油絵 とり 途中

詩2182「なり」

浴びずともなり。
猫なり。
猫なり。
朝の光なり。
植え込みの。
玉座に鎮座。
わちき大人の。
猫やもん。
それぞれが。
おのおのの。
王様よ。
女王様よ。
爪を研ぎ。
いつでも。
やる。
やられる。
覚悟くらいはね。
しゅっ。

針の月

『TARTAN ALBUM』

アナログレポート。
タータンチェック柄のピクチャーレコードで、なんだかよく分からず買ったが、このアルバムめちゃくちゃいいね。
ケルト系のトラディショナルミュージックのコンピレーション。
いいなあーケルト。楽しいなー。

油絵 うさぎ 途中

再開。
やっぱ楽しい。

詩2181「たつ」

立った。
経って。
勃ちあがる。
感覚。
胸に迫る。
真正面から。
壁が来る。
砕け散ろうと。
前を見る。
ああついに。
ああついに。
すべてを。
脇に置き。
僕は発つ。
君たちの。
世界を絶つ。
地を這う竜。
雲に乗れずとも。
土竜パンチで。
壁を突き抜け。
さあ限界突き抜け。
地が果てるとも。
血が涸れるとも。

空に挨拶

荒木飛呂彦 『ジョジョリオン』8巻

増える謎。そして増える変な奴。

ペン画 442

詩2180「潜む河馬」

調査でも。
攻撃でも。
捕獲でも。
謀略でもなく。
水の中ただ。
潜む河馬。
巨体を縮め。
世の視線を。
躱すように。
わたしはいま。
くうきだけ。
あればよい。
騒がしい世。
過ぎ行く迄。