楽しいテニス

50歳の女性二人がテニスグループに入ってきてほぼ一ヶ月が過ぎた。

必ず来た方向と異なる方向に打ち返しなさい、相手チームの弱いプレーヤーを徹底的に攻めなさい、必ずファーストサーブを成功させることぐらいしか教えてないのに、今日は素晴らしいゲームをしていて、ロブはあげるは、ショートバウンドでリターンするは見ていても楽しいプレーの連発だった。

もういうことは無い。

ボールスピードが速いサークルの仲間入りしてきなさいと思わずいつてしまった。

そう、一ヶ月ほどでこんなに楽しいテニスをしだすとは本人たちも楽しいし、受け入れた我がサークルの面々も楽しそうだ。

守破離

言われたことを守って自分なりの方策を考えるようになり、離れていくのだろうと寂しい気持ちになってしまった。

自分の子供とテニスしているようなもので、至福の時を楽しませてもらっている。

テニススクール

良いテニススクールは楽しいテニスゲームが出来るように教えてくれることだ。

まずはマナー、これを教えないテニススクールが多い、嫌がられるのかコーチ自身が知らないのか教えない。

スクールの卒業者とテニスしたら楽しいと思えることが大切だと思う。

試合前後の挨拶、トスからサーブ権かコート選択権か、大きな声でコールして相手の確認を得ることや、セルフジャッジでの相手有利のジャッジをする事や、ボールがコート内に入ってきた時の処理、ウォッチ・チェンジ等のパートナーとのコミュニケーション方法とかを教えるべきだ。

やっぱり「あのテニススクールの生徒か」と思わす事が大切だと思う。

年配者に「ありがとう」と発言させるのは気が引けるかもしれないがやるべきだと思う。

必ず方向を変える

初心者のプレーヤーの陥る悪い癖は来たボールの返球を来た方向に返す事。当然打った相手は其処にいるわけだから準備万端待ち構えていて先程よりきつい攻撃的なボールが打てる事になる。

打ち勝つんだと無駄な努力をしている人もいるが、テニスは変化を楽しむ物だと思う。

強く打って弱く打って、球種を変えてフラットスライススピン、ロブと変えるが、一方方向を変える手もありその上球種を変えると相手を積極的に攻撃する事になる。

初心者の人で「方向を変える」事でゲームを楽しんでいる人がいる。

楽しそうだ

アタック

テニスの勝敗を左右する作戦に相手ボディにボールを集める🖐️がある。しかし、明らかなレベルさがある場合は使う術では無い。

怪我が伴う危険な行為だから。

だが往々にして下手な人に限って危険なボールを使う。

そんな人はグループに入れるべきでは無いが心変わりしてくれるのも豊作だが、中々買われる物でも無いらしい。

まあ、ポジションにもよると思うのだ。

そんな人とペアーになった時はダブルバック陣形で後ろからサーブをぶつけられないようにすることだ。

自分のテニスの動画を観る

みんな楽しんでいるが自分のテニスはあまり見たこと無い。

動画を撮って見た。

一番面白かったのは撮られていると意識すると何時ものプレーができなくなること。

でもみんな一定の型にハマったプレーが出来ていてスマートと言える。特にサーブは素直なルーチンでプレーしていた、さすがである。

気になるのは相手がボールを打つまで棒立ちの人が多かった事でフットワークが少し重い感じがした。

忘年会の余興に使おうと思った。