ボクの勤め先である特別支援学校では、明日が高等部の卒業式。
そこで、泊まり明けの今日、ある場所へ行くことにしました。
ボクに今の仕事を頑張ってみようと思わせてくれた舎生(寄宿舎に泊まる児童・生徒をこう呼びます)のいる場所へ。
その彼女も、明日高等部の卒業を迎えるはずでした。
学校で卒業をお祝いできないので、こちらから出向くことにしたのです。
細々した仕事を片付け、途中昼食をとり、総武線と武蔵野線を乗り継いで東松戸へ。
手ぶらも何なので、駅近くの花屋で「高校の卒業生にあげる感じで」と注文。
こんなアバウトなオーダーだったのに、彼女のイメージっぽい感じになりました(トップ画像)。
その花を抱えて、一路彼女のいる場所へ。
向かった先は、都立八柱霊園。
この3月に高等部を卒業するはずだった彼女は、高等部1年生の秋、16年の短い生涯に別れを告げました。
それは突然のことで、片思いとはいえ思い入れのある舎生だったから余計にショックでした。
ショックは和らいだけど、今同級生の卒業を祝いながら彼女に何もしないのは何だか淋しい感じがしてました。
そこで、本人はそんなにうれしくないかもしれないけど、お墓参りをすることにしたのです。
壁型種区域の中にひっそりとお墓はありました。
花を手向け、「卒業おめでとう」と手を合わせ、しばらく何をするでもなく佇んでました。
きれいな春の青空を見上げ、墓石に刻まれた「やすらぎ」の文字を眺め、なんとなく、久々に「無」に近づいた気がした。
そんな風にしていたら、手向けた花束が春の風に流されるように滑りました。
何だか、彼女に「もう帰んなよ」と言われた気がして、その場を発つことに。
ちょっと迷ったけど、花束は持ち帰ることにしました。
完全な自己満だし、彼女には迷惑かもしれない。
けど、とってもいい場所で、何だか「やすらいだ」気がした。
気が向いたらまた会いに行こうかな。
改めて、卒業おめでとう。
そこで、泊まり明けの今日、ある場所へ行くことにしました。
ボクに今の仕事を頑張ってみようと思わせてくれた舎生(寄宿舎に泊まる児童・生徒をこう呼びます)のいる場所へ。
その彼女も、明日高等部の卒業を迎えるはずでした。
学校で卒業をお祝いできないので、こちらから出向くことにしたのです。
細々した仕事を片付け、途中昼食をとり、総武線と武蔵野線を乗り継いで東松戸へ。
手ぶらも何なので、駅近くの花屋で「高校の卒業生にあげる感じで」と注文。
こんなアバウトなオーダーだったのに、彼女のイメージっぽい感じになりました(トップ画像)。
その花を抱えて、一路彼女のいる場所へ。
向かった先は、都立八柱霊園。
この3月に高等部を卒業するはずだった彼女は、高等部1年生の秋、16年の短い生涯に別れを告げました。
それは突然のことで、片思いとはいえ思い入れのある舎生だったから余計にショックでした。
ショックは和らいだけど、今同級生の卒業を祝いながら彼女に何もしないのは何だか淋しい感じがしてました。
そこで、本人はそんなにうれしくないかもしれないけど、お墓参りをすることにしたのです。
壁型種区域の中にひっそりとお墓はありました。
花を手向け、「卒業おめでとう」と手を合わせ、しばらく何をするでもなく佇んでました。
きれいな春の青空を見上げ、墓石に刻まれた「やすらぎ」の文字を眺め、なんとなく、久々に「無」に近づいた気がした。
そんな風にしていたら、手向けた花束が春の風に流されるように滑りました。
何だか、彼女に「もう帰んなよ」と言われた気がして、その場を発つことに。
ちょっと迷ったけど、花束は持ち帰ることにしました。
完全な自己満だし、彼女には迷惑かもしれない。
けど、とってもいい場所で、何だか「やすらいだ」気がした。
気が向いたらまた会いに行こうかな。
改めて、卒業おめでとう。