お米の製造原価はいくら?になるの。
お米の価格設定の考え方が「やらなきゃ損する農家のマーケテイング入門」冨田きよむ著に載っていましたので、転載します。
作付け面積は6町(60反)。
平均収量を、1反あたり精米後430キロとする。
①直接原価
種苗費、土地改良剤、農薬、肥料、生産資材費、人件費、など原価の元になる経費。
6万円×60で360万円。
②製造原価
直接原価に、農機具・農業施設などの減価償却費、電気・水道・灯油代金などの製造間接費を加えたもの。
2万円×60で120万円。
これに直接減価の360万円を足して、480万円。
③総減価
製造原価に、事務手数料、支払い金利、運賃、通信費、交通費、集金手数料などの一般管理費を加えたもの。
1万円×60で60万円。
これに製造原価の480万円を足して、540万円。
540万円がおおむねの生産原価ということになる。おおむね1反あたり9万円ということになる。
もし販売価格がこれだとすると生活できない。
430キロ×60で2万5800キロ。
540万円÷2万5800キロで、1キロ210円となる。

◆販売原価(生産原価+農家の存続費)
農家の存続費(生活費、子供の教育費、冷害や天候不順のときのリスクヘッジ)として、1反当たり20万円上乗せると、540万円+1200万円で1740万円という数字が販売原価ということになります。
430キロ×60で2万5800キロ。
1740万円÷2万5800キロで、
1キロ当たりの販売原価は670円となる。
というわけで、10キロ当たりでは6700円で販売すればいい。

お米の価格設定の考え方が「やらなきゃ損する農家のマーケテイング入門」冨田きよむ著に載っていましたので、転載します。
作付け面積は6町(60反)。
平均収量を、1反あたり精米後430キロとする。
①直接原価
種苗費、土地改良剤、農薬、肥料、生産資材費、人件費、など原価の元になる経費。
6万円×60で360万円。
②製造原価
直接原価に、農機具・農業施設などの減価償却費、電気・水道・灯油代金などの製造間接費を加えたもの。
2万円×60で120万円。
これに直接減価の360万円を足して、480万円。
③総減価
製造原価に、事務手数料、支払い金利、運賃、通信費、交通費、集金手数料などの一般管理費を加えたもの。
1万円×60で60万円。
これに製造原価の480万円を足して、540万円。
540万円がおおむねの生産原価ということになる。おおむね1反あたり9万円ということになる。
もし販売価格がこれだとすると生活できない。
430キロ×60で2万5800キロ。
540万円÷2万5800キロで、1キロ210円となる。

◆販売原価(生産原価+農家の存続費)
農家の存続費(生活費、子供の教育費、冷害や天候不順のときのリスクヘッジ)として、1反当たり20万円上乗せると、540万円+1200万円で1740万円という数字が販売原価ということになります。
430キロ×60で2万5800キロ。
1740万円÷2万5800キロで、
1キロ当たりの販売原価は670円となる。
というわけで、10キロ当たりでは6700円で販売すればいい。
