虹の向こうに

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リバ剣、段位は三段。
なぜか少年野球の監督してます。

公務員をいじめると

2010年06月30日 | ひとりごと
昨日の消費税に関連して。

ある政党は、演説で

「増税の前にやることがある。

国会議員の定数削減

国家公務員の削減!」

おいおい。

いや、国会議員は削減してもいいですよ。

それが活発な議会運営に繋がるなら。

あと議員に対する特別待遇の見直しはぜひしてほしい。


でも国家公務員削減はダメでしょう。

つまりはリストラするってことでしょ。

それをしたら、地方公務員にもリストラの波がやってくる。

そんなつもりがなくても、きっとそうなる。

だいたい公務員ってのは、上に立つ人ほどパッパラパーなので、実情に合わないリストラになるでしょう。

切られるのは中堅どころでしょうね。

場合によっては公務の執行に支障が出る。

そしたら困るのは市民ですから。

現実的にも、求められている公共サービスに必要な人的配置に不足があるというのに。


乱暴に言えば、

「消費税増税を阻止するためなら、公共サービスが低下しても仕方がない」

ということにもなりかねない。


それに、公務員までリストラされるとなったら、企業のリストラは加速するでしょうね。

社会不安が拡大するだけです。


国家公務員の中で、職務に照らして高額な給料をもらっているのは、ピラミッドの上の方にいる一握りのお偉いさん。

そういった人たちのわけわからん手当とか特別待遇を見直す削減にしてくださいね。

どうせやるなら。