ホテルからパン屋さんを経て、ひたすら歩きます
パリは狭いので、端から端まで歩こうと思えば歩けると現地の
旅行代理店スタッフさんが言っていました。
ひたすら歩いてルーブル美術館へ。
ええ、開館前でしたから入りませんでしたよ。
と言うのは言い訳で、
初めからルーブルさんに入る予定はありませんでした。
1日いるだけじゃ足りませんからね、こちらは。
またの機会です。
また歩きます
これ、何か正直覚えてません。
おそらく学士院??
歩いて歩いてセーヌ川。
川のすぐそばを歩くことができたのですが・・・。
歩きながら思いました。
ここは、歩いちゃいけない場所だったかも・・・。
なぜって?
だって人がいないのです。
だから、昼間とはいえ、もし狙われていたら旦那さんと一緒だとしても
川に落とされたらお終いです。
バッグとか取られちゃった可能性、高いです。
この日は買い物する気だったのでパスポート持ち歩いていたし。
何事もなく人通りの多い道に出たときはホッとしました。
シテ島内の「ノートルダム寺院」に到着。
中は一部料金がかかりますが、入って見ることはできます。
ステンドグラスがステキです。
ノートルダム寺院の裏側。
さらに歩いて、市庁舎前から地下鉄に乗ります。
市庁舎の中庭では、12時から全仏開催に合わせて、
赤土のCAFEが登場するらしいのですが、
私たちがついたのは12時前。
まったく何もなくて旦那さんは「あれ~?」状態。
後々、何かで私が12時からと見つけて、ガッカリしたものです。
パリの地下鉄は決してきれいなものではありませんでした。
車内も駅も日本が一番キレイ。
いやいや、バンコクもきれいだったし、マレーシアもここまで
古くなかった。
動けばいいのかな?って感じです。
地下鉄に乗って着いたのはこちら。
「サクレクール寺院」です。
芸術家が愛した「モンマルトル」にあります。
「モンマルトルの丘」って聞いたことがある方も多いと思います。
ホント丘でした。
結構キツイ丘です。
でも、こちらは来て正解でした。
内部は写真撮影が禁止だったので、残念ながら画像はありません。
入ったときにはちょうどミサが行われていて、厳かな雰囲気が漂っていました。
邪魔にならないようにそおっと歩きます。
すると、どう見ても映画に出てくるボディーガード?ちょっと怖そうなおじさんが
「こんにちわ~」と。
びっくりしましたよ
おそらく挨拶しかできないと思うのですが、私たちを見て日本人だとわかったのですから。
パリでは中国人や韓国人に間違えられます。
2月に行った職場の人からも「中国人に間違えられるから大きい声で日本語喋った」と
聞いていました。
実際、私たちも滞在中に「ニーハオ」言われましたし、「アニョハセヨ」も言われました。
それだけにビックリしちゃいました。
サクレクール寺院の前にはパリ市街を見ることができます。
この右の方にエッフェル塔があるらしいのですが、ここからは見えませんでした。
ちょーっと移動してちらっと見えます。
地下鉄に乗ってまた移動します。
地下鉄内ではこういったことが許されてるようです。
人形劇っぽいことしてました。
これでお金をもらうことができるようですが、誰も入れてませんでした。
時々、駅でアコーディオンの音がするなあと思ったら、反対にいる電車の
中で、演奏していたり・・・ということもありました。
こちらは地下鉄からのエッフェル塔。
お友達から、地下鉄が一瞬外にでる場所があると聞いていました。
東京メトロ東西線にも同じようなところがありますね。
南砂町だっけと東陽町だっけ?そのあたりから西船橋まで外。
そんな感じです。
これを見るためにわざと乗り継ぎを遠回りしてみたりしちゃいました。
そしてこの日の地下鉄で4つ目のトラブル。
旅行代理店の方からも、パリ通のお友達からも言われていました
「スリ」のこと。
ココ最近はジプシーの女の子、複数で囲むパターンが多いそうです。
私はバックのファスナーをしっかり前で押さえて地下鉄に乗りましたが、
どうも旦那さんが変なのです。
乗ってきたけど、混んでないのに女の子3人に囲まれています。
おかしい・・・と思った瞬間、車内にいた1人の男性が、女の子の1人を
ドーンとホームに突き飛ばしました。
そして残りの女の子も、旦那さんも降りたので、私も降りました。
突き飛ばしてくれた男性はそのまま乗っていましたが、
フランス人かな?旅行客かな?分からないけどカップル1組も降りてくれて
「大丈夫?」と英語で話しかけてくれました。
旦那さんが言うには、1人の女の子が、後ろポケットをツンツンしてきたらしく、
それに気を取られていたら、首から提げていたバッグを別の女の子がツンツン
してきたと。
そのとき、車内にいた男性が気づいてドーンと突き飛ばしてくれたようです。
被害はありませんでした。
が、旦那よ、なぜ後ろのポケットに財布を入れる?
日本でも何度も言っていました。
パリでも言っていました。
「長財布じゃないし、Tシャツで隠れるし・・・」
はあ?
ガッカリです。
人にあれだけ「気をつけろ」と言っておきながら・・・。
旦那さん、猛省しておりました
旦那さん、滞在中この路線を避けたのは言うまでもありません。
こちらはマドレーヌ寺院。
たまたま近くを通ったから行ってみました。
たくさん歩いたので、たまたま見つけたピエールマルコリーニに入ります。
2種類アイスを選んで5ユーロ。
お得です~\(^o^)/
銀座のピエールマルコリーニで、お友達とパフェを食べたことがあります。
確か1500円?1600円だったような・・・。
スタッフの男の子にそのことを話したら「うーん、高いね」と。
はい、高いです。でもおいしいから食べに行っちゃいました、たしか結婚前
いや、結婚後?忘れちゃいました。
この日は、ゆっくりスーパーも見ました。
旦那さんのツボにはまったのがこちら。
日本でもCMが流れていますよね「オランジーナ」。
これのいろんなバージョン。
どれも飲んでみたかったのですが、飲みきりサイズは売っていないのです。
大きいサイズばかり。それも常温・・・。
残念ながらパリのホテルには冷蔵庫がないので、買っても冷やせないのです。
だから、飲んだのは唯一のみきりサイズで売っている普通のバージョンだけでした。
オペラにはデパートが2つあります。
1つは銀座にもありますね、プランタン。
もう1つはギャラリー・ラファイエット。
天井がステキです。
プランタンもキレイだそうですが、残念ながらプランタンには行きませんでした。
ギャラリー・ラファイエットは、たくさんのブランドショップが入っていて、
Lで始まるあのお店は行列でした。
この日、♪「お~シャンゼリゼ~」通りの本店に行きましたが行列はなく、
普通に見られました。
「これ欲しいなあ、あれもいいな~」なんて欲しいものはチェックして、
この日は買いませんでした。
買うなら、ホテルから遠くないデパートでいいかなと思ったのでね。
ところがあの行列を見てビックリ
1人付き1人のスタッフが付くから並ぶとか・・・。
なんだそりゃ?
デジカメのSDカードも容量がピンチだったので、買おうと思い、
日本人カスタマーサービスに行き、扱っているか聞くと、こちらの
デパートでは扱いがなく、お店を教えてもらいつつ、ついでにあの行列も聞いてみました。
Lのお店の行列は朝以外ずっと続くそうです。
こんなことなら、本店で買ってくればよかった・・・
だって明日から3日間ローランギャロスに通い詰めで、とても本店まで
行ってる時間もないし、だからといってデパートの行列に並ぶ時間もない。
はあ・・・。
ダメだなあ私。
SDカードは、プランタン裏にある「FNAC」という書籍や
PC関連商品を扱う大きなお店があるので、そこにならあるのでは?
ということでしたので行ってみました。
最低で4GBのソニーのSDカードを発見。
4GBはいらないなあと思いましたが、これしかないので購入。
もやもやした気持ちでギャラリー・ラファイエットの食料品売り場で
お土産を買い、ホテルに戻りました。
さあ、もやもやした気持ちで晩御飯です。
この日は、旦那さんが調べてくれたタパスのお店に行こうと思って
歩いたのですが、おおよその地図(日本のガイドブック)で旦那さんは
歩き出しました。
歩けど歩けど見つからない、もう足が疲れちゃいました。
足だけじゃなく、心も疲れちゃってて・・・。Lショックとでもいいましょうか?
せっかくユーロも買い物する日本人にはお得なのに、何も買えないかも・・・。
そんな気持ちが足取りを重くしていたようです。
結局、行こうと思ったお店は見つからず、ホテルの方向に戻ります。
その途中のどこかのお店に入ろうと決めて、外に出ているメニューを見ます。
「ここにする?」
「あっちにしようか?」
みたいな感じで、決めたお店はイタリアン。
中のテレビでテニス中継をしていたので、ラッキーです。
お外を勧められたけど、テニスが観たいので中に座ります。
そしてとにかく野菜不足だったので、野菜がたくさんのサラダが食べたかった私たち。
メニューを見ながら(英語で細かく書いていた)サラダを選びます。
すると、スタッフが「どこから来たの?」と聞いていたので「日本だよ」
と答えると、別のお客さんに「日本だって」と言うのです。
その先を見ると、日本人とフランス人の年配ご夫婦が。
もう、お願いしちゃいました
「サラダのメニューで一番野菜が多いのはどれか聞いてもらえますか?」と。
どれも結構多く野菜が入っているということで、英語で書かれている内容を見て
決めました。
野菜不足なのでピザもベジタブルで。
ピザよりサラダがメインな私たち・・・。
旦那さんの写真の撮り方からも野菜バンザイな感じが出てますね
サラダおいし~野菜ってこんなにおいしかったのね~
ホント、野菜バンザイです
食べつつ日本人のご婦人にお礼を言うと、
「たくさん入れてあげてと言っておいたからたくさん入っているはずよ」と。
そして、「お隣りにいらっしゃいな」と。
こちらのお店は、オーナーがまだ小さいときから通っている常連さんだそうで、
席を移動することも、何も問題なく済みました。
お話をいろいろしていたら、こちらのご夫妻はとんでもない方々と判明
許可を取っていないので、詳しくは書けませんが、
長くパリに住み、仕事をした後、今はご夫妻でドイツにお住まいの絵や文学に
精通した方だと。
ご主人様は、私が以前していた仕事と、ちょっと関係のあるお仕事をされていたそうで、
ご主人様も、これまたとんでもない方で、ウキペディアでお名前を探せば
出てくるような方でした。
この日、ご夫妻はオペラ付近にある行きつけの韓国料理屋さんに行こうと
思ったそうですが、ご主人様が「疲れたからやめよう」とおっしゃったそうで、
おうち近くのこのお店になったそうです。
ご夫妻が韓国料理に行っていたら、私たちが行こうと思っていたタパスの
お店に行けていたら、こんな出会いはありません。
縁というのは不思議なものです。
Lショックで落ち込んでいたのですが、こちらのご夫妻とお話をして、
なんだかスッキリしちゃいました。
パリに来て、いい事もあったけど、イマイチのことの方が多かった気がして、
なんだかな~という気分だったからかもしれないですが、
この方が話しかけて下さらなければ、ずっとモヤモヤだったかもしれません。
名残惜しいですが、ご主人様もお疲れですし、
お互いのアドレスを交換してお別れしました。
ちょっとワインを飲んだこともあるけど、
この日の帰りの足取り、この数日で一番軽かったと思います
あと3日のパリ生活。
ほとんどテニスですが、楽しく過ごせそうな気がしてきました