イシモチの奥さん、まあまあ外出できるくらいには回復したので、予定通り、コンサートへ行ってまいりました。
このコンサートのチケットは、半年前くらいにとったものです。
まったく、日本のコンサートのチケットって、どうして半年前に買わなきゃいけないでしょう?半年後なんて、自分が生きてる保障は全くないのに。
それで、コンサートですが、席は、なんと最前列のど真ん中。
ステージすぐ下で、出演者の唾をかぶりそうなところでした。
それゆえいろいろ発見も多かったのですが、と~っても大満足な内容でした。
カウンターテナーって、ちょっと不気味な感じがするでしょ?
ところが、ジャルスキーさんのは、ほ~んとに自然で、全く違和感がなかったのです。
声にビブラートをかけていませんので、高音がそのままスーッと耳に入ってきて心地よかったです。
ラルペッジャータのみなさんの演奏は、古楽というよりフリージャズでした。フィドルが凄くうまくて(ビブラートなしでした)、びっくりです。
古楽のアンサンブルは、当時は、もっと自由なモードジャズのような演奏スタイルだったのかもしれません(事実古楽の和声は旋法中心ですから、モードといえますよね)。
アンコールに何度も応えてくれて、ジャルスキーさんが、モンテヴェルディを日本語で歌ったとき、会場中が、シ~ン、となって聴いていました。
心がお腹いっぱいになったコンサートでした。また行きたいです。