羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

舞姫

2007年06月07日 21時17分32秒 | Weblog
 池袋駅を降りて、東武百貨店・旭屋に直行。
「テレプシコーラ、調べていただけます」
「はい、お待ちください。何巻で……?」
「4巻と5巻を抜いて、全部お願いします」
「はい、……、10巻目だけ在庫ありませんが」
「では、あとのところをよろしく」

 待つこと数分で、本が届けられた。
「テレプシコーラ」とは、日本語では「舞姫」と訳しているが、ギリシャ神話に登場する太陽神アポローンが率いる九人のムーサイ(ミューズ)の一人で、合唱詩と舞踏をつかさどる女神のこと。
 
 第11回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作品である。
 作者は山岸凉子。少女漫画の世界で、バレエにみせられた少女たちを描いている。20年以上も前に『日出処の天子』を読んだことがある。そのときもはまった。

 今回は、日本のバレエ界を舞台に現代の少女の暮らしが描かれている。
 自宅近くの書店で、4・5巻は手に入っていた。あとは、大手の書店を探そうと、授業がはじまる前に立ち寄ったのだ。
「オー、10巻目がない!」

 帰りの電車は池袋発でしっかり座れた。
 帰宅してから、食事のあとずっと読み続けている。
 ブログを書いていないことに気付いて、パソコンを立ち上げた。

「華やかなバレエの舞台裏で、繰り広げられる壮絶な戦い」
 昨日の朝日新聞の広告欄である。
 股関節がバレエには不利な状況にある少女の戦いが描かれているようだ。
「最新のスポーツ生理学をとりいれた指導法も紹介されている」
 このフレーズに目が止まった。

 ところが、物語が面白い。
 止められないので、今日は、このへんで。
 
 6巻目に入ります!
コメント (2)
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