
大島和子著
白雲社
松島武四郎氏は北海道と名づけた探検家のちにこの探検が開拓の原点になります。
その一方ではアイヌ民族が虐げれて行きます。
松島武四郎はそのアイヌ民族と松前藩との板挟み状態にありアイヌ民族を救うことはかないませんでした。
江戸から明治に時代は変わり北海道開拓に拍車がかかり北海道は様変わりして行きます。
しかしその北海道に松島武四郎は再び渡ることはありませんでした。
それはアイヌ民族を置き去りにした開拓にほかならなかったからになります。
ひとり娘を亡くしその後は日本各地を旅しその記録を残す半生をおくりました。
元は[北加伊道]と書かれた。北海道にあらためられたようです。
挿し絵がほのぼのとしていました(笑)