田辺が作り出したスローペース。
上がりの競馬となり、ディープ産駒向きの流れに。
3,000mとはいえ、直線だけの競馬になったので、
1,800mの経験しかない馬が間違って勝ってしまったし、
適性を問われるようなレースにもならなかった。
実際、エポカドーロは上がり34.8秒で8着だったが、
この馬は35秒台前半の上がりで能力を発揮できる馬。
底力が試される流れにならなかった分、伸びを欠いた形に。
しかも、スローなのに動こうとしなかった戸崎の消極的騎乗。
あれでは馬が可哀想だ。
エポカドーロは今まで一番気配が良く見えた。
少し気合いが乗りすぎていたかも知れないが、
レースでは折り合いは付いていた。
上がりの競馬になれば分が悪いのは、最初からわかりきっていたこと。
動かなかった戸崎のミスだ。
ステイフーリッシュはこの距離は無理。
体も細かったが、やはり気性が悪すぎる。
1,600mくらいで試して欲しい。
シャルドネゴールドは本当に馬が良く見えた。
外枠引いてなければ…本当に惜しい。
アフリカンゴールドも本当に良い馬に見えたが、
この馬も上がりが早くなるレースは向いていなさそう。
あと、やはり経験値なのかも。
能力は確かだと思うが…。
エタリオウ。
勝ったと思ったし、勝っている。
今日は本当に田辺が悪い。
あのようなショボい逃げで、本当に粘れると思ったのだろうか。
ジェネラーレウーノもある程度流れないと用無しなのに。
寂しい内容の菊花賞。
外国人の巧さだけが際立ったレースになってしまった。
残念菊花賞。
勝ったと思ったんだけど。。。