甲斐さんのツアーの代わりに「ムサシ」を観劇なさる方の次に奥さんの投稿…
「先日、恋愛感情を持っている某バンドメンバーへの付きまとい行為により
ストーカー規制法違反の罪に問われていた 46歳の女性に
無罪判決が言い渡されたというニュースがありました
この女性は、2018年以降、バンド側に拒まれたり、警察官から口頭注意を受けたりしながらも
変装までして、何度もライブ会場を訪れていたらしいんですが
当時のストーカー規制法は、住居や勤務先など
被害者が『通常いる場所』での付きまといを規制対象としていたため」…まで読まれて
「あっ、なるほど!ハイハイ、住居や勤務先ね」と甲斐さん
「被害者が、年に数回しか使わないライブ会場は
『法律の構成要件に合わない』と判断されたようです
ただ、今年施行された改正法では、ライブ会場を訪れることも罪になる可能性があると知って
じゃあ、甲斐さんのライブに足繁く通っている私も
甲斐さんから『付きまといだ!』と訴えられたら
有罪になってしまうのか!?…と少し不安になりました」
…と読み終えられた途端に「ナニを言ってるんだ!?キミはいったい…(笑)
イヤ、でもこれ、アレでしょ?あの…住居や勤務先だと、その対象になる訳ですよね?
えー、ライブ会場も俺たちは勤務先なんだけどね(笑)」とおっしゃったのを聴いて
奥さんは「絶対そう言うと思った(笑)」とクスクス(笑)
まあ、法律では、ツアー先の全会場ではなく
ある1会場を指して「年に数回」と捉えているんでしょうが
「付きまとい」というからには、あちこちの会場に現れたんじゃないかと…?(苦笑)
そして、投稿の最後の部分…「一体どんなことをしてバンド側に拒まれたのか
甲斐さんは、ご想像がおつきになりますか?」については…
「まっ、とにかく…あのー、アレですよね
コヤツも今年からだったら、アウトだったということですよね?
えー、まあ、付きまといどーのっていう…ナンか、どんな…
『どんなことしたらバンド側に拒まれるのか?』っていうことですから
これ、よっぽどね、付きまといっていうのがハッキリ判るくらい…目立つくらい
迷惑になるくらいっていうことなんでしょうね?ハイ
出来るだけ控えて頂いて、穏便にみんな…お互いね
えー、穏便の関係が良いと思うんで、ハイ」…とのお答えを頂きました(笑)
「えー、80歳で亡くなったチャーリー・ワッツの…
えー、今夜はそのチャーリーを偲んでっていうことで…
まっ、色々…時間に限界があるんで、えー、かける曲も当然、限られてるんですけど
これは好きでしたね、僕は…このドラミングも最高!これ、全体の考え方がすごいイイんで…
あの…このストリングス、アレンジしたのはですね、えー、ポール・バックスターって言って
エルトン・ジョンで、すごい有名になった…えー、僕らも大好きでしたけど
この人のアレンジは、僕は、あのー『シスコ・ナイト』っていう曲で
『この曲をこういう感じで…』っていうサンプル出した時
アレンジャーにね、この曲を聴かした感じがします」
…と話されてましたが、かつてのインタビュー記事にも
「アメリカの弦は、高く澄んだ音になるけど
イギリス人がやると、低音のチェロ・ビオラが
クラシック風にぶっとくなる
ストーンズの『アズ・ティアーズ・ゴー・バイ』みたいにね
小学生の時からイギリスの弦が好きで、弦だけ入れにレコーディングに行きたいって思ってる
ロックに使われてるストリングスの音色は
イギリス人がやると、低音のチェロ・ビオラが
クラシック風にぶっとくなる
ストーンズの『アズ・ティアーズ・ゴー・バイ』みたいにね
小学生の時からイギリスの弦が好きで、弦だけ入れにレコーディングに行きたいって思ってる
ロックに使われてるストリングスの音色は
大森も松藤も好きなんだよね」…というご発言がありました
ともあれ…「えー、僕は、この曲の詞を見て
『ああ、こういう趣きのヤツを書くぞ』と思って『安奈』を書いた…
急に思い出しました、これ聴いて、ハイ
『お前のもとに戻ろうと…』っていうのは、日本では、だいたい離れて行って
北へ向かう、夜汽車で離れていく…ね?それがだいたい演歌的発想なんですけど
戻る歌がないんで…『君のもと』とか、そういうね
えー『住んでた街に戻る』という歌がなかったんで書こうと…
その発想になったのは、これだったと思います、ハイ」
…と「ムーンライト・マイル」を流されてましたが
「安奈」を書かれた当初は、グラハム・ナッシュ&デイビッド・クロスビーの
「サウスバウンド・トレイン」のイメージがおありだったのか?「南へ向かう夜汽車」という歌詞だったのが
周りの皆さんから「イヤイヤ、おかしいだろ!?」と言われて
「北へ向かう」に書き直されたんですよね?(笑)
ただ、我が家では、以前に甲斐さんがMISIAさんのラジオ番組に出演なさった際に
アラン・トゥーサンの「サザン・ナイツ」をリクエストされ
「イントロのピアノが『最後の夜汽車』に反映している」とおっしゃったことに納得しつつ
「異邦人の夜(シスコ・ナイト)」を彷彿させたことを思い出しました
「異邦人の夜(シスコ・ナイト)」を彷彿させたことを思い出しました
ちなみに、グレン・キャンベル版の「サザン・ナイツ」の邦題は「哀愁の南」です(笑)
それはさておき…「ハイ、ということで『ムーンライト・マイル』
えー、同じタイトルの映画がありましたよね
ジェイク・ギレンホール主演の…えー、ダスティン・ホフマンとか…
えー、いきなり彼女が事故死するトコから始まる壮絶な映画なんですけど
これは、あの…ストーンズの『ムーンライト・マイル』をイメージして
えー、監督が撮ったという…ね?えー、そういう映画がありました」
…と話されていたので、ちょっとググってみたら
「事故死」というのは、発砲事件に巻き込まれるという意味だったんですが
これは、ブラッド・シルバーリング監督自身が
恋人だったレベッカ・シェイファーという女優さんを
彼女のストーカーに射殺されたという実体験をもとに撮った作品みたいです