キャノンのバルナック型である
おそらくII型S改であるが、値札を紛失したため不明である。
キャノンのホームページで見分け方が書かれているのでそれに照らし合わせるとII型S改が該当する。
確かIV型sb改と書かれていた気もしないでもないが、シャッターに1000がないので違うしスローには30~1とあるので自信はないが間違いないと思う。
というか分からなければ、適当に書いてほしくないと思ったり、本当はIVがよかったんだが仕方ない。
VTもあったが、VTはグリップがないとめんどくさい巻き上げなので辞めた。それ以外は近代的になってたと思う。
購入機は、スローが不調で粘っていた印象があり修理に出したが異常なしと書かれていた。
ジャンクのなかでは5万円と飛び切り高かった。
今でこそキャノンのカメラにニコンのストラップしているとなんかおかしな印象だが、この当時はキャノンボディにニコンのニッコールレンズもついたのがあるので、それに照らし合わせると問題ないんじゃなかろうか?と思ってしまう。
はるか昔なので、まだ製造設備が整っていなかったため、レンズ専業メーカーに作ってもらったというのが正しいのだろうが
珍しく純正の当時ものと思われるフィルターとキャップがついてました。
ニッカと操作性はほぼ変わらずでファインダーが可変倍率になっている点である。
フィルムの入れ方のめんどくささも同じである。
一応バルナック型は似通った操作性ではあるが念のため書き残しておく。まあ間違えてる部分もあるので参考程度に
1.フィルム装填
裏ブタ開いた部分にも書かれているが、フィルムの半分を滑らかなS字を描くように10㎝ほど切り取りスプールに巻き付ける
パトローネを巻いてたるみを取り装填する。
裏ブタを閉める際、巻き上げ軸とボディの合わせに注意する。閉めたら巻き上げを行う。うまくいっていれば、巻き戻しノブが供回りする。
回らなければパーフォレーションにかみ合っていないので再度やり直す。
切らないで行う場合は、薄いカードを撮影枠部分に引っかからないよう差し込むか、
次の方法はリスクがあるがレンズを一度はずし、シャッターをTにして開きっぱなしにしてパーフォレーションの引っ掛かりを取り除いてやる。
2.シャッター
シャッターの合わせ方。巻き上げを行う前に軍幹部シャッターノブを引き上げて速度を合わせる。
低速に合わせる場合は、軍幹部の高速スピードを30に合わせ全面の低速ダイアルで速度を変える。低速ダイヤルは30に合わせるとロックされるので、それ以外にする場合はロックピンを抑えて低速ダイヤルを回す。
フラッシュを使用する場合は高速側X、1-30。低速X、30に合わせる(たぶん)。フラッシュは特に
巻き上げノブを止まるまで回しシャッターを押す。初めて撮影する際は2~3枚ほど空シャッターを切り感光させたフィルムを巻きとっておく。
3.ファインダーとレンズ関係
ファインダーは二重像式で、無限遠に合っているとレンズがロックされているので解除ボタンを押して時計回りに回すとロックが外れる。
写真左側のレンズのポッチを押す
巻き戻しノブ下にはファインダーの倍率が変更できる
F=50㎜、×1=100㎜相当、×1.5=150㎜相当(たぶん)の画角ではあるが、拡大してのピント合わせ用である
レンズ全面(キャノン、ニッコールなど)に絞りがあるので適切な位置に合わせる。クリックありやノンクリックタイプがある。