれど、

うぃるは黙って、時には瞳で返事をくれたりして、

ずっと、一緒に夜を明かしたのでした。

 

 

明けた13日、朝は…雨。

気圧の影響も有ったのでしょうが、

これまでにない程の疲弊具合に、

間違いなく、神経症状の暴走は厳しさを増している

そんな現実を突きつけられた朝でした。

  

 

そして、今になって思えば…、 

急須のお茶が出切る寸前、勢いが、水量が戻る様に、

…命も終えようとする…少し前に、エネルギーが戻る…というのは、

本当なんだな、同じなんだな、と感じています。

 

 

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4 コメント

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素晴らしい笑顔 (夢母)
2019-08-29 20:44:28
うぃるちゃん
最高のお写真です

不思議と
最期の時を迎える直前は
恩返しのような
行動があるのですよね

夢も
ネコのキーちゃんも
そうでした

この笑顔は
決して忘れません

可愛くてお利口さん
何よりも美コギのうぃるちゃんです💛

遅くなりましたが
ままさん
お誕生日おめでとうございます!
返信する
Unknown (らみ)
2019-08-30 16:21:25
ままさん、こんにちは。

うんうん!時間は流れていくもんね。
しっかり記録として綴ってね。

オカンはエクセルシートに綴ってるらしいわ。

オカンが先代らみが旅立ってから、
私、何をしたらええんやろ?って思ったら
時間に押しつぶされそうになったって言うてた。
オカンの時間は全て先代の為にあったからね。
その時間がポッカリ空いてしまってしんどかったらしいで。

ままさんの時間はうぃるねーさんの為にあったから、
ポッカリ空いた時間に押しつぶされてないかな?
せがーるちゃんがいてるから大丈夫かな?
押しつぶされそうになったらいつでも言うてね。
いつでも僕のシモベを差し向けるからね。

来月は先代がお空生活を始めて7周年らしいわ。
って事は僕はお肉が食べれるって事やわ(笑)

ままさん、お肉を食べてしっかり体力付けてやぁ~
せやなぁ~A5ランクのブランド牛ですき焼きはどうかな?
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食べてくれただけで… (ななもりうぃるまま)
2019-08-30 19:05:40
夢母 さま

この日、食べてくれただけで…私は随分と救われました。
ただ、私の「食べて欲しい」その気持ちだけで、
その思いを満たしたいがために、うぃるを頑張らせてしまったのでは…と、後悔もしています。

自然に枯れて行ける死も、突然の発作(例:心臓)での死も…etc…
その全ての「死」が苦しみの先に在る事に気が付き、
また、その苦しみの長さや、苦しみ方の違いを…
どう処理するべきなのか…が、
解らなくなってしまったのも事実です。
沢山の事を投げかけ、旅立って行った うぃるです。

誕生日のコメントも嬉しいです♪ ありがとうございます!
…でも、もう、齢とりたくないかもー…(笑)
返信する
流石は…! (ななもりうぃるまま)
2019-08-30 19:12:16
らみのすけ さま

らみくんのおかんさま、流石ですねー♪
ハイテク(PC)使いこなしているのですね!
私は…ダメです、本当に機械ごとに弱くて。。。

うぃるのスペースには、今、裏になって、せがるーんが入っています(笑)
残ったのが、せがるーんで助かりました。
かなり、笑わせてくれます!!!
そして、忙しくすることで、その穴に蓋は出来ています。
少しづつ…穴は塞がっていくのでしょうね。

A5ランクのブランド牛!?
らみくん、そんなに凄いの食べてるの???
ここだけの話ですが…
カイヌシは、うぃると同じで?膵臓の働きがあまりよろしくないのか、
さしたっぷり贅沢牛等をいただくと、テキメンに下ります…( ̄д ̄)
安い赤身向きの、庶民派な消化器官しか持っていないカイヌシなのでした…あわわ。
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