
慶雲山臨江庵には市指定文化財の十王像十体があります。とは言え前回、般若心経を唱え奉祀った時はほぼスルーしました。
ローカルテレビ番組🙌わが町バンザイ🙌でその十王像十体紹介されていました。
中々の由緒だかがありそうで特に仲良くしておきたい閻魔大王さまに会いに出向きました。
大黒さまに導かれ本堂に入り
本尊釈迦牟尼世尊を前に椅子に腰かけ般若心経と観音経(全文)を読ませていただきました。
かなりの長丁場にはなりましたが、今日はこれが最後と張り切りました。
閻魔大王さまをはさみ大黒さまと仲良く談笑しました。
主だった宗派をまわりました。何か、わが宗派がないそれは、私ごときにもお寺さん選ぶ権利があります。宗派では無く仏作法なお寺はこちらからご遠慮申し上げました。
十王像十体
秦広王、初広王、宋広王、五官王、閻魔王、変成王、大山王、平等王、都市王、五道転輪王の十王像すべてが、寄木造の彩色像である。各像の面相、形状に多少違いは見られるが、全体に金泥を塗り、彩色を施す技法や彫法が共通し、同一仏師の製作になるものと見られる。造り込みも丁寧である。江戸初期の終わりから中期初頭にかけての製作と見られ、この大きさで十王像がそろって居るのは県内でも珍しい。
十王信仰は、初七日から三回忌までの十忌日に、地獄を支配する十王が、順に裁判官として死者の生前の罪業を裁くというもので、死者の供養と結び付き、六道救済を十王による裁定の軽減の形で表現するようになった現れである。この十王信仰は中国で唐時代から盛んになったが、日本には鎌倉時代に請来されている。盛岡における十王信仰を知る上でも貴重である。(盛岡市教育委員会掲示より)