マルタ日記

感謝な出来事。聖書からのみことば。
思いのまま吹く風と共にきらきら輝くキリストの花嫁の日々

沈黙 ーサイレンスー

2017-01-29 | 日々の出来事

映画 沈黙ーサイレンスーを見てきました。
拷問シーンに苦しくなると思って心して挑んでいきましたが、
大籠に行ったり、広瀬川に行ったり、
殉教についての知識が増えていたおかげか、
なんとかそのところは大丈夫でした。

劇場の音響でしか味わえない音。
素晴らしかった。
音楽はなく、自然の音。
そこで、あの沈黙を感じて。
果てしなく沈黙。

しかしその中からの声。

あーもう一回見たい。
感じたい。



遠藤周作の小説「沈黙」は、高校時代に夏休みの宿題の読書感想文を書くために読み、
規定の原稿用紙5枚以内にまとめるのに苦労した覚えがある。
それでも、感動をしたため、書いて提出すると、
学内コンクールで最優秀となり、みんなの前で発表するということに!

じつはその学校は、仏教校で、
その頃の私は、読書感想文にはキリスト教の本を読んでは提出していた。
面倒な生徒だったわ。(笑)

最優秀になって、文化祭でみんなの前で読むことになると、
国語の先生が指導してくれることになったのだけれど、
その先生は、じつは、僧侶..... 

なんだかなー(-_-;)
と前置きして、
指導してくれたのを覚えている。
そりゃ、しづらいわな。。

よく、選んだよね。。って思ったよ。
だって、その学校の講堂には、仏像があって、
その前で、「沈黙」の感想文を読んだんだもん。。。 

でも、、忘れてたけど、今ようやく思い出した!
その、僧侶先生の指導の元、
全く私の文章でも考えつきも思いもないような言葉を挿入させられたのだったっ!!!

親鸞聖人の歎異抄にはこんな言葉がある。
善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」

とか。。

実は私、フェレイラのようなことさせられてたのだった。。と今、改めてビックリだわ。
とんでもない学校だったわね。やっぱり。 

  


映画が、素晴らしい出来で、完全に小説「沈黙」を映画化できているというので、
小説をもう一度読まなくても良いかも。。(笑)


ホントに不思議。
なぜこの映画が、今、この時に上映されるのか。
神様のご計画でしょうね。

何年か前にもアグローで、殉教者の血の地の癒しのためにプレイヤーウォークをしていたが、
今年もそのために祈っている。

宮城県も殉教の碑があり、そのためのプレイヤーウォークもしたが、今年ももう一度行く。
そして、隠れキリシタンもたくさんいたという土地を訪ねていこうと思ってます。

沼地である日本。
そうであるならば、
土地が変えられるようにと、祈ります。

 

「聖霊の風」を賛美している時に、
映画「沈黙」の情景が出てきた。

 

 あ、風の中に、主はおられたんだ。
沈黙なんてしてなかった。

 

風をとらえて、
主の御声を聞かなければ。

そう感じた。