■□■カムイミンタラ■□■

旅の話、仕事の話、色々と書いてます。。。

三婆

2006-12-28 20:01:06 | 病院のシゴト
我が病棟には仕事の出来ない60代の三婆ナースがいる。

口ばっかり恐ろしく達者なのである。

三婆Aはカリウム入りの点滴を誤投薬。しかも、薬局が薬を詰め間違えたのだから

自分の責任ではないと言う。事故報告書も「薬局が間違えたため」と書き込み譲らない。

婆よ、ダブルチェックは何の為に行っているのだ? カリウムは心臓、停まるぞ。

急性期病棟での研修中の急変で「出来ません」って逃げたくせに。

三婆Bは自らが癌に冒され何度となく手術をしているのに今だ働く。

体力は全くないので足手まといにしかならない。患者を体位交換させたくて手を

借りても全く持ち上げることが出来ない。いい加減、引退しろちゅーに。

合い言葉は「昔は出来たんですけどねぇ~」。

三婆Cは点滴をヘパロックすることを60過ぎるまで知らなかった・・・。

おい、ナースになってから今までどんだけの人の血管を詰まらせたんだ?

事故報告書に書き込む役職名には「さん」は付けなくていいの。

「主任さんが発見してくれたために・・・」って書類上じゃなく現場でもっと

低姿勢になれっちゅうの。あのね、危篤時に家族に電話するときに

「浴衣を持ってきて下さい」って人としてどうかと思いますよ。

まだ亡くなってないし、浴衣なら病院にあるから。そっちの方がコスト取れるから。

嘔吐物で汚れた患者さんを放置するのもやめてください。

着替えなら言ってくれればやりますから。

こんなコトがあった。

夜間帯で入院した患者さん、その晩に亡くなった。担当は婆Aと婆B。

ワイセが2万なんて聞いたことないと何度も採血をし直したらしいが

アンタの知識不足なだけで、もっと他のことをすれば助かったのでは?

とある患者さんがラウンドしたら心肺停止状態だったと聞いた。

なんとなく違和感を感じた。そう、モニターを付けていたはずなのに何故

レベル低下に気が付かなかったのか・・・・。なんとモニターが外れていたらしい。

死後30分は過ぎていたのではないか?という状態。担当は婆B。

先日の夜勤で夜中に患者さんが我慢できない痛みと頭痛を訴えてきた。

今までそんな症状はなかったのにとドクターコールで対応。

朝のバイタルチェックで恐ろしい事実が・・・・。なんとその患者さんの胸に

隣の患者さんのニトロダームが貼り付けてあったのだ!! あり得ない!!

頭痛だけで済んでよかったけど、血圧低下で死んだらどうするんだよ!!

もちろん、婆Cである。

婆Cに言われたことがある。「アンタ、仕事忙しそうだったから、氷枕作っておいたから」

はぁ? バイタル計って氷枕を当てるのはナースの仕事だろ。

も一つ。

「カストの中の四つ折りガーゼを多めに作っておいてくれる?今、褥創持ちが多いからさ。」

カストといって、四つ折り、八つ折り、Y字ガーゼ、綿球が入っている容器がある。

これを補充して滅菌にかける作業がある。ナース業務だけど手が空いているときは

私も作る。で、四つ折りガーゼって通常、50枚くらいは補充しておくんだよね。

しか~し、ある日、婆Cは4枚しかガーゼを入れなかったらしい。

50枚いるのに4枚だよ!? カストを開けた前主任がキレて婆Cを呼び出したら

「あんまり使わないと思ったので~」と言ってきた。

そんな婆に「多めに作っておいて」だなんて言われたくない。

しかし、ここでしか愚痴れない自分がとっても悲しい・・・涙。