■□■カムイミンタラ■□■

旅の話、仕事の話、色々と書いてます。。。

豆まき

2007-02-03 17:56:11 | Weblog
去年、厄払いに行った日が偶然にも節分でついでに豆まきに参加したら

あまりにも楽しくてエキサイトしちゃったので今年も行ってみた。

しかも神仏はしご。あっちからもこっちからも福が欲しい30代。

お楽しみ抽選会のための富くじをもらうために豆まき開始2時間前から並ぶ。

この会場の豆まきが始まる前に別な会場の豆まきがあるので富くじを

もらってから移動。なんとなく人混みに紛れて境内で待ってみる。

もうすぐ始まるだろうし。気が付くとどんどん人が増えていく。

なんとも言えない不安が湧く。更に人はどんどん増える。

満員電車状態。和やかな雰囲気だけどちょっと怖い。

やもするとなにやら始まった様子。音が聞こえたり、坊さんが

ホラ貝吹いていたり。ひとしきり儀式が終わるとアナウンスが流れた。

今年の年男や年女の紹介や豆を投げる場所の説明。

ふと聞こえてきたこんな声。「中に当たりと書いてある紙が入って

いた人はどこぞに景品交換に来て下さい。」

え? そんな当たりくじを投げるだなんて危険じゃないのかな~?

と考えていた瞬間に始まった豆まき。「鬼はぁ~外ぉ~、福はぁ~内~」

そのとたんに始まった殺人的おしくらまんじゅう。

マジで今、ここで転倒したら将棋倒しになって踏まれて圧死すると思った。

右に左に前に後ろにもの凄い勢いで押される。豆を取るどころの騒ぎではない。

もう顔も上げられない。腕も上げられない。転ばないように必死でバランスを取る。

あたりでは乳幼児がぎゃーぎゃー泣いている。お父さんが子供が潰されないように

高々と持ち上げて避難しようと人並みを泳いでいるが空からはガシガシと

袋入りの福豆が飛んできて子供に当たる。更に火のついたように泣く。

おじいちゃんが涙目でここから出たいんです~出して下さい~と訴えてくるが

どうしようも出来ない。私には連れがいた。しかもメンズ。

妄想族の私としては去年の経験からして豆ゲットに必死になる人々に

押されてちょっとふらつく、「きゃっ、痛~い」「大丈夫?」と抱き留められる。

「やばい。ぐっときた。」by篠原涼子となる予定だったんだけど

実際はそれドコロじゃねぇ。連れを気に掛ける余裕すらない。どこにいるのかすら

わからない。自分のコトで精一杯。まぁ、人が少なかったとしても少々のコトで

ふらつくような華奢な私じゃないんだけどね・・・・。苦笑。

そんな訳でとにかく一刻でも早く終わって欲しいと思った豆まき。

終わってみれば地面には踏みに踏まれて潰れた豆の袋が散乱していたが

その袋すら拾い集める人もいる。そう、当たりが入っているかもしれないから。

そんな浅ましいココロで福が訪れるのか?人をかき分け押しのけそんなんでいいのか?

いやぁ、もう放心状態です。

もう一カ所の豆まきは遠巻きにのぞき見る。人が来れば譲り私たちは後ろへ後ろへ。笑

地元消防団の人が言っていた。「いや~、去年の3倍は人がいるね。倒れても助けに行けないよ。」

そうか!! 今年の節分は土曜日だ! 去年は金曜日で平日だったから和やかだったんだ。

ガッテン★ガッテン★ガッテン★ それでもこちらは豆まき後の抽選会システムのせいか

人は多いがおしくらまんじゅうにはならない。せっかくなので豆をゲットしたい。

安全性を確信したので2回戦は少~し前の方へ。笑。

なんとか1粒だけゲット出来ました。すごく御利益を感じるわぁ~。笑。

まぁ、なにはともあれ今年一年も健康で過ごせますように。