薄着で冬で夕焼けを

森川ジョージ 『はじめの一歩』 105巻

一歩が簡単に負けられない分、板垣が簡単に負けるのは、このマンガの必然のような気がする。
テーマと展開と求められるものの必然。個人的には板垣が最強だと思ってんだけど。

ペン画 163

詩1846「ミミズも空を飛ぶ」

ミミズが脱皮し空を飛ぶ。
一念発起し空を飛ぶ。
本気を出せば空を飛ぶ。
軽やかにほら空を飛ぶ。
僕は死んだら土に行く。
そこにはあのミミズがいる。
僕を連れて行ってくれる。
ふたりで約束をしている。
醜いものってなんだろう。
人間以外に知らないな。
美しいミミズ空を飛ぶ。
美しく羽ばたいている。