正月のお年玉として買ったトプコールとインダスター
試写に出るまで結構時間が掛かってしまったが、やっとこさ撮影できたので写りを見てみたいと思う
トプコールは東京光学製のエルマー型レンズ
東京光学のレオタックス付属レンズっぽいです。(ちなみにですが、レオタックスもコピーライカです。)
絞りは正面でピントは鏡胴後部と一般的。沈胴型なので引っ張って左に回して固定右に回して沈胴。コピーエルマーなんで本家とほぼ同じと思われる。
吾輩購入品は年相応のシブさがある。ヘリコイドグリスや絞りを整備してもらえればマシにはなると思う。
インダスターは共産国生まれのテッサータイプ
53ミリという中途半端な焦点距離でもF値は明るい2.8
このインダスターの情報が旧ソ連製ライカスクリューマウントレンズでテッサー型ということ以外わからなかった。
描写でいえばまあまあらしいけど、星ボケすると書かれていたがまあなるほどなって感じの絞りでした。
絞り同士が覆い切れていなく、わずかな切れ欠きが生じているのでその漏光の回析効果で絞りが星形に写る
少し前にはやったカメラ女子というのに人気だったレンズの様子。昨今カメラ女子なんてすっかり聞きませんし目が覚めたのでしょう。
各々を撮影してみて
撮影内容はイーブンにしたかったが、いろいろ訳アリで(ただ同じ被写体を撮るのがめんどくさすぎたので)
トプコールは、エルマー型で初めて見る写りです。
結構いい加減にとってもピントずれていないし、そこそこ写ってます。
写りの感じはテッサーのシャープさには及ばないが、柔らかさとシャープさのベストマッチな感じじゃと思いました。
トプコール試写
インダスターはまあ見ての通りテッサー型の写り。吾輩はローライ付きのテッサーと京セラのゾナーOEM(T2、T3のやつね)しか知らないのですが、テッサー型でも独特な発色ですね。色の飽和が抑えられていなくてちょいと汚い。
インダスター試写
まあ、噂通りまあまあな写りです。
どちらかというとトプコールのほうがよく写っているので好みですね。
いつもの出すところが閉店してしまってフィルムの現像所変えたのでそのせいもあると思いますので色がくすんで不自然な色補正されてる感じ。
それよりもフィルムでとるのが恐ろしく久しぶりすぎて、失敗が多いという恥ずかしい一面。ローライじゃないだけましかも
(ニッカは距離計はあるものの露出計がないので)
作業用ヘルメットのあご紐はセスキ炭酸を溶かした少し熱いお湯でつけ置くと汚れが落ちる
セスキがなくとも、台所用中性洗剤で汚れは落ちる。
どっちか片方だけどOEMなのでひとくくり