今週の日曜日はオークス。
桜花賞と同じく、世間はハープスター一色。
他の出走17頭は完全に脇役です。
まぁ、仕方のない事ですけどね。
展開に恵まれたとはいえ、桜花賞を勝ったのはハープな訳で。
そりゃ、2冠濃厚と言われるでしょう。
でも、そんな事関係ないんですよ、なりとろは。
レッドリヴェールがダービーに回った時点で、
最大の応援馬はベッラレジーナに決まったんですから。
あの悔しい思いをしたオークスから7年。
府中で、トップロード娘のG1勝利だけを信じて応援したあの時。
全てに運が向かなかったベッラレイアは2着でした。
その娘・ベッラレジーナ。
4月に未勝利を勝ったばかりなのに、
トライアルでいとも簡単に優先出走権を獲得してしまった。
走る度に内容が良くなるうえに、
輸送も左周りもまったく気にしないという精神面での強さ。
確かに実績馬には及ばない経験値。
重賞独特の厳しい流れは経験していない。
不安要素なら、数えきれないくらいある。
それでも、母の成しえなかったクラッシック制覇。
特にハナ差で涙をのんだ、このオークスに、
誘われるかの如く進んだ経緯。
夢を見ずにはいられないではないか。
母譲りの末脚に、磨きをかけたリベンジの春。
敵がどれだけ強くても関係ない。
オークスに賭ける想いは、母娘二人分。
究極の進化を、止められるものなら止めてみな!!!