筋錬忍者 主将

2010年1月1日開設


禍いは、口より出でて身をやぶる
幸いは、心より出でて我をかざる

永平寺、吉峰寺(2010.10.02~03)

2010-10-05 22:52:02 | 旅行・散策

永平寺、吉峰寺への坐禅修行であります。


サンダーバードに乗って福井へ出発です。


あっという間に福井駅

まずは永平寺へ向かいます。


永平寺の玄関です。


中に案内されます。
こちらを向いているのは、我が競走部の“強靭部長”

これ私です。
まずこちらで一回目の坐禅を体験しました。
叉手(しゃしゅ)の姿勢であります。

その後、永平寺内を案内して頂きました。

本堂



こちらで皆の食事を作っているとの事。

でかい“大すりこぎ棒”
これに触ると女性は料理がうまくなり、男性はゴマすりがうまくなるとか・・・


朝のお勤め場所“法堂”


ここが坐禅の場所だとさ

 


両側には


 


傘末閣で天井の絵を見て


ここは終了っす。

では、吉峰寺(きっぽうじ)に移動します。

吉峰寺は道元禅師が京都からこちらに移った際の最初の禅寺であります。
道元禅師 入越初開の坐禅道場であります。


玄関に徹通観音様がお待ちしてくれております。



坐禅道場であります。

修行の前に寺内を案内してくださいました。

開山堂



道元禅師様が坐禅を組まれた石

ここです。



ここには、道元禅師様の像があります。
日本で見れるのはここだけ。
左の地蔵様は、体の悪い所を治してくれるそうな。


この中に祭られております。



いきなりですが、晩御飯を準備してくださいました。

夕食
結構ディナーだと思いました。

食事の際は、五観の偈(ごかんのげ)を皆で唱えます。

【偈文】

 一には功の多少を計(はか)り彼(か)の来処(らいしょ)を量(はか)る。

 二には己が徳行(とくぎょう)の全欠を[と]忖(はか)つて供(く)に応(おう)ず。

 三には心を防ぎ過(とが)を離るることは貪等(とんとう)を宗(しゅう)とす。

 四には正に良薬を事とすることは形枯(ぎょうこ)を療(りょう)ぜんが為なり。

 五には成道(じょうどう)の為の故に今此(いまこ)の食(じき)を受く。

 で、「いただきます」となります。

食後にも食後の偈(しょくごのげ)を唱えます。

『食後の偈』
願わくは此の功徳(くどく)を以て、あまねく一切に及ぼし、我等と衆生(しゅじょう)と、皆共に仏道を成ぜんことを。  「ごちそうさまでした」

 


しかし、この後には、スケジュールが一杯。

この後急いで風呂に入った後、夜坐を行いました。


今晩の寝床
PM9:00就寝

ほんでもって翌朝
AM4:00起床


洗面所も綺麗です。

朝から禅を二回と朝のお勤めを終了した後は、朝食です。


お粥にごま塩を降りかけて、頂きます。

早朝の掃除
掃除する事は、結構気持ちがいいものでした。
素晴らしい経験ができた二日間でありました。

(おまけ)

祖跡コース
道元禅師が永平寺へ歩いて行ったコースがお寺の裏側にあります。
ハイカーの僕としては、見過ごせないコース。
いつの日か、遠足するぜよ 

コメント
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