みはなだ色の夢

みはなだ色の夢

三上　信夫　文・写真

三上　れい子

加藤　大志郎編
リヴｱープレス社

　戦後の昭和の岩手の僻地教育に身を捧げた著者でした。彼もまた同じく北上山地の奥深い釜津田生まれになります。

　その彼のまなざしを通しまずしくとも懸命に生きる母子たちの苦悩が伝わってきました。

　著者三上　信夫さんは88歳のジーンズの著者三上　れい子さんのだんなさまになります。　岩手の風土を、れい子さんはジーンズと古布を通し表現し続けてきました。

　信夫さんは綴りと写真を通し表現し続けて亡くなりました。

ついで
水縹（みはなだ）とは、 藍染 あいぞめ の薄い色で明るい青色のことです。