みそかの

きょうもつちむし

今何匹かなあ。もう数えきれない。

川上弘美 『どこから行っても遠い町』

それぞれの短編が繋がってひとつになる一冊の小説。
普通の小説だったら脇役のようになんでもない人にも、それぞれ抱えているものがあり、短編を読み終わるごとになんとも言えない気持ちになるんだな。
おれは謝ろうと思っても謝りきれないのだ。罰されようとしても、罰されきれないのだ。なぜならば、おれはかかわり、ふれ、心を動かしてしまったからだ。

太田こぞうPodcastぼくらはみんなで生きている。第23回から第29回

アザミの根っこって食べれるんやー。