Festina Lente

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今日の1枚

2004年10月26日 | MUSIC&ART
ブラームス交響曲第1番ハ短調作品68

ブルーノワルター指揮
コロンビア交響楽団

地震や台風の被災現場の映像などをテレビで多く見ると、なぜかこの曲の第1楽章が頭の中で鳴っている。

第1楽章は厳しい運命の訪れを表しているように僕には聴こえる。第2、3楽章で一喜一憂し、第4楽章では運命を乗り越える決意、覚悟が湧いてきて、ようし、頑張るぞ!!!、という気持ちになる。

ブラームスは、ベートーヴェンへの畏敬の念をこめてこの曲を書いた。そのため、この曲のあちこちにベートーヴェンの9つの交響曲を彷彿とさせる場面があり、新古典派などと呼ばれることもある。
ワルター、コロンビアは、表情豊かにこの楽曲の素晴らしさを堪能させてくれる。こういう解釈演奏は最近流行らないといわれているが、僕は好きだ。

ブラームス:交響曲第1番
コロンビア交響楽団, ブラームス, ワルター(ブルーノ)
ソニーミュージックエンタテインメント

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コメント (1)
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