今日は三男くんの13回目の誕生日。
彼の誕生日はいつも感慨深い。
13年前の今日、病院で三男は生まれた。
もちろん看護師さんもいたけれど、
医者は間に合わなかった。
助産師さんの看護師が三男を取り上げてくれた。
彼が生まれたとき、誕生を分ち合う人は、
病院にはいなかった。
家族は誰も病院に来なかった。
おもしろいんだ。
病院の看護師さんは私の家に電話をかけてくれて、
もうすぐ生まれますから、どなたか家族の方、来て下さいと伝えてくれたと言う。
やさしいんだ。そんなことしてくれるなんて知らなかった。
二度も。
でも、誰も来れなかった。
夫がアメリカに行ってていなかったので。
私の実家の母も私の妹が臨月で(私の予定日より早く)動けず。
夫の母がかろうじて上の二人の兄弟を家で見ててくれた。
実は、早産だったので誕生の3日前から入院。
病院に連れて行ってくれたのも教会の人。
その間ずっと上の二人を泊りがけで見ててくれたのも教会の人。
1日遅れで夫の母が来てくれた。
三男くんの誕生のあと、誰も家族のいない私を看護師さんがとっても気遣ってくれた。早産で入院していると聞いて尋ねてきてくれた母の友人が誕生のあと始めてのお見舞い。「一人でよくがんばったね」って言われて思わずウルウルしてしまった。
今朝、夫の母から三男くんの誕生おめでとうと電話があった。
毎年電話を下さるけれど、いつも決まって話題になるのは、
その時のはちゃめちゃぶり。
今思うとおかしい。笑い話。
でも、必ず神さまが助け手をちゃんと用意して下さっていた。
三男くんの誕生日には、いつも多くの方に感謝をする日となる。
それでも、毎年、ちくちく夫をいじめる。
忘れないように。
今年も三男くんの誕生日にいないんだぁ~って
一人で赤ちゃんを産むのはとっても悲しいことだから。
どんなことがあってもお母さんの側にいてあげて欲しい。
みんなにそうすすめている。