僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

「幸せな老後」 とは

2012年05月30日 | 読書

養老孟司さんの「養老訓」という名著がありますよね。
団塊世代の僕たちには身につまされる話が満載です。

読まれた方も多いかと思いますが…

そこに、こんな一節がありました。

「幸せな老後」 という言葉は少々おかしい。
老人になるということは、人生が終わると言うことですから、
身体は駄目になってくるし、目は見えないし、みんなはバカにするし。
何が 「幸せな老後」 だと思います。

あまり大きな期待はしないほうがいい。

そうしたら思いがけないことですごく幸せを感じるかもしれない。
それには感受性が大事です。

…というくだりです。

な~るほど。 感受性ですよね~

そういえば、意識はしていませんが、僕がこのブログを続けているのも、
感受性を衰えさせたくない…という気持ちが作用しているのかも知れません。。

ま、それはそれとして。
この本には次のようなことも書かれてありました。

老後に本当に必要な資産はお金ではありません。根本は体力です。
きちんと歩けるほうが財布に100万円入っているよりも、ずっと幸せです。
体が元手で、お金が元手ではありません。
老後資金より、老後体力を考えるべきなのです。

…と。

説得力のあるお話です。

でもね…
財布に100万円入っているというのも、かなりの魅力ですよね~  
                                        

 

 

 

 

 

 

コメント (4)
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