物造庵 ものつくりあん ナラ(楢崎賢)

ものつくり人「ナラ(楢崎賢)」による
絵や作品の制作過程、自作詩の発表、その他徒然…

わたしとあなたがまじりあう

2014年01月28日 05時45分21秒 | 僕は空を見ている







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土田世紀 『かぞく』

2014年01月28日 05時38分53秒 | 徒然のこと
えっ、土田世紀がもういないなんて、知らなかった…!と半ば愕然としながら読んだ。
「優しさなんててめえらのアリバイだぜ」と言ったマコトのその後はもう永遠に読めないんだ。
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ペン画 222

2014年01月28日 05時36分51秒 | 絵の制作過程


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詩1912「四角の合間に沈む日が」

2014年01月28日 05時10分44秒 | 自作詩
気が付けば歌ってた。
汚れてゆく大気だと。
長老が言っていた。
渡る度。
色が変わると。
僕らの数は。
減っていった。
僕が生きてる間にも。
長老は渡らなかった。
死ぬ場所は。
自分で決めると。
ふるさと?
僕にとってのふるさとは。
一体どこだろうか。
昨日妹が死んだ。
野良猫に襲われて。
カラスが死骸を食べた。
そして今日が。
終わろうとしている。
明日もあさっても。
生きなきゃいけない日はくる。
僕のふるさとは。
もしかしたら空なのか。
ぼんやりと眺めていたら。
四角の合間に沈む日が。
ここだ。
ここだ。
と光ってた。
汚れた大気も妹の死骸も。
野良猫もカラスも。
昨日も明日も絶望も。
全部をやさしく大雑把に。
包み込んでく赤色の中で。
気が付けば僕は歌ってた。
100年前もそうだったように。
100年後はもういないとしても。
沈む夕日が僕に言う。
また明日。
また明日。
その無邪気さに。
その無慈悲さに。
僕は呆れて。
心打たれて。
思わず笑って。
気が付けば。
歌ってたんだよ。
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