帰ってきた天台寺
神も仏もキャンペーン
桜井邦雄著
発行 毎日新聞盛岡支局
天台寺の参道にあった古木が伐採され丸裸にされたことはおぼろげながら知っていました。
天台寺の地上権も寺から離れ特定の個人に譲渡されていました。
本来は歴史ある天台寺は地元住民から守られるはずが数名の檀家、住職の食い物にされ朽ち果てていました。
その天台寺を神も仏もキャンペーンを立ち上げ文化的な価値を高め復興して行く過程をおった物語になります。
数年前まで瀬戸内寂聴さん住職を務め晩年は名誉住職なられました。
山深い場所にある天台寺にはきらびやかな寺ではありません。まさに山寺になります。
その天台寺の歴史に触れることができました。
瀬戸内寂聴さんに(合掌)