時空の彼方の。
野良犬は。
口開けたまま。
街路樹の隅。
見えないものは。
ないものと。
決まってしまった。
空気の中で。
それなら空気も。
見えないじゃないか。
野良犬叫ぶ。
かすれた喉ぼとけ。
時空の彼方へ。
徒歩でゆく。
待っておいらも。
一緒に行くよ。
野良犬は。
口開けたまま。
街路樹の隅。
見えないものは。
ないものと。
決まってしまった。
空気の中で。
それなら空気も。
見えないじゃないか。
野良犬叫ぶ。
かすれた喉ぼとけ。
時空の彼方へ。
徒歩でゆく。
待っておいらも。
一緒に行くよ。
初めて京極夏彦小説を読んだ。初めてがこれって、どうなんだろう。全然怪談じゃないし。
世間の暗部を照らすような、6人との対話だけで成り立つ小説。
気分は良くないけど、面白かった。
世間の暗部を照らすような、6人との対話だけで成り立つ小説。
気分は良くないけど、面白かった。