マイナス10キロ。
この情報を聞いたときに、耳を疑った。
トリコロールブルーに何が起きたのか?
そうだ、きっと勝負を賭けて絞ったのに違いない。
きっとそうだ・・・。
しかし、パドックに出てきた彼は、そうではなかった。
サラブレッドの美しい姿態とは呼べぬ、
巻き上がったお腹、ゼッケンの下に見える真っ白い汗、
そして、首を忙しく上下に上げ下げする、
いかにも「勝負気配ではない」トリコがそこにいた。
レース前に終わってしまった・・・。
パドックで・・・・。
一縷の望みを持ってレースを見る。
スタートは五分。
馬なりで好位をキープ。
折り合いはバッチリついている。
こ、これはもしかして・・・イケル???
と思ったのもつかの間。。。
4角外から被せられると手応えはなくなった。
もう、余力は残っていない・・・。
惨敗。
何も出来ないまま、トリコの春は終わった。
勿論、これが力の差だとは思わない。
それでも、力を出せないのは、力が無いのと同じ。
完敗のダービートライアルだった。
3戦連続の東上は、
成長期のトリコには厳しかったのか。
残念だけど、トリコロールブルーはここまで。
このあと、是非休みを取って、成長を促して貰いたい。
このままでは終われない。
また秋に、この借りは返すぞ。
そして、明日はいよいよ天皇賞。
現実を見れば、成績は断然2強と呼ばれる馬たちが上。
我が、レインボーラインはまだ重賞1勝馬。
それでも、なりとろは信じて応援する。
昨日も書いたけど、実力を出し切って負けていないから。
展開が向かないことが多く、
福永が教えた後方からの競馬しか出来なくなってしまっているが、
デムーロならなんとかしてくれないか。
外枠不利なのは解っている。
JRAが「勝たせたい」のはキタサンと解ってる。
それでも、天皇賞はレインボーラインに獲って欲しい。
期待していた雨も、お湿り程度にしかならなかった。
大きな力が働く中で、レインボーラインは走る。
その走りが報われることを信じたい。
レインボーライン、頑張れ。
明日は淀のウイナーズサークルで、
君を待っている。
とぴジョイは散髪でした。
男前になって帰ってきました!