Naoの誰でもわかる!英語の話

英語を勉強している人へ、面白い、ためになる話し、知識・情報などを、誰もがわかるように書いていきます。

僕の英語体験談(No.1)

2008-06-14 | Weblog
Good evening, everyone. How are you? Hope you are having a good time on Saturday evening. 今回はちょっと趣向を変えて、前に僕が書いた自分の英語学習にまつわる体験記をご披露したいと思います。英語のことももちろんその中に出てきますので、時間が許すようなら読んでくださいね。皆さんの中にもきっと僕と同じような体験をされた方が多くいると思います。ご自分の体験とだぶらせながら読むと面白いと思いますよ。では、どうぞ。 Here you go! Nao

☆夢のハワイへ (No.1)

今や英語は僕にとって日常の言語になりましたが、誰にでも始めはあるもの。これから、時々僕の英語学習の体験、海外留学•生活体験等についても書いていきたいと思います。興味があれば読んでください。英語のことも、もちろん話しますからね、その中で。

さて、僕はよくこんなことを言われます。「あなたのように英語の才能があればね~」とか、「あなたは別格ですから」とかの褒め言葉(あ、別に自慢しているわけでないですよ、とは言ってもね~。嫌みに聞こえたらゴメンなさい…)。とんでもない!これまで僕がどれだけの挫折と屈辱を味わってきたか(涙)、みんな知らない!僕は帰国子女でも、お金持ちの両親がいて海外旅行を小さい頃からしていたとか、父親の海外赴任で海外生活が長かったとか、そんなこととは無縁の、ホントに普通の、英語がまったくダメの両親のもと、国内で引っ越しを繰り返しながら(あ、これは余計ですが…)、すくすくと大きくなりました。英語をしっかり勉強しようと決めたのは大学2年の時。それからは、ありとあらゆる方法を信じ、試み、相当の挫折を繰り返しながら勉強を続けました。それらの方法については別の機会にお話したいと思いますが、今回はまず、僕の始めての海外旅行のお話です。僕の英語実体験の原点の話なので、よかったら聞いてやってください。お願いしま~す。

誰でも英語圏に始めて行くのは、特に一人というのは、結構勇気がいるものです。もちろん、それなりに英語も勉強してきたし、話すことも出来る、いや、出来ると思っている。なので、一人で行こうと決めた。そう思って僕が始めてアメリカへ行ったのは、そう、もう何十年も前のことです。日本で自分なりに勉強を重ね、大学で英語を専攻し、英会話学校へ通い、出来る限りの努力はしたつもりです。そしてバイトでお金を稼ぎ、やっとの思いで夢の国、アメリカへ…。え、最初にどこへ行ったかって?その当時は「夢のハワイ旅行!」が庶民の夢だったんです。もちろん、僕の夢も同じ。そう、始めての海外旅行は、夢のハワイ!でした。

準備はそりゃあ大変でしたね。だって、当時は海外旅行も今ほどには盛んじゃなかったから、準備のための本もあったような、なかったような…。ま、あったんでしょうけど、見なかったです。ともかく、あれを持っていくか、持っていかないか、何を忘れちゃいけない、などなど、それはそれは神経を使いました。準備は出発日前の深夜に及び、というか、ほとんど寝ないで準備をしました。なので、出発当日は頭がぼうっとして、気分が悪い。そしてスーツケースが重い…。そのスーツケースをバスに乗せ、下ろし、電車へ。そして電車を乗り継ぎ、やっと空港バスへ。あ、これ、大阪の話ですので、関西の人はわかりますよね、この流れ。ともかく、やっとのことで空港に着き、やっとの思いで機内へ。

(一口メモ:ところで、席のことですが、皆さんはもうご存知とは思いますが、窓際の席は、window seat。では、通路側は?そう、aisle seatですよね。え、その読み方ですか?アイスル?いえいえ、アイルですよね。当時は知らなかったですね~というよりも、飛行機はやっぱり窓際がベストだと思ってたんで、興味なかったですね、当時は。でも今はいつもaisle seatにこだわってます。今は僕の愛する(アイスル、否、アイル)シートです(ダジャレです…)。なぜって?海外旅行に一人で行った人はご存知と思いますが、window seatの隣には通常2席あります。例えばアメリカへ行くのにハワイで9時間弱(でしょ?)、僕が住んでいたイリノイ州に行くのには12時間ほどかかります。ということは、何度かトイレに行きますよね。あるいは、腰が痛くなったらちょっと歩きたい。でも隣の人が眠っていたら?あるいは、これは実際にあった話なんですが、隣に、いや、その隣にも、身体の大きい人が座っていたら…。恐怖です。ちょっと出るのに、そりゃまあ大変。席に戻ろうにも隣の人が眠っていたら足でまたがなければ自分の席に戻れない。なので、いつでも席を立てる通路側がベストなのです!少なくとも僕にとってはね。)

さて、window seatに座った僕は、しばらくは興奮状態。あちこちを見回し、やっとたどり着いた「夢の(楽園)ハワイ」への空の旅…。ところがです。しばらくすると頭がずきっ、ずきっ。ちょっと前から何となく違和感はあったものの、忘れていたものが、急に強くなってきたんです。え、風邪か、ですって?いえ、これは神経性ですね。要は前の日からのストレスがたまって、たまって、ついに頭痛になって表れたみたいでした。ともかく、痛い。これ英語で、excruciating(エクスクルーシエイティング/極度に痛い、耐え難いほどの)headache(ヘデェィク/頭痛)と言います。しばらく苦しんでいる僕を見たスチュアデス(今は客室乗務員/flight attendant)さんが、Would you like some aspirin? て声をかけてくれました。実は、その時はその人が何を言ったか、よくわからなかったです、正直言って。でも、何らかの薬をあげようか、と言ってると思ったので、Yes, please. と反射的に言いました。彼女からもらった薬らしきもの、それがアスピリンだったんですね。その当時、薬の名前なんか英語で知ってるわけないですよね~。ともかく、薬らしきものを飲んでいつの間にか寝ていると、しばらくして食事で起こされ、また眠ると、また、起こされ、そうこうしているうちに、「飛行機はもうすぐ着陸態勢へ」との機内アナウンス。もちろん、はっきりわかったわけではないですが、雰囲気でそうなんだろうと思いました。そして、僕はそのアナウンスを聞くやいなや、カバンを持ってト
イレに急行。さて、皆さん!突然ですが、質問です。ここで僕は何をしたでしょう?(え、何、急に質問?これは「不思議発見」か?)

さて、答えです。(なんと唐突な…)僕は服を着替えたのです。白いズボンに青いオープンカラーのシャツ。そして、白いジャケット!あ、それと、黒い革靴。「ウッソー、信じられない!」ですって。まあ、なにしろ「夢のハワイ」ですから、さっそうとタラップを降りる自分の姿を想像してたわけです。ナルシスト(narcissist)ですって?いや、素朴だったと言ってください。ともかく、今考えるとホントにお恥ずかしい話です。そして、ハイ、着きました、始めてのアメリカへ。そして夢のハワイへ…。(次回へ続きます。何が起きるか、乞うご期待!)