今日は何色?

保護猫、ななも7歳。
大人になり落ち着いてきましたけど、まだまだ遊ぶの大好きです。

或る列車で博多へ

2024-12-23 17:53:53 | 2024年九州へ

九州の旅も終盤。

年内のうちに書き終えられそうです。

 

由布院散策を終え、由布院駅から博多へ戻ります。

博多までこの列車で戻ります。

「或る列車」です。

連結部分の気遣いがいいですね~。

或る列車とは、

明治39年(1906年)、当時の「九州鉄道」がアメリカのブリル社に豪華客車を発注したものの、「九州鉄道」が国有化されたため、活躍する機会のなかった「九州鉄道ブリル客車」の通称が「或る列車」でした。
当時の日本で最も豪華な設備を備えていた“幻”の豪華客車で、鉄道をこよなく愛し、世界的な鉄道模型の神様といわれた故・原信太郎氏が作成した模型を元に、水戸岡鋭治氏がデザイン・設計し、原鉄道模型博物館」副館長を務める原健人氏が監修しました。
クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」に次ぐラグジュアリーな空間の中、自然環境をテーマにした料理をつくり続けるシェフ、成澤由浩氏がプロデュースするコース料理をいただける至福のD&S列車なのです。

 

 
この模型は車内に展示してあります。
 
 
2両編成の或る列車は、全ての乗客が1両目から乗車します。
スーツケースなどの大きな荷物はホームで乗務員さんによって確認してもらい乗車時に預けます。
 
1号車は、座席に仕切りがなく左右どちらの窓からも景色を眺められます。
ロマンチックな色・クラシカルな形・素材は明るく優しいメープル材を使い、「ななつ星in九州」でも用いた格(ごう)天井で車内を演出した木のぬくもりを感じられる車内。
この車両の良いところは、お食事の用意が見られるところ。
 
こちらが天井。
中心のマークは四葉のクローバーをあしらっていますが、実は三つ葉や七つ葉が隠れているらしいです。
探してみればよかったなあ。
 
 
2号車は落ち着いた色とウォールナットの組子に囲まれた個室。組子は「ななつ星in九州」でも使用された技術を起用しているそうです。
この写真を始めてみたときにいいな~と思ったんですよね。
 
予約するときにまだ両車両とも空きがあったので悩みました。
 
やっぱり初めて見たときの印象がとても大きかったので、せっかく空いているのだから2号車に決めました。
途中、停車するのでその時にホームに出たり1号車の見学に行けるのでね。
 
とにかく内装が素敵。
 
 
とにかく素敵なんですよ。
 
お料理は九州の食材を使ったコース料理です。
 
テーブルには水戸岡さんデザインのランチョンマットに天然木のカトラリーが用意されていました。
 
2024年秋のメニューです。
 
こちらは飲み物のメニュー。
お飲み物も込みの料金なので、何をどのくらい飲んでもOK。
 
私はスパークリングワイン、旦那さんはどっちだったっけ?完熟みかんジュースだったかな。
あとはお料理に合わせて注文しました。
 
前菜
”長崎県五島うどんと大分県フルーツトマト、佐賀県赤ウニと熊本県車エビのカクテル仕立て、福岡県糸島の柚子胡椒の香り”
 
メニューを見たときにはいったいどんなお料理が出てくるんだろう?と思いましたが、こんなに素敵な前菜でした。
良い言葉がみつからないのですが、しいて言えば高級なサラダうどん、トマト強め。
 
トマトが洋服に飛んでしまったのですが、それを見たスタッフさんがすぐに炭酸水を持ってきてくれました。
白い服だったのでとにかく急いでトイレに行き石鹸と炭酸水で応急処置。おかげさまで分からないくらいになりました。
 
スープ
”宮崎県黒岩土鶏と鹿児島県黒豚の「ラグジュアリーエッセンス」軟骨入り鶏つくねと秋の野菜”
 
これはうまく写真が撮れませんでした。
もっと美味しそうに撮りたかったなあ。
 
お肉料理
”鹿児島県黒毛和牛と秋の根菜のビーフシチュー”
 
 
ここまでである程度のお酒飲みました~。
でも、日本酒と焼酎にたどり着けませんでした。
 
スイーツには乗務員さんお勧めの緑茶、紅茶をいただきました。
旦那さんはコーヒーを。
 
器類、かわいらしいです。欲しくなるなあ。
 
スイーツ
”福岡県ぶどうのクラフティとぶどうのサラダ、ヨーグルトジェラートとともに”
 
ミニスイーツ
”福岡県柿と鹿児島県喜界島のゴマの最中、金木犀の香り”
”熊本県やまえ栗のメレンゲ仕立て”
”佐賀県ビオレソリエスのタルト”
ビオレソリエスって何?と思ったらイチジクでした。
イチジクも柿もそんなに好んで食べないのですが、そんな私でも食べておいしいと思うミニスイーツ。
 
2時間半ってあっという間です。
もっと長い時間乗っていたいなあと思いましたよ。
 
ちょっと頑張って予約した或る列車。
今となっては乗ってよかったですし、また乗りたい。
JR九州のD&S列車は本当に魅力的な列車が多いので、いつかすべて乗りたいなと思います。
 
博多駅に到着すると一気に現実に戻ります。
荷物を持って今日宿泊するホテルへ移動です。
 

九州の旅4日目、湯布院散策

2024-12-21 16:16:06 | 2024年九州へ

九州の旅4日目、湯布院を散策します。

旅行計画を立てているときに、自転車を借りようか考えていました。

ふるさとさんに相談したところ、湯の坪街道は道も狭いし観光客は歩いている方が多いということでした。

相談してよかったです。自転車なんてもってのほか。

観光客、中国・韓国からのお客さんがものすごく多くて自転車は邪魔になるだけでした。

 

荷物を預けて出発。

お店が開いてにぎやかになる前に金鱗湖まで行ってしまえ~と思ったのですが、朝から人が多い多い・・・。

だけど、きっとここには外国人は来ないだろうと行ったのがこちら。

ゆのつぼ温泉です。

公共の湯なので地元の方が多いだろうと思います。

ゆのつぼ温泉は私の大好きな「メタケイ酸」が豊富。お肌がツルツルになりますよ。

私が入った時は地元の方かな?と思われる方が入っていました。

ちょっと話をしたらなんとご主人様の定年後に江戸川区から移住された方でした。その土地は私もよく知っているので、話に花が咲いちゃいました。

もう東京へ戻る予定はないそうで、由布院の街が気に入っているそうです。毎朝散歩してその帰りにゆのつぼ温泉に入るのが日課になっているそう。

毎日散歩の後に温泉に入って帰るって贅の極みですね。

 

ゆのつぼ温泉を出るとお店はほとんど開いていてとても賑やか。

途中お店に入ってお土産になるものを探したり、買ったりしながら金鱗湖に到着。

金鱗湖そばには、とっても素敵な建物があり、なんだろう?と思ったら油屋熊八の別荘だった亀の井別荘でした。こちらには観光客も入れるお土産屋さんやお食事処があるのでちらっと見て終了。

ちょっと手が出ない・・・な。

来た道を戻りながら「コーヒー飲みたい」と思って入った湯布コーヒー。

今年できたばかりの新しいお店で、とても混んでいました。

お店の中を撮影することはできませんでしたが、古民家をリノベーションした居心地の良いカフェでした。

スイーツは湯布プリンとほうじ茶テリーヌ。テリーヌは抹茶もありました。

近くに座っていた外国人たち、抹茶テリーヌ食べている方が多かったです。

 

カフェを出てから、こちらも食べましたよ。

ゆふいんミルクソフトクリームです。

由布院産の生乳を使ったソフトクリーム。10月末に食べたし今年は10月になっても暑い日もあったので、牛乳はどうなんだろう?と思ったけど濃くてミルク感が強いソフトクリームでした。

 

そしてこちら気になった~。

金胡麻、擦っているいるのではなく搗いています。ごまのいい香りが外まで届いていてお店に吸い込まれてしまいました~。

そして当然ですけど買いました。うちで使うのはもちろんですが実家やお友達にのお土産に。

それからつい目に入ってしまい吸い込まれたのがこちら。

ジャズとようかん

というお店にあった「ジャズと猫」という羊羹。

様々なちょっと変わった羊羹を販売していて、試食もたくさんさせていただきました。

羊羹以外にもいろんなグッツが販売されています。

かわいくてどう切ろうか考えちゃいましたけど、美味しくいただきました。

この時販売されていたのはトロピカルフルーツ羊羹で、パイナップル、枸杞(くこ)、チェリーに加え、 夏柑ペーストをたっぷりと練りこんだフルーティーな羊羹でした。

この羊羹を購入することで熊本の保護猫団体さんに売り上げの一部が寄付されるそうです。

ちょうどこの旅行に出かけたころ、熊本の猫たちが危機に陥っていたそうで、全国の保護猫団体さんや保護施設さんが協力して受け入れたと、私が応援している団体さんから聞きました。

この商品を購入することで、少しでも熊本の猫たちの役に立てるなら喜んで買いますよ。

いわゆる普通の羊羹とは違うので、あんこが苦手でも大丈夫。トロピカルフルーツと白あんがこんなにあうなんてね。意外でした。

 

この日の天気は朝雨だったけど、時間が経つにつれて晴れて由布岳とてもキレイでした。

 

この後、別荘ふるさとへ戻る前にこちらに寄りました。

乙丸温泉館です。

外観は撮影し忘れました~。

よければこちら由布市のHPに出ているので見てください。

乙丸温泉は中に入るとスタッフの方がいて、お代はお賽銭箱にいれるように言われます。

館内には温泉の守り神、薬師如来が祭られていてそちらのお賽銭箱に入れるそうです。

 

朝から結構歩いたので足を伸ばしてゆっくり浸かりました。

この旅で九州の温泉に入るのもここが最後。化粧水いらずもこれが最後だなんて・・・。

寂しいですが仕方ない、また来ましょう。

 

別荘ふるさとに戻りお借りしていた傘を返して荷物を受け取ると、女将さんが猫ちゃんを抱いてきてくれました。

恥ずかしがり屋さんの猫ちゃんなので、すぐに逃げてしまいましたが最後に会えてよかったです。

また由布院に来るときにはお世話になりますね。いろいろとありがとうございました。

 

由布院駅のそばに観光案内所があり、ここがかなり広くて電車を待つ間過ごせる場所があります。

ここで荷物の整理をしてから由布院駅へ向かいます。

この旅1番のお楽しみと言ってもいいでしょう、予約したD&S列車に乗って博多に戻ります。

それはまた後程~。


九州の旅3日目のお宿は別荘ふるさと

2024-12-20 16:50:15 | 2024年九州へ

今日、とても良いことがあったのですが、それはまた後程にして九州旅の続きです。

雨の降る別府駅を出発したバスが湯布院に到着すると雨は降っていませんでした。

後で聞きましたが、由布院は雨が降らなかったと。

同じ県内でも山を越えたら降っていないこと、よくありますよね。

 

九州の旅3日目のお宿は由布院の「別荘ふるさと」

由布院でのお宿の条件は、

・駅から歩ける

・お肉、お魚どちらも食べられる

・温泉

このようなお宿は他にもやはりありまして、なかなか姿を現してはくれないのですが猫ちゃんがいるのです。

招き猫や置物、猫の絵も玄関に飾ってあります。

ふるさとの特徴は、限定4組で客室は離れ1棟貸しなんです。2階建てで大人数もOK。

私たちのお部屋は食事処の2階にあるお部屋。

こんなに広いお部屋、いいのかしら~?

 

2人でこんなに広いお部屋使うなんて贅沢です。

お食事処はこの部屋の下で外に出ることなく、この部屋から行くことができます。

とても便利です。

鍵あるのですが、持っていくのを忘れそうになっちゃいます。実際忘れて階段をまた昇るなんてこともありました~。

窓を開けると別府ほどではありませんが湯けむりが見えます。

こちらの温泉は、空いていればいつでも入れます。

ふるさとの温泉の源泉は庭先にあり、源泉からお風呂までは約20m。 51度で湧いた温泉がお風呂まで到達する間に丁度いい温度になるそうです。 水で薄めたり、お湯を足したりする事がないので、成分が薄まらず新鮮な沸き立ての湯布院の新鮮な温泉なんですよ。

湯冷めしにくく、お肌のすべすべ感があとからもわかるとってもいい温泉です。

 

お料理も、私たちが選んだのは関アジと豊後牛が食べられるプラン。

残念ながら関アジはこの日獲れなかったそうで、魚屋さんがこんなに立派なお刺身盛を用意してくださいました。

2人で食べる量じゃない~!!!!!

でもね、食べましたよ。どれも新鮮でおいしいお刺身。お酒が進んじゃって困っちゃいますね。

そしてこのお肉!

豊後牛焼肉、希少な牛タンもいただいちゃいます。

由布院の新鮮なお野菜も。

え?こんにゃく?

お聞きしたところ、このあたりでは焼いて食べるんですって。ちょっとビックリしましたけど、こんにゃくって焼いても美味しかったです。

焼く直前まで生きていたあゆ。

おなかいっぱいでもう何もはいらない~と思ったけど、このデザートはありがたい。

この日の宿泊はうちを含めて3組。女性4人グループに韓国人男性3人組。

食べるのに時間がかかって最後まで食事処にいたことで、オーナーさん、女将さんといろんな話をしました。

とっても気さくなご夫婦で、由布院の話やコロナのころの話、でもやっぱり猫の話で長くなっちゃった。

帰るまでに会えるかな?

お部屋に戻ってまた温泉三昧。

翌朝も温泉に入った後に朝食です。

ご飯のお供がたくさんの朝食。

お豆腐の上に女将さんお手製の柚子味噌。

この柚子味噌、美味しかったので瓶詰めを買って帰りました。

 

九州の旅4日目は荷物をふるさとさんに預かっていただいて、湯布院散策をします。


九州の旅3日目、旅は一期一会

2024-12-13 18:30:30 | 2024年九州へ

九州の旅も3日目。

豊山荘から歩いて10分ほどの場所にあるのが天然坊主地獄。(ここは別府地獄巡りの6地獄には含まれていません)

こちらに幻の温泉と言われる「鉱泥温泉」があります。

なぜ「幻」なのか。

それは午前中しか入れないから。管理が大変なのでやむを得ず午前中のみだそうです。

HPによると、天然坊主地獄から湧き出る熱泥は鉱泥(こうでい)と呼ばれ、温泉成分を含み体に良い効果をもたらすそう。戦後、別府の国立病院では傷病兵にこの泥を温湿布にして治療していたそうです。当時の院長だった高安慎一博士の依頼により、多くの人が全身で泥湯につかる鉱泥浴(こうでいよく)ができるように造られたのが「鉱泥温泉」なんですって。

私たちは歩きだったけど、駐車場から5人の女性グループが歩いてきて受付で一緒になりました。

しかし、受付には誰もいない・・・この時女性グループのお姉さま方が探しに行ってくれて。それでも見つからなかったのですが男湯から出てきたお兄さんに聞いてくれたんです。すると、

「おばちゃん1人で受付と温泉の説明と泥の管理をしているから、もう少し待てば戻ってくると思う」と。

こちら営業中は1人の方で全て管理しているそうなんですよ。初めて入る方には説明をしなければならないので受付から離れることもよくあるそうです。

少し待っているとおばちゃんが戻ってきたのでお金を払い、5人グループのお姉さま方と一緒に説明を聞き鉱泥温泉へ。

おばちゃんから説明がありますが、鉱泥は顔に塗ることはできません。そういう泥湯が日本にはありますがここの鉱泥はダメ。理由は聞かなかったけど、子供が入れないこともあるので、顔のようなデリケートな肌には不向きなのかもしれません。

それから撮影禁止なので画像はないです。というか、スマホやカメラを泥に落としたら大変ですし、それ以前にお客様がたくさんいらっしゃるから撮影なんか無理ですね~。

 

5人の女性グループのお姉さま方とは一緒に入ることになりました。関西からこの日フェリーで到着したというお姉さまがは同級生だそう。高校の同級生だったかな確か。大人になってからも皆さん関西にいるということで毎年ご褒美女子旅をされているそうです。

お姉さまの中のおひとりがとある芸能人に似ていて「〇〇に似てますね」と話したら「最近見かけないと思ったらこんなところにおったと思ったでしょ~」と。すごい返しだと思いましたよ。関西には友達がほとんどいないので慣れていない返しに感心するばかりでした。

学生の頃は「△△だったよ」と。あ、それもある!似てるわ。

「同級生との女子旅うらやましいなあ」と言ったら「今日は女子旅の仲間や~」と言ってくださって。飛び入り参加で今日はお仲間に入れていただきました。

鉱泥温泉は、脱衣所を出ると温泉があって、掛け湯してからこちらに入って体を慣らします。

そのあとの泥湯に入るのですが、滑るし底が見えないのでかなり危ないです。先に入っているお客がいるからといない場所から入ろうとすると危なくて、常連のお客様に「ここから入るんだよ」と高さが少し低くなっている場所を教えていただきました。

43度以上あるので、ペットボトルを持って入ってOK。泥湯に入ったり外に出て休憩したりを数回繰り返したら十分だそうです。

私が入っているときには来なかったけど、受付のおばちゃんが時々混ぜに来るそうです。

泥をかきまぜるのは大変だろうなあ。

女子旅のお姉さまたちと同じタイミングで上がり先に出た旦那さんと合流。

お姉さまたちにお礼を言ってお別れです。

「旅は一期一会だね」と話している声が聞こえてきました。

この旅、この鉱泥温泉だけでの女子旅。その先はありません。博多の屋台で会ったご夫婦もそうだけど、この先の人生で再会するのは難しく会うのはこれが最後。

とても良い思い出になりました。

 

豊山荘に戻って出発です。

次に向かったのは由布院方面。本日の最終目的は由布院なのですが、車は別府で借りているので別府に戻らなくちゃならないけどどうしても行きたい立ち寄る湯がありました。

この旅初の高速道路を利用して向かったのはこのような山が近い場所。

塚原温泉です。

秋田の玉川、山形の蔵王とともに日本三大酸性泉の1つである塚原温泉。

●鉄イオンの多さ 全国1位
●酸性度の強さ 全国2位
●アルミニウムイオンの多さ 全国2位
●日本3大薬湯の1つ

 

日本でもこの泉質はとても珍しいそうです。舐めるとレモネードの味と書いている方も多くいました。それだけ酸っぱいってことなんでしょうね。

そうそう泉質状、せっけんやシャンプーはできないそうです。

こちらでは火口の見学もできるのですが、今日はお風呂だけ。

露天と内湯とそれぞれ料金がかかりまして、私たちは内湯だけ入ることに。

肩までしっかり入って暑くなったら立ち上がる、を何度か繰り返します。ひりひりするような感じがしますけど、それがいつまでも続くわけではなくて、十分温泉を満喫した後はお肌の状態がとても良いです。

一緒になった方とお話をしたところ福岡から日帰りでいらしたとのこと。

そうか、福岡からだと日帰り旅行で来られるんだと思うと遠い将来、福岡に住むのもあり?なんて思っちゃいました。

この方とも関西から来たお姉さまがたと同じように「旅は一期一会だね」と思ったんですけど、連絡先交換しちゃいまして今も連絡取りあってます。この年で新たなお友達ができるとは!嬉しいですね。

九州の情報をたくさん教えてもらっているので、早くまた行きたくなっちゃいます。

私たちが脱衣所でおしゃべりしちゃっていたので、双方の旦那さんは外で待ちぼうけ~。すみませんね、お待たせしてしまって。

 

さて、鉄輪に戻って以前食べたプリンのお店、岡本屋さんへ。

ものすごく混んでいて駐車場に入れるかどうか微妙でしたが、タイミングよく入れました。

以前はプリンだけ食べたのですが、今回はお店の中に入ってこちらをいただきました。

 

プリンが乗った地獄パフェと温泉卵かけご飯です。

地獄パフェはシーズンで内容が変わるようでした。10月なのでもう冬仕様かと思ったらシャリシャリしたコーヒーのようなものが。

プリンはもちろんだけど、とても美味しいパフェが食べられました。

卵かけご飯はほどんど旦那さんが食べちゃったんだけど、これも美味しかったです。

 

車を返却する時間が決まっているので全て廻ることはできませんでしたが、旦那さんが初めてという地獄巡りもしてきました。

海地獄はコバルトブルーでとても地獄のような色ではないです。

 

海地獄の隣にある鬼石坊主地獄。

朝に鉱泥温泉には入りましたが、天然坊主地獄の見学はしなかったのでこちらに行ってみました。

 

かまど地獄

こちらには蒸し湯体験ができたり、飲む温泉があります。

コップ代10円・・・財布を見ると500円玉しかなく旦那さんの財布にも小銭がありませんでした。

両替もないし諦めようとしたら、若いお兄さんが「これ使ってください」とカップを買ってくれたんです。

いやいやいいですよ、どうしてもだったら売店で何か買って10円作るし。

お兄さん「せっかくだからどうぞ~」と。

なんてお兄さん、私の子供でもおかしくないお兄さん。おばちゃん、申し訳ない気持ちでいっぱいだよ。

「旅は一期一会」とお兄さん、思ったのかな?

お兄さんありがとう。お隣にいた彼女さん?奥さん?ありがとうございました。

 

雨がぽつぽつ降ってきました。

最後はこちら。

血の池地獄です。

地下の高温、高圧下で自然に化学反応を起こし生じた酸化鉄、酸化マグネシウム等を含んだ赤い熱泥が地層から噴出、堆積するため池一面が赤く染まるそうです。一言でいうと「赤い熱泥の池」だとHPに書いてありました。

以前来たときは血の池軟膏を買って帰りましたが今回はなし。

以前来たときはマニラから帰国してあまり時間が経っておらず、久しぶりの日本の冬に手荒れがひどかったのですが、最近は手荒れしてもハンドクリームを頻繁に塗ったりすることで、酷い手荒れが防げていてこちらを使うほどではなくなりました。

駆け足で行きたい地獄だけ行き、車を返します。

ぽつぽつの雨が結構降りだしたので傘を出すかちょっと悩みつつ、小走りで別府駅へ。

なぜ別府駅へ向かったかというと、この日の目的地の由布院へバスで行くためです。

別府ー由布院間は、電車で行くより早いのがバス。予約制ではないので並んだ順番でバスに乗ります。

どの程度の人が利用するのか全く想像ができなかったので早めに到着して待つことに。その時点ですでに4人ほど待っていました。

雨も酷くなってきて嫌だなあ、憂鬱だなあと思いながら座って待っていると

「あれ?あれ?こんにちは~!」と声をかけられました。

ちょっと眠くなっていたしすぐには気づきませんでしたがなんと!関西のお姉さま方ではありませんか~!!!!!

こんなことってあるの~?

「どうして駅にいるの?」とお互い思いました。お姉さま方は別府駅近くのお店で遅いランチを、私はこれからバスで由布院へ行くと伝えると「そういう旅もいいね~」と。

一期一会、鉱泥温泉でもう二度と会うことはないと思ったのにまさか別府駅でまた会えるなんて驚きましたし、嬉しかったです。

名残惜しいのですが、お互いの旅の安全を伝えあって本当にお別れしました。

 

由布院までのバスは思ったようなバスではありませんでした。

ほとんどのお客様がスーツケースを持っているのに、空港へ行くバスのように荷物を置くトランクがないのです。

バスの1番前の席が荷物置きになっていて、スーツケースを積み上げて置くしかないのです。

置き方が悪いとカーブや右折、左折時にスーツケースが落ちます。終点由布院まで行くならいいけど途中で降りるならスーツケースが一番下になったら取るのも大変。

バスは便利だけど、荷物のことはもう少し考えてもいいんじゃないかなと思います。

 

とはいえ、乗ってしまったら楽なバス。山越えしますし雨なので運転手さんは大変だな、というルートをたどり湯布院に到着。

由布院は雨、降っていませんでした~。

あー疲れた、宿に着いたら即温泉です。


九州の旅2日目は豊山荘に宿泊。

2024-12-12 17:49:41 | 2024年九州へ

別府でお宿を探すのはとても大変でした。

泊まってみたいお宿がたくさんありすぎて。条件をいろいろ追加してもなかなか絞れなくて最終的に決めたのがこちら。

鉄輪温泉中心より少し外れたところにある鉄輪神丘温泉の豊山荘です。

私の大好きな湯けむりが目の前に見えます。

たくさんの候補からこちらに決めた理由の一番は後ほどわかりまーす。

お部屋

外には温泉ついてます。

このお部屋は1人用露天風呂付和室で、このお宿の中ではリーズナブルなお部屋。

2人で過ごすには十分な広さですし、案内してくれたスタッフさんは朝にこのお部屋から見える景色がお好きだと話されていました。

こちらのお宿には大浴場の他に貸切のお風呂がたくさんあります。

内湯付き岩盤浴は有料ですがそれ以外は無料。

有料のお風呂以外全て入りました。

泉質は「硫黄泉」だけどアルカリ性で、メタケイ酸や炭酸水素イオン、硫酸イオンをたっぷり含む別府随一のつるヌル湯です。
葛湯のようなとろとろの湯で、まるでコラーゲンやヒアルロン酸入りの湯に入っているような、スキンケアができる美肌力アップのお湯なんです!

実際に化粧水は付けなくても保湿剤をかかとに塗らなくてもガサガサにならなかったです。

 

お風呂の後はお夕食です。

お酒はやっぱり日本酒、大分の地酒の中から仲居さんおすすめのお酒を。

いくらでも飲めてしまう…危険な美味しいお酒です。

お宿特製ドレッシングがとても美味しかったです。

 

温泉で蒸した海鮮スープ

献立にはなくサービスでいただいた唐揚げ

お造り

温泉蒸 広東風清蒸魚

なぜ広東風なんだろう?と思い運んできてくださった板前さん(おそらく女将さんの旦那様)にお聞きしたところ、中華もお好きで修業されたそうです。

このたれが美味しくて旦那さんは白いご飯をお願いしました。

一緒に次のお酒のおすすめを聞いたところ、

地酒といえばこちらのようです。

飲む順番が逆だった、こちらが先だったなあ失敗したな~。

 

出汁しゃぶ

〆は雑炊。

デザート

どれも美味しかったな~。

お腹いっぱいでお部屋に戻ろうとすると、ようやく出会えました。

豊山荘には猫ちゃんがいるのです。1匹ではなく複数匹。

写真が撮れたのはこの猫ちゃんだけで1匹は姿をちらっと見ることができ、もう1匹は家出中とのことでした。

時々なかなか帰ってこないことがある猫ちゃんがいるそうで心配です。

 

食事の後、温泉から出ると別館で遊ぶクロネコちゃんが!

画質が悪いですね、ごめんなさい。

こちらのクロネコちゃんは豊山荘の飼い猫ではなく、スタッフさんが飼っている猫ちゃんでした。

しばらくクロネコちゃんと遊ばせてもらい、旦那さんは数年ぶりにちゅーるを猫ちゃんに食べさせることができました。

猫を飼っているけど、うちのななにはちゅーるあげたことないんです。

旦那さんはマニラにいるときにコンドミニアムに住み着いていた乳腺炎にかかった母猫(と言っても生後半年ほど)のモチを捕まえるときに食べさせたことがあるだけ。

それ以来のちゅーるなんです。

うちは猫がいるけど、ななが0歳のころから療法食なので、普通のキャットフードを食べさせたことがありません。なので、おいしいごはんやおやつを食べてしまうと療法食を食べなくなると困るのです。

最近の療法食は、ななが0歳のころに比べたら美味しくなっていると思いますが、やっぱり中毒性のあるちゅーるはあげられないんです。

腎臓病用や尿路下部用もあるのはわかっているんですけどね。

 

かわいかったなあ、クロネコちゃん。

 

朝、窓から見えたのはこちら。

ちょっと雲があるけど、湯けむりと朝日がキレイ。この景色を見ながら入る温泉は格別です。

源泉の温度がとても高いので貸切温泉や大浴場は水で温度調整しています。が、お部屋についている温泉に朝入ると水で埋めることなく自然に冷えてちょうどよい温度になっているので、温泉の質が薄まることなく堪能できるそうです。

 

豊山荘の朝食はこちら。

温泉で蒸した野菜がとても美味しいです。

ご飯もぜーんぶ美味しくいただきました。

 

こちらのお宿に決めたのかは猫がいるのが1番ですけど、温泉がとても良くて別府に来たらまた泊まりたいです。それもチェックイン時刻と同時に来て、何度も入りたいですね。

チェックアウト後は、ちょっとだけ車をここに停めさせていただいて、昨夜クロネコちゃんの飼い主さんから教えていただいた立ち寄り湯に行ってきます。

楽しみ~。