先日、NHK特集で、日本のスパコン「京」と、アメリカのIBM社製の「ワトソン」のことが取り上げられていました。
「京」も凄いけど、僕がびっくりしたのは、「ワトソン」の方です。
まず、「ワトソン」は、人間の言葉が解るということ。単なる音声認識システムじゃない。
「機械学習」というプログラムを組み込んであり、思考してしゃべってる、という印象を受けました。
それで、先日、全米のクイズ王と勝負して、勝ってしまった、と。
従来のコンピューターと違って、「機械学習」なるものをさせて、人間の直観力に近いものを身に着けさせることが可能となった、言われています。
本当にすごいのですが、やはりここで心配なのは、「ターミネーター」に出てきた、「スカイネット」のようなコンピューターが出現するのでは?ということです。
今、グリッドシステムといって、インターネットなどで、複数のコンピューターを連携させてスーパーコンピューターのような働きをするシステムが研究されていますね。
とすると、「ワトソン」と「京」がネット上で連携するなんていうことももしかしたら不可能ではないですね。
「京」は、計算能力が非常に高いコンピューターで、これと、「ワトソン」のような、「機械学習」で思考する人工知能が結びついたら、どんなことになるでしょうか?
好奇心の強い科学者なら、やってみたくなりますよね。どんどん学習させて、人工知能をどんどん育てて、そして・・・。
やはり、あまり、楽観的な想像が浮かんできません。
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