テニスのコーチは「体験を売る」のが商売だと思うのです。生徒は言われた動作をして新しい体験を得る事ができれば良しです。でもなかなか体験を感じることはできないと思うのです、何故かというと体験のシュチエーションは数多く有り二度と無いシュチエーションもあるからです。
だから長々とボールを出してもらってだとは言いませんが時間が過ぎていくのだと思います。
テニスは自分で体験するシュチエーションを明確にして対処する方法を学び「実はこうだった」と学ぶ喜びを体感するケームダと思うのです。
人と人とのコミュニケーションとよく似ていると思います。
だからね一定の技術、ラケットでボールを打って気持ち良かったと感じるまでのコーチは必要ですが、後は自分で感じる力だと思います。自分で感じるシュチエーションを想定する仕方をコーチするコーチが最良のコーチだと思います。
十年一日ボール出ししているコーチのコーチははっきり言って無駄です。
一球でも気持ちよくラケットにあたればコーチングは終わりで、あとプレーヤー自身が実はこうだと感じる事の積み重ねだと思うのです。