器をつくる 続き

今回はこれくらい。

詩1903「普通に考えて思う」

たくさんの分かれ道があって。
一つ残らず甘い誘惑に満ちた。
向こうの方へ向こうの方へ。
選んで歩いてきましたね。
その先に何があるのか。
なんとなく見える人も。
全く見ようともしない人も。
見えないふりをしている人も。
歩くことをやめることができない仕組み。
周りがぎゅうずめで。
止まれば文句を言われながら押されて。
結局同じ方へ進んでる。
仕方なく諦めて。
自分のことに没頭している。
別に後ろめたくはないけれど。
なんだかつまらねえなあ。
力が溜まったら。
この人混みを掻き分けて。
道を外れてやろうと思う。
たとえそこが奈落でも。

帰路急ぎ空

小畑健・大場つぐみ 『デスノート』ジャンプリミックス版3

ライトvs.L決着！あっぱれ！とかつてびっくりしたことを思い出したよ。やっぱライトはこうじゃなくちゃね。なんてことをね。

器をつくる

久々。型抜きで。

詩1902「くっしん」

指の運動。
くっしん。
くっしん。
思い通りに動きます。
世界の運動。
ぐっぱー。
ぐっぱー。
思い通りに動かします。
ありがたいね。
ありがとー。
僕の世界は。
ぼくのもの。
なりたいもんに。
やりたいように。

満月

ペン画 217

中原昌也 『あらゆる場所に花束が……』

その場限りの衝動性で書き続けたパンクなストリートアートのような小説。胸糞悪さの中に美しさを見出せというのか。いや言わないか。最初から最後まで壊れっぱなしな感じです。僕は町田康の方が好きかな。

詩1901「ストイックに生きる君」

修行のように生きている。
ストイックな汗を流す。
君にはほとほと感心をする。
全然関心はないけれど。
人は成長し続ける。
なんて迷惑な幻想を。
割と普通に口にする。
笑って頷いているけれど。
まあまあまあまあ。
お好きですね。
かってにやってれ。
かってにね。